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大人デートで聴きたいエリック・クラプトンの名曲④: Crossroads(クロスロード)

1968年にリリースされた2枚組のアルバム「Wheels of fire(クリームの素晴らしき世界)」に収録された1曲です。

アルバムは1枚目(AB面)がスタジオ録音、2枚目が(CD面)がライブ録音になっており、この曲はC面の1曲目に収録されたライブバージョンです。曲はエリック・クラプトンが尊敬してやまないブルースの大御所ロバート・ジョンソンが作曲したブルースのスタンダードともいえるナンバーで、原曲は比較的ゆったりしたテンポですが、クラプトンはアップテンポでスピーディーなロックブルーズにアレンジしています。

ギターの神様・エリック・クラプトンの名声を一気に高めることになったバンド・Cream(クリーム)は、クラプトンとジャック・ブルース(ベース&ボーカル)、ジンジャー・ベイカー(ドラムス)の3人編成で、その真骨頂は、3人がまるで楽器を使ってバトルをしているかのように熱いライブでのインプロビゼーション(即興演奏)にあります。まさに、この曲でもその熱いバトルは展開されており、クラプトンの完璧すぎるソロは、今でもギターリスト達にとって経典のような存在になっています。

大人デートで聴きたいエリック・クラプトンの名曲⑤: Change the world(チェンジ・ザ・ワールド)

アメリカのカントリー歌手・ワノイナ・ジャッドの楽曲をエリック・クラプトンがカバー。1996年に映画『フェノミナン』のサウンドトラックに収録されたナンバーで、後にシングルカットされ全米シングルチャートで最高5位を記録する大ヒットになりました。

原曲が持つカントリーっぽさを残しつつも、ポップでブルージー、リズミカルな躍動感をも併せ持つロックナンバーへと変貌させたクラプトンのアレンジ能力の高さが証明された1曲といっても過言ではないでしょう。

スタジオバージョンもコンパクトにまとまっていて聴きやすいのですが、ライブで演奏されるこの曲はとても表情豊かで魅力的です。中でも、ベースのネイザン・イースト、ドラムスのスティーブ・ガッドらとツアーを行なっていた頃のライブバージョンは抜群にカッコいいので、特におすすめです。

都会にいても田舎にいても、不思議とその場の空気とマッチして気分を上げてくれるので、おでかけデート時の定番としてストックしておいて欲しい1曲です。

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