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大人デートで聴きたいポール・マッカートニーの名曲⑨: The back seat of my car (バックシート)

個人的には、1971年にリリースされたソロアルバム『Ram(ラム)』こそ、ポール・マッカートニーの最高傑作アルバムだという思いがあります。全体を通して隙のない名曲が並ぶ傑作アルバムのラストを飾るのがこの曲です。

「大好きな人と車のバックシートに潜り込んで愛し合っているだけなのに、何がいけないんだ!僕らは絶対間違ってなんかない!」と間違った主張を大絶叫する感動的な愛の歌です。

美しく甘いメロディとポールの切ないほどソウルフルな歌声、効果的に入るストリングスやホーンがドラマチック過ぎて、初めて曲を聴き終わった時には、大げさではなくしばらく立ち上がることができなかったことを覚えています。

彼がこの曲の中で描いたのは、どこにでもある「日常」です。「普通の愛」です。大げさな世界を描くのではなく彼が求めているのはリアリティです。そこが彼の本当にすごいところなのです。

この曲が好き過ぎて、ちょっと熱く語り過ぎたかもしれません。ごめんなさい!でも、とりあえず大人デートにこれ以上の曲はないと思っているので、大好きな人とぜひ聴いてみてください。

大人デートで聴きたいポール・マッカートニーの名曲⑩: Tomorrow (トゥモロウ)

1971年にリリースされたウイングスのデビューアルバム『Wild life(ワイルド・ライフ)』に収録された1曲です。

シンプルなピアノのバッキングと繊細で用心深いボーカルの歌い出しで始まるこの曲は、ある意味ポールらしさ全開の曲だといえます。ビートルズ時代の名曲「イエスタデイ」のアンサーソングとも言われる「トゥモロウ」

実はコード展開もイエスタデイに酷似していると当時話題になりました。「明日が素敵な日になりますように!」とありふれた願いが込められた歌詞がとても素朴で、逆に心に沁みます。アルバム『ワイルド・ライフ』のジャケット写真のような自然あふれる野山を、ゆっくりとお散歩しながら二人で聴きたい1曲です。

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