目次
DIYでお洒落なゴミ箱を作る際に必要な材料
DIYでお洒落なゴミ箱を作る際に必要な材料1.1×4材
1×4材とは19mm×89mmで規格が統一された木材です。DIYでは定番の木材として人気の1×4材、その他に2×4材も人気があります。
今回は楽天市場で販売しているサイズオーダー可能な1×4材を使用。必要なサイズでオーダーします。
- フレームに使用する木材:長さ322mm×4本、長さ318mm×4本、長さ229mm×4本
- 外枠に使用する木材:長さ500mm×12本
DIYでお洒落なゴミ箱を作る際に必要な材料2.パイン集成材(蓋部分)&取っ手
ゴミ箱の蓋部分に使用するのはパイン集成材。集成材とは小さい木材を接着剤で再構成した木質材料。松科のパインを使用しているのがパイン集成材で、フローリングや家具に人気がある素材です。
サイズは356mm×307mmのパイン集成材を使用。こちらも楽天市場で販売しているのでサイズオーダーで注文しました。
DIYでお洒落なゴミ箱を作る際に必要な材料3.留具
仮留めに使用するのは木工ボンド。木材を固定してスムーズに作業をするためにクランプを使用します。フレームを留めるのにはタッカーを使うと便利。タッカーとは大きなホチキスと言えばイメージができますでしょうか。事務用のホチキスと比べ強力なので木材を留めるのにも使用可能です。
外枠を留めるのは金槌と釘を使用。スクリュー式の釘は打ち間違えた際に抜き難いのでストレートタイプの釘を選びました。蓋と本体を留めるのに使用するのが蝶番。スムーズな開け閉めが可能になります。
DIYでお洒落なゴミ箱を作る際に必要な材料4.塗料
ワトコオイルのカラーは、濃い落ち着いた色が特徴のダークウォルナットを選択。木の表面に塗膜を作らず、木に浸透するオイルなので木材の美しさを惹きたててくれます。
また亜麻仁油がベースとなっているため、シックハウス症候群の原因とされる原材料を使用していないので安心して使うことができます。
ワトコオイルで塗装をした後は、ワトコワックスを塗ります。ワックスを塗ることで撥水効果を高め、手垢防止になります。艶消しの仕上がりなので、落ち着いた雰囲気を損なわない点がおすすめです。
DIYでお洒落なゴミ箱作りに挑戦!木製ゴミ箱制作工程
ここからはゴミ箱作りの手順を詳しく説明します。実際に作ってみて気付いたポイント、各工程で目安となる時間も記載しているので実際にゴミ箱作りをする時の参考にしてください。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP1.塗装前の研磨作業【所要時間:15分】
外枠になる長さ500mmの1×4材とパイン集成材を塗装するために、研磨を行います。選ぶ木材にもよりますが、傷等がある木材の場合は100番ほどの粗いサンドペーパーから開始して、番手を上げて目の細い240番以上のサンドペーパーで仕上げていくようにしましょう。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP2.ワトコオイルで塗装【所要時間:20分】
ワトコオイルのダークウォルナットは濃い落ち着いた色が特徴。木の表面に塗膜を作らず、木に浸透するオイルなので木材の美しさを惹きたててくれます。人気の塗料で評判も良いので今回はワトコオイルを選びました。
渋い色味が人気のワトコオイル ダークウォルナット。刷毛を使い木目に沿って塗っていきます。塗料が入ると一気におしゃれな雰囲気の机になってきました。
30分ほど乾燥させ、ウエスで乾ききらなかった塗料を拭き取り、更に1時間ほど乾燥。塗料が乾燥したら、一回目より薄く重ね塗りをしていきます。
一回目と同じように30分ほど乾燥させ、ウエスで乾ききらなかった塗料を拭き取り更に1時間ほど乾燥させます。木の内部からオイルが噴出してくることがあればウエスで拭き取ります。
その後、24時間ほど放置して塗料の完全な乾燥を待ちます。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP3.ワトコワックスで仕上げる【所要時間:20分】
刷毛、またはウエスを使いワックスを塗り広げていきます。30分ほど乾燥させ、ウエスで乾ききらなかった塗料を拭き取り、更に1時間ほど乾燥させます。
今回使用したワトコワックス ナチュラルは、使用することで撥水効果を高め、手垢防止になります。ワトコワックスは艶消しなので木材の渋い雰囲気を維持できるのでおすすめですよ。
乾燥したらウエスで磨き込むように乾拭きします。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP4.フレーム製作①上下のロ型の枠作り【所要時間:10分】
フレームはロ型の枠を上下に、4本の柱で支える仕組み。先ずは1×4材の長さ318mmと長さ229mmの組み合わせでロ型の枠を2つ作ります。
ボンドで仮留めができたら、タッカーで留めていきます。タッカーを打つ際には木材がズレないようにしっかり固定するのがポイント。
幅318mm、長さ267mm、高さ89mmのロ型の枠が出来上がります。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP5.フレーム製作②上下のロ型と柱を留める【所要時間:10分】
STEP1で作成した2つのロ型の枠に4本の柱を留めます。柱には1×4材の長さ322mmを使用。ロ型の枠を作ったように、ボンドで仮留めを行い、タッカーで留めます。
これで幅(正面と背面)318mm、長さ(側面)267、高さ500mmのフレームが完成。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP6.フレームに外枠を留める【所要時間:15分
出来上がったフレームに長さ500mmの1×4材を外枠として留めていきます。正面に留める外枠はフレームより左右19mmずつはみ出させます。はみ出した19mmに沿わせるように側面の外枠を留めると綺麗に納まります。
フレームの318mm側(正面)に4本、267mm側(側面)に3本ずつ留めたら、背面の左右に1本ずつ外枠を留めます。
合計12本、500mmの1×4材を使用。ボンドで仮留めを行い、釘を打ちます。釘を打つ際は木材がズレないようにクランプを使って固定して作業をするとスムーズですよ。
これで本体の完成です。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP7.蓋に取っ手を留める【所要時間:15分】
蓋に取っ手を留めます。センターを測り、取っ手左右のネジ位置に下穴を開けます。木材に下穴を開ける時はクランプを使用するとしっかり固定できるのでおすすめ。
取っ手には付属のネジとナットがあるので蓋の裏面からナットを締めて固定します。
これで蓋が完成です。次のステップで蓋と本体を留めていきます。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP8.本体と蓋を蝶番で留める【所要時間:15分】
本体の背面と蓋になる木材を蝶番で留めます。蝶番に付属のネジで留めれば開け閉めが可能な蓋の取り付けが完成。蓋が開きすぎないように、内側に紐などを留めておくと開きすぎないので便利です。
今回は手元にステンレスのチェーンが余っていたので利用しました。
DIYでお洒落なゴミ箱作り STEP9.既存のゴミ箱をセットしたら完成
既存のプラスチック製ゴミ箱をセット。これで完成です。雰囲気も抜群でインテリアに馴染むおしゃれなゴミ箱が出来上がりました。
今回は木製のゴミ箱をDIYしてみましたがいかがだったでしょうか?高価な木材を使わずほぼ1×4材で仕上げましたが、なかなかの出来栄えです。木材の本数は多いですが、組み合わせていくだけで簡単に作れることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
塗料やワックスを乾燥させる工程があるので時間はかかりましたが、作業している時間は1時間30分くらいでした。
ゴミ箱は置きたいけれど生活感が出てしまうので渋っていましたが、この木製のゴミ箱なら部屋の雰囲気を崩すこともないのでおすすめ。お気に入りの家具が増えました!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
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旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。