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大人デートで聴きたいエリック・クラプトンの名曲⑧: Tears in heaven(ティアーズ・イン・ヘブン)

1992年にリリースされたアルバム「Unplugged(アンプラグド)」に収録された1曲で、エリック・クラプトンの曲の中でも特に美しいメロディラインが心を打つ名曲です。

転落死したクラプトンの長男へ向けた追悼歌と言われていますが、そこに湿っぽい雰囲気は一切なく、ただただ、優しさと麗しさに満ちたサウンドが展開します。クラプトンがアコースティックなサウンドに回帰したアルバム・アンプラグドは世界中で大ヒットして、クラプトンの音楽=大人の音楽といったイメージを定着させることになりました。

オールドクラプトンファンからは、「クラプトンよ、どうしたんだ?」といった声があがっていたのも確かですが、このアルバムで世界中から新たなファンを大量に獲得することになったのも事実で、彼の音楽人生の中で幾度となく訪れた転機の中でも、特に大きなものだったといえるかもしれません。

大人デートで聴きたいエリック・クラプトンの名曲⑨: Watch out for Lucy(ウォッチ・アウト・フォー・ルーシー)

1978年にリリースされたアルバム「Backless(バックレス)」に収録された1曲です。キュートな小悪魔ルーシーをテーマにした軽快なシャッフルビートのナンバーで、こちらもドライブデートにピッタリの曲です。

クラプトンのリラックスしたボーカルと、曲の合い間を縫うギターのオブリガートがクールで、マーシー・レヴィーのコーラスが曲中の「ルーシー」を思わせる愛くるしさ。独特の高揚感をもたらしてくれる1曲に仕上がっています。

また、この頃、クラプトン周りで「レイドバック」という言葉がよく使われていました。「レイドバック」は、「寛ぐ」、「リラックスする」などといった意味で、当時、このアルバムのジャケット写真にあるような、ソファに深々と腰掛けてストラトキャスターを弾く姿が、まさにレイドバックした“ギターの神様”の姿を象徴しているようでした。ファンは、とにかくその姿に憧れたものです。

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