目次
バニラアイスおすすめ「お取り寄せアイス5選」
軽い口当たりの虜になる「スノーロイヤル（雪印パーラー）」
1968年に、宮内庁の依頼により昭和天皇・皇后両陛下のために作られたバニラアイス。制作に2年もの時間をかけ、ミルク本来の風味を感じられるよう研究されて誕生しました。
北海道産のミルクをふんだんに使い、口当たりを滑らかにする乳脂肪分はたっぷりと15.6%。卵不使用で、やさしい口どけが魅力です。
スノーロイヤルを実食！
スプーンを入れると、その柔らかさにびっくり。ふわっと軽く、口に入れるともったりとしてまとまりのある食感です。バターのようなコクがありながらも、あと味がさっぱりしているのでまたひと口とスプーンが進みます。個人的には、いくらでも食べられるアイスクリームです。
こんな人におすすめのバニラアイス
さっぱりとバニラアイスを食べたい人
スノーロイヤルのデータ
あと味があっさりしているのは、乳脂肪分が多いため。原材料が少なく、当時の職人の技術力の高さを感じる
種類：アイスクリーム
無脂乳固形分：8.5％、乳脂肪分：15.6％
価格：533円／140ml、4570円／2000ml
衝撃的な濃厚ミルク「南ヶ丘牧場 ガーンジィゴールデンアイスクリーム（南ヶ丘牧場）」
酪農が盛んな那須高原にある南ヶ丘牧場で人気のアイスクリーム。ご当地の牧場ソフトクリームをカップアイスにしたものです。
日本で約200頭しか飼育していないガーンジィ牛のミルクを使った、超濃厚な味わいが特徴。飼育頭数が少ないだけでなく、搾乳量もホルスタイン種の約半分ほどのため、ほかでは味わえないレアなおいしさです。
アイス好きなら一度は食べておきたいひと品。
南ヶ丘牧場 ガーンジィゴールデンアイスクリームを実食！
現地の牧場で食べて、その濃厚さに衝撃を受けたアイスクリーム。お取り寄せ商品でも、濃厚を超えた、超濃厚な味わいは健在でした！バターのような塩味を感じるコクとミルク本来の甘さを、あと味までしっかり感じられます。
南ヶ丘牧場ではできるだけ牛にストレスをかけないように飼育していて、生産者の愛を感じるのも牧場アイスならでは魅力です。
こんな人におすすめのバニラアイス
超濃厚なアイスクリームが食べたい人、牧場の人気アイス食べたい人
南ヶ丘牧場 ガーンジィゴールデンアイスクリームのデータ
シンプルな原材料で、生乳が一番多いことから、ミルクそのものがかなり濃厚なことがわかる
種類別：アイスクリーム
無脂乳固形分：15.0％、乳脂肪分9.5％
価格：577円／110ml
罪悪感ゼロ！ギルドフリーの「低糖質プレミアムアイス バニラ（ISUPREME）」
横須賀のクラフトアイスメーカーが手掛ける、糖質を70％カットしたアイスクリーム。
身体にやさしいアイスクリームを届けたいという思いから、「上白糖不使用」「化学甘味料不使用」「合成着色料不使用」というこだわり。また糖質制限中にうれしいMCTオイルを配合していて、ボディメイクをしている人にもおすすめです。
バニラアイスにはフレッシュな北海道産のクリームとバニラシードを使い、減量中の心を満たしてくれるおいしさです。
低糖質プレミアムアイス バニラを実食！
ミルクの風味と植物由来の甘味料であるステビアの甘さに、ほのかにバニラが香る味わい。ミルク感は少なめですが、口に入れるとさらっと溶けるさっぱりとした口当たりです。
100％天然素材で手づくりしているほか、パームオイルの代用として米油を使っている配慮もうれしいポイント。また大容量の場合、冷凍庫のスペースが気になりますが、パッケージが17×12×7.5㎝と思ったよりコンパクトなのも助かります。
自然派系のアイスクリームは固いので、まずは食べる前に冷凍庫から3分ほど放置を。
こんな人におすすめのバニラアイス
ダイエット中の人、自然派志向の人
低糖質プレミアムアイス バニラのデータ
般的なアイスクリームに入っていないMCTオイルや海藻など、原材料からヘルシーさを感じる
種類別：アイスミルク
無脂乳固形分：11.2%、乳脂肪分：5.5%
価格：1970円／1000ml
バニラアイスの極み「霜降りバニラ ロイヤルスウィートバニラアイス（軽井沢 カフェ・ド・ミノリヤ）」
かつて軽井沢でブームとなった、日本初のバニラアイス専門店「軽井沢 カフェ・ド・ミノリヤ」のアイスクリーム。ジョン・レノンや川端康成など多くの著名人を虜にしたことでも有名です。
伝説のアイスクリームとも言われるこちらは、閉店から20年経った後に、ファンからのラブコールを受けて復活したもの。濃厚なミルクと、バニラアイスを焦がしたバターのような味わいがあとを引きます。
霜降りバニラ ロイヤルスウィートバニラアイスを実食！
蓋を開けた瞬間に、「これはバニラアイス？」と疑ってしまった色合い。食べてさらにびっくりしたのが、バニラアイスなのにカラメルのようなほろ苦い味わいなのです。
ミルクを低温でゆっくり焦がしたもので、バニラアイスを追求して生まれた味とか。濃厚でコクがあるミルクも印象的で、やや固めの口当たりです。
