トップ > ライフスタイル >  本・映画・音楽 >  >

【50代以上必聴!】ドライブで聴きたい「ザ・ローリングストーンズ」のアルバム10選~解説と必聴曲とともにご紹介

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2024年10月5日

【50代以上必聴!】ドライブで聴きたい「ザ・ローリングストーンズ」のアルバム10選~解説と必聴曲とともにご紹介

60年以上に渡ってロックバンドの頂点に君臨し続ける「ザ・ローリング・ストーンズ」。その挑戦は単に一バンドのものではなく、もはやロックの限界への挑戦と言っても過言ではありません。
1943年に生まれたミック・ジャガーとキース・リチャーズは2024年現在、ともに81歳です。ロックって若者の音楽じゃなかったの?ロックっていったい何?永遠のテーマともいえるそれら問いに、身をもって答えてくれる彼らの存在こそが、今も現在進行形で歴史の常識を塗り替え続けているのです。

そんな「ザ・ローリング・ストーンズ」の名曲は数えきれないほどの名曲の中から、車を走らせながら聴きたい名アルバムを10枚、そのなかからさらに必聴の曲とともにご紹介します。

※著者はすべてLPレコードで聴いていますので、曲の収録順はLPレコードに則って紹介しています。

目次

「ザ・ローリングストーンズ」ってどんなバンド?-前編

The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)は、1962年にバンドを結成して以降、一度も解散することなく2024年現在も現役でロックし続けているイギリス・ロンドン出身のバンドです。ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)をリーダーとして、ミック・ジャガー(Mick Jagger)、キース・リチャーズ(Keith Richards)らとともに結成され、その後間もなくビル・ワイマン(Bill Wyman)チャーリー・ワッツ(Charlie Watts)が加入。正式なオリジナルメンバーとは言えませんが、初期ローリング・ストーンズを支える5人がここで揃うことになります。その後は、ブライアンの脱退・死去を経て1969年にミック・テイラーMick Taylor)が加入、1974年にはそのミック・テイラーが脱退して、代わりにロン・ウッド(Ron Wood)が加入します。その後、1993年にビル・ワイマンが脱退、2021年にはチャーリー・ワッツが死去したことで、現在の正式メンバーはミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド(ロニー)の3人だけになります。

『「ザ・ローリングストーンズ」ってどんなバンド?』後編はこちら

 

 

ドライブで聴きたい「ザ・ローリングストーンズ」のアルバム:Out Of Our Heads (アウト・オブ・アワ・ヘッズ)

ドライブで聴きたい「ザ・ローリングストーンズ」のアルバム:Out Of Our Heads (アウト・オブ・アワ・ヘッズ)
画像:楽天

1965年にリリースされたストーンズ4枚目のオリジナルアルバム。アルバム収録の全12曲のうちJagger- Richards名義のオリジナルナンバーが4曲だけで、この時期カヴァー曲を中心にアルバムを構成していた彼らにとって、決定的な変化をもたらすきっかけになったのがB面1曲目に収録された「サティスファクション」の大ヒットです。
全米のシングルチャートで4週連続1位を獲得したこの曲が、彼らを一気にスターダムへと押し上げたことで、その後のアルバムは、ほとんどがオリジナルナンバーで構成されることになります。初期ストーンズの集大成ともいえるアルバムであるのと同時に、ブライアン・ジョーンズ最後のリーダーアルバムともいえる作品です。

■収録曲

アメリカ盤
A面
1.マーシー・マーシー -(Mercy, Mercy) 作詞・作曲Don Covay-Ronnie Miller
2. ヒッチ・ハイク(Hitch Hike) 作詞・作曲 L Marvin Gaye-William Stevenson-Clarence Paul
3. ラスト・タイム(The Last Time) 作詞・作曲 Jagger- Richards
4. ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ(That’s How Strong My Love Is) ) 作詞・作曲 Roosevelt Jamison
5. グッド・タイムス(Good Times) 作詞・作曲Sam Cooke
6. アイム・オールライト(I’m All Right) 作詞・作曲Nanker Phelge
7. サティスファクション((I Can’t Get No) Satisfaction) 作詞・作曲 Jagger- Richards
8. クライ・トゥ・ミー(Cry To Me) 作詞・作曲 Bert Russell
9. ウエスト・コーストの宣伝屋(The Under Assistant West Coast Promotion Man) 作詞・作曲 Nanker Phelge
10.プレイ・ウィズ・ファイア(Play With Fire )作詞・作曲 Nanker Phelge
11. クモとハエ(The Spider And The Fly) 作詞・作曲Jagger- Richards
12.ワン・モア・トライ(One More Try) 作詞・作曲 Jagger- Richards

『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』(Out Of Our Heads) 必聴曲①:「サティスファクション」((I Can't Get No) Satisfaction)

キース・リチャーズの特徴的なギターリフではじまるこの曲は、ザ・ローリングストーンズ最初の大ヒットナンバーであり、現在も彼らがライブのラストやアンコールなどで演奏する代表曲の一つです。世の中に対して斜に構えたストーンズのロックなスタンスが確立された瞬間です。

『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』(Out Of Our Heads) 必聴曲①:「ラスト・タイム」(The Last Time)

ブライアン・ジョーンズが弾くギターリフがカッコいいJagger- Richardsのオリジナルナンバー。初期ザ・ローリングストーンズを牽引したブライアンは、この頃から薬漬けになりはじめ、同時にバンドの主導権はミック・ジャガーとキース・リチャーズへと移っていきます。

1 2 3 4 5 6 7

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

旅行だけでなく日常も楽しく!をコンセプトに、生活を豊かにしてくれるアイテムを厳選して紹介。
日用品からコスメ、ベビー用品、音楽、DIY用品など、ジャンルという壁を作らず、目利き力のある編集者がおすすめアイテムをセレクトします。

何を買えばよいかわからないを無くすことをモットーに、皆さんの生活が豊かになるアイテム選びのお手伝いができるコンテンツを日々制作しています。