目次
- オートミールとは
- おすすめオートミールを食べ比べ
- 日本で1番手に入りやすい! インスタントタイプのオートミールのおすすめは?
- インスタントオートミールのおいしい食べ方は?
- 食べごたえ重視! トラディショナルオートミールのおすすめは?
- トラディショナルオートミールのおいしい食べ方は?
- インスタントとトラディショナルの折衷タイプ! クイッククッキングオートミールのおすすめは?
- クイッククッキングオートミールのおいしい食べ方は?
- 上級者向けの本格派! カットオーツのおすすめは?
- カットオーツのおいしい食べ方は?
- お湯やミルクをかけるだけですぐに食べられる! オートミール加工食品もおすすめ
- トレンドのオートミールを食事に取り入れよう!
上級者向けの本格派! カットオーツのおすすめは?
オーツ麦のもみ殻を取り除き、2~3個に割っただけの状態のオートミール。精製の際に加熱していないので必ず加熱してから食べなければなりません。オーツ麦の胚芽や外皮が含まれているので、ほかのタイプに比べて、食物繊維やミネラルの含有量が豊富です。
ポリッジにするには25~30分以上の煮込み時間が必要となり、ひと手間かかる存在ですが、インターネット通販の口コミでは軒並み高評価を得るオートミール界の隠れた人気者。
インスタントオートミールと同じ種類の食べ物であることを忘れてしまいそうになるほどの、衝撃的な歯ごたえは見逃せません。
【カットオーツタイプのおすすめオートミール】1.ケタ違いの食べごたえ! 未知のプチプチ食感を試してみて!「スチールカットオートミール(クエーカー)」
古き良きアメリカの食文化を伝えるクエーカーブランド社製。カットオーツの別名、スチールカットオートミールが商品名になっています。
グラムあたりの単価は高めですが、1食40gほどで満腹感が得られるので、ほかのタイプに比べて、高いコストパフォーマンスを誇ります。
「スチールカットオートミール」を実食!
白っぽい茶色の円柱状の粒で、そのままでは小枝のように固く、本当に食べられるような状態になるのか思わず少し不安になってしまいますが、ご安心を。
できあがったポリッジは、生米を煮込んでつくったリゾットのような食感で、プチプチとしたオーツ麦の粒が際立ちます。カットオーツに共通の、跳ね返してくるような強靭な弾力がしっかりと感じられます。加熱を始めて10分過ぎたあたりから、数分に一度かき混ぜないと焦げ付きそうなほど、とろみが出ます。
<オートミールDATA>
- 食感:もっちり&プチプチした歯ごたえ
- 香り:香ばしく強めの甘い香り
- 入手方法:インターネット通販など
【カットオーツタイプのおすすめオートミール】2.知る人ぞ知る! アイリッシュブランドのオートミール「挽き割りオートミール(オドラムズ)」
アイルランドの老舗オートミールメーカーのオドラムズらしい、香り高いカットオーツ。
メーカーでは、大さじ2~3杯のカットオーツを2合の白米と一緒に炊飯器で炊き込むレシピが推奨されていて、雑穀米のように食べることができます。(通常の2合炊きの水分量に25㏄ほど水を足すのがおすすめ。)
パッケージには必要最低限の情報しか掲載されていないので、カットオーツの扱いに詳しくなってから試してみたいアイテムです。
「挽き割りオートミール」を実食!
濃い茶色の固い粒で、オドラムズ社のオートミールに共通の香ばしさと、わずかに洋ナシのようなフルーティーな香りが感じられます。
ポリッジにすると、クエーカー社のカットオーツよりも粘りが弱めで、若干さらっとした仕上がりになりますが、強靭な歯ごたえは遜色ありません。あっさりとした甘みで、全体的にさっぱりした口あたりです。
<オートミールDATA>
- 食感:普通&プチプチした歯ごたえ
- 香り:洋ナシのような独特の香り
- 入手方法:インターネット通販など
カットオーツのおいしい食べ方は?
ポリッジにするには、約40gのオートミールに対して300㏄程度のミルクor水を入れ、弱火で25~30分以上の煮込み時間が必要となりますが、うまく煮込むとプチプチとした歯ごたえが独特の、唯一無二のポリッジができあがります。
米の芯をわずかに残したリゾットをつくるには少々技術がいりますが、カットオーツなら煮込むだけで極上食感のリゾットのように仕上がります。ミルクで煮込んでパルミジャーノチーズをかけるのがおすすめです。
そのほか、砂糖やスパイスとともに煮込んだスイーツ系のポリッジや、炊飯器で米と一緒に炊いて雑穀米のように楽しむこともできますよ。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】Wing
SNS
さまざまな分野のプロがそろっており、エリアやジャンルにこだわらず、幅広い記事を書きます。
「楽しくてわかりやすい記事」をお届けすることを目標に、日々新しいことにチャレンジしています。