こんな人におすすめのバニラアイス
一風変わったバニラアイスが食べたい人
霜降りバニラ ロイヤルスウィートバニラアイスのデータ
アイス表面の「霜」は、無脂乳固形分が多く冷凍時に乳糖が結晶化したもの
種類別：アイスミルク
無脂乳固形分： 12.6％、乳脂肪分 ：5.6％
価格：499円／110ml
憧れのバケツアイスに挑戦!?「スーパープレミアム バニラアイスクリーム（カークランド）」
コストコのプライベートブランドである「カークランド」のアイスクリーム。数々のコストコマニアお墨付きの人気の商品。
大容量が魅力のコストコでは、もちろんアイスクリームもアメリカンサイズ。なんと1.89ℓが2つ、セットになっています！約13.5×18×13.5㎝のパッケージが2つ届くので、購入前には冷凍庫のスペース確保がマストです。
アレンジレシピを作ったり、アメリカの映画やドラマでよく見る「バケツ食い」をしたりするのもあり！
スーパープレミアム バニラアイスクリームを実食！
まず開けようと思ったら、なかなか開かない…。なぜかというと、蓋が塞がるほどみっちりとアイスクリームが入っているからなんです。
気になる味は、乳脂肪分が驚異の16.0% というだけあって濃厚でしっかりとした甘さ。原材料を見ると、無駄なものを入れないシンプルさですが、ミルクの違いからか国産のアイスクリームとは全く異なる風味がします。
こんな人におすすめのバニラアイス
思う存分アイスクリームを食べたい人、家族でシェアしたい人
スーパープレミアム バニラアイスクリームのデータ
「スノーロイヤル」とほぼ同じ無脂乳固形分・乳脂肪分でも全く異なる味わい
種類別：アイスクリーム
無脂肪固形分：9.5% 、乳脂肪分：16.0%
価格：3610円／1890ml×2
バニラアイスおすすめ「食べ比べまとめ」
実際に10商品を並べて食べてみると、味がまったく異なり、同じバニラアイスでも比較するのが難しいほどでした。
そのなかでミルクの濃厚さや甘さ、コクなどを総括して「味が濃いバニラアイスランキング」をつけました！
＊（無脂乳固形分、乳脂肪分）の値
味が濃いバニラアイスランキング
1位：南ヶ丘牧場（15.0％、9％）
2位：エッセル スーパーカップ（8.5％、植物性脂肪13％）
3位：ハーゲンダッツ バニラ（10％、15％）
4位：霜降りバニラ（12.6％、5.6％）
5位：ジャージー牛乳ソフト（10％、8％）
6位：スーパープレミアム バニラアイスクリーム（9.5％、16％）
7位：MOW（9％、8％）
8位：スノーロイヤル（8.5％、15.6%）
9位：低糖質プレミアムアイス バニラ（11.2%、5.5％）
10位：ビスケットサンド（10％、10％）
1位はやはり「南ヶ丘牧場」。2位と大差をつけてダントツトップです。塩味を感じるバターのような味わいで、後味までかなり濃厚です。
どの商品もコクのある濃い味わいでしたが、あと味まで濃いものが上位に、あと味があっさりしたものが下位になっています。
以下は、「〇〇なバニラアイスTOP2」をランキング！
ミルク風味のバニラアイスランキング
1位：MOW（9％、8％）
2位：ジャージー牛乳ソフト（10％、8％）
「MOW」はあと味が練乳のようなミルキーな甘さなのに対し、「ジャージー牛乳ソフト」はあと味にジャージーのコクを感じるという違いがあります。
卵風味のバニラアイスランキング
1位：エッセル スーパーカップ（8.5％、植物性脂肪13％）
2位：ハーゲンダッツ バニラ（10％、15％）
「エッセル スーパーカップ」は卵のコクが特徴的にしっかりとあります。「ハーゲンダッツ バニラ」は卵のコクやミルクの風味、バニラの香りなどバランスが良いです。
さらっとした口溶けのバニラアイスランキング
1位：エッセル スーパーカップ（8.5％、植物性脂肪13％）
2位：低糖質プレミアムアイス バニラ（11.2%、5.5％）
それぞれ種類別がラクトアイスとアイスミルクなので、口に入れたときにさらっと溶ける口溶けの良さがあります。「エッセル スーパーカップ」はあと味が甘く、「低糖質プレミアムアイス バニラ」はあっさりしています。
もったりとした食感のバニラアイスランキング
1位：スーパープレミアム バニラアイスクリーム（9.5％、16％）
2位：スノーロイヤル（8.5％、15.6%）
無脂乳固形分、乳脂肪分の割合が似ていて、乳脂肪分が高いとねっとりとした食感に。原材料がシンプルなのも同じですが、味はまったく異なります。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】ブラックフィッシュ
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国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。 さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です！