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ドライブで聴きたい「ザ・ビートルズ」のアルバム:Revolver (リボルバー)

ドライブで聴きたい「ザ・ビートルズ」のアルバム:Revolver (リボルバー)
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1966年にリリースされたビートルズ7枚目のオリジナルアルバムです。このアルバムの制作もビートルズにとって大きな転機になったといわれています。

理由はいくつかありますが、その最大のポイントはビートルズがライブバンドからレコーディングバンドへと変わるきっかけになったということでしょう。ライブで再現できないような手法でレコーディングされた曲も多く、実際にこのアルバムの中から当時ビートルズのライブで演奏された曲はほぼなかったはずです。

2つ目のポイントはいわゆるサイケデリックサウンドへの傾倒です。このアルバムに収録されているいくつかの楽曲ではその世界観が如実に現れています。

そして、しいて3つ目を上げるならジョージの自我覚醒とでもいいますか、インド音楽に傾倒し始めたジョージがこのアルバムで、はじめて彼の個性を全面に押し出したオリジナル曲を3曲も提供しています。

【収録曲】
1. タックスマン Taxman(作詞・作曲 George Harrison)
2. エリナー・リグビー Eleanor Rigby(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
3. アイム・オンリー・スリーピング I’m Only Sleeping(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
4. ラヴ・ユー・トゥ Love You To(作詞・作曲 George Harrison)
5. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア Here, There and Everywhere(作詞・作曲 George Harrison)
6. イエロー・サブマリン Yellow Submarine(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
7. シー・セッド・シー・セッド She Said She Said(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
8. グッド・デイ・サンシャイン Good Day Sunshine(作詞・作曲Lennon-McCartney-Starky)
9. アンド・ユア・バード・キャン・シング And Your Bird Can Sing(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
10. フォー・ノー・ワン For No One(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
11. ドクター・ロバート Doctor Robert(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
12. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー I Want to Tell You(作詞・作曲 George Harrison)
13. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ Got to Get You Into My Life(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
14. トゥモロー・ネバー・ノウズ Tomorrow Never Knows(作詞・作曲Lennon-McCartney)

『Revolver(リボルバー)』必聴曲①:「タックスマン」

ジョージの作品がアルバムのオープニングチューンです。ノリの良いファンキーなロックナンバーで、実はリードギターはポールが担当。当時ジョージが傾倒し始めていたインド風のメロディーラインをあえて取り入れています。

『Revolver(リボルバー)』必聴曲②:「エリナー・リグビー」

ジョージ・マーチンがアレンジした弦楽八重奏をバックに、ポールが「孤独な人々」をテーマにした歌詞を歌いあげる美しくも物悲しいナンバーです。この曲の中では、もはやビートルズのメンバーは誰一人楽器を演奏していません。

『Revolver(リボルバー)』必聴曲③:「イエロー・サブマリン」

アニメーション映画「イエローサブマリン」のテーマソングで、リンゴがリードボーカルです。残りのメンバーやレコーディングに同席した複数の知人が皆で、効果音やコーラスを担当するなどした微笑ましい録音風景が目に浮かびます。

『Revolver(リボルバー)』必聴曲④:「トゥモロー・ネバー・ノウズ」

リードボーカルを担当したジョンの声の一部に、ハモンドオルガン用のレズリースピーカーを使用してドップラー効果がかけられるなど、サイケデリックな世界観を演出する様々な工夫がなされた楽曲です。

ドライブで聴きたい「ザ・ビートルズ」のアルバム: Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)

ドライブで聴きたい「ザ・ビートルズ」のアルバム: Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)
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1967年にリリースされたビートルズ8枚目のオリジナルアルバムで、ビートルズの最高傑作ともいわれる名盤です。

アルバムタイトルで、オープニングチューンの曲名にもなっているこの長ったらしい名前の架空バンドの公演をアルバムにしたというコンセプトで、そこにはストレートなロックあり、薬でハイになった世界観が表現されたサイケデリックなサウンドあり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すオールディーズ風の曲あり、メッセージ性の強いプロテストソング風ありで、まさにビートルズが本来持っている多面性が見事に花開いたアルバムだといえます。

イギリスの「ミュージック・ウィーク」で23週連続1位を獲得するなど文字通りの大ヒットアルバムになったわけですが、ある意味ビートルズの終わりの始まりとなったアルバムともいえるかもしれません。というのは、中心メンバーであるジョンとポールの個性の違いがこのアルバムあたりから顕著になっていったということがあり、この後、その溝は深まる一方で決して埋まることはなかったからです。

【収録曲】
1. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
2. ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ With A Little Help From My Friends(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
3. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ Lucy In The Sky With Diamonds(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
4. ゲッティング・ベター Getting Better(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
5. フィクシング・ア・ホール Fixing A Hole(作詞・作曲 ennon-McCartney)
6. シーズ・リーヴィング・ホーム She’s Leaving Home(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
7. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト Being For The Benefit Of Mr. Kite!(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
8. ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー Within You Without You(作詞・作曲George Harrison )
9. ホエン・アイム・シックスティ・フォー When I’m Sixty-Four(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
10. ラヴリー・リタ Lovely Rita(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
11. グッド・モーニング・グッド・モーニング Good Morning Good Morning(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
12. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ) Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise(作詞・作曲 Lennon-McCartney)
13. ア・デイ・イン・ザ・ライフ A Day In The Life(作詞・作曲Lennon-McCartney)

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲①:「サージェント・ペパロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」

オーケストラが楽器のチューニングをしているような効果音から始まるアルバムのオープニングチューン。ロッカー・ポールが真骨頂を発揮したハードなボーカルが最高な1曲は、ブリッジを経て2曲目へと繋がっていきます。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲②:「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」

メドレーで繋がる2曲目は、リンゴがリードボーカルをとるミディアムテンポのおしゃれな佳曲です。ジョー・コッカーをはじめ多くのミュージシャンがカヴァーしていることでもこの曲が本来持っているポテンシャルの高さがわかります。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲③:「ゲッティング・ベター」

衝撃的なカッティイングギターのリフではじまる1曲。ここでもポールのボーカルがソウルフルでかっこいいのですが、全体にタイトなバッキングの中でベースのラインだけが自由に動き回る感じもかなりイケてます!

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲④:「フィクシング・ア・ホール」

ジョージ・マーチンが演奏するハープシコード(チェンバロ)のバッキングと、不思議な憂いを帯びたメロディラインが秀逸。どことなく中世ヨーロッパの貴族の世界を想起させるような雰囲気がある名曲です。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲⑤:「ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト」

歌詞の大部分は、あるサーカス公演のポスターの中に書いてある文言からの引用で、なんとも言えないチープで悪魔的な演奏と相まって独特の世界観を作り出しています。曲が終わった瞬間にリピートしたくなるジョンらしいクセの強い1曲です。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』必聴曲⑥:「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」

アルバムのラストに収録されたビートルズを代表する名曲。「今朝、新聞であるニュースを見たんだ」というフレーズで始まるこの曲は、それ以降、特にジョンが社会的なメッセージを含む楽曲を世に送り出すきっかけになったとも!?

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