更新日: 2024年9月22日
おすすめの合唱曲ランキング ベスト30!定番の名曲や人気のアレンジ曲をご紹介
今回の記事では、春の訪れとともに聴きたくなる合唱ソングを30曲ご紹介。
小学校や中学校、中には高校でも合唱に親しんできた方は多いはず。
最近では昔懐かしい合唱曲に加え、人気のポップスやバラードソングを合唱アレンジして歌う人たちも増えているようです。
今回の記事では、そんな合唱ソングをランキング形式でご紹介していきましょう。
聴くのもみんなで歌うのも楽しい合唱ソング。みなさんはどれくらい歌ったことがありますか?
おすすめの合唱曲ランキング30~21位
おすすめの合唱曲ランキング第30位 大地讃頌
1962年に「混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』」の終曲として、作詞・大木惇夫、作曲・佐藤眞によって書かれた「大地讃頌」。合唱コンクールや卒業式などで歌われる定番曲として知られているので、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?
作詞をした大木惇夫は、広島県の出身であり、自身も海軍の一員として太平洋戦争を経験しているため「大地讃頌」を含む「混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』」から、反戦や平和への想いが強く感じられます。
おすすめの合唱曲ランキング第29位 YELL
スリーピースの音楽グループとして1999年から活動を続けるアーティスト、いきものがかり。これまでに数多くのヒットソングを輩出しており、CMやテレビドラマ、アニメなどのタイアップソングもたくさん手掛けてきました。2017年から活動休止を報告していましたが、2018年には活動を再開。しかしながら2021年からはメンバーが1人脱退し2人組のグループとして活動しています。
そんな彼らが2009年にリリースした大ヒットソングが「YELL」。全国の中学高校で卒業シーズンの合唱ソングとして親しまれるこの楽曲は、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として制作されました。合唱編曲はピアニストの鷹羽弘晃が担当しており、美しくもとても歌いやすい楽曲です。
おすすめの合唱曲ランキング第28位 もののけ姫
1997年に公開されたスタジオジブリの長編アニメ『もののけ姫』。公開当時のキャッチコピー『生きろ。』は、シンプルであるが故に、真っ直ぐ心に響きました。
映画の主題歌である「もののけ姫」は、作詞・宮崎駿、作曲・久石譲が制作し、声楽家・米良美一の高音域のカウンターテナーが特徴的な美しい楽曲です。今回ご紹介する杉並児童合唱団による合唱バージョンも、本家同様に透き通った美しい歌声が「もののけ姫」の壮大な世界観を表現しています。
おすすめの合唱曲ランキング第27位 さくら
春の季節に聴きたい楽曲として欠かせない春ソングといえば、森山直太朗の「さくら」。森山直太朗がアーティストとして認知されるきっかけとなった一曲で、2003年にリリースされました。オリコンチャートでは1位を獲得したほか、ミリオンセラーを記録し紅白歌合戦にもこの楽曲で出場を果たしました。
「さくら」といえば森山直太朗の独唱がよく聴かれていますが、合唱アレンジもとても綺麗です。ここでご紹介するのはリリースされたCDに収録されていた音源と同じもので、宮城県第三女子高等学校音楽部が演奏したもの。森山の歌声に重なるコーラスがとっても美しいですよ。
おすすめの合唱曲ランキング第26位 BELIEVE
卒園式や卒業式で多くの人が何度も歌ってきた合唱ソング、「BELIEVE」。いまや音楽の教科書や歌集に掲載される定番の一曲となっており、誰もが耳にしたことのある楽曲となりました。この曲はもともと、東京藝術大学出身でウィーン国立音楽アカデミーへの留学経験がある作曲家「杉本竜一」が作詞作曲したもので、NHK番組「生きもの地球紀行」のエンディングテーマとして書き下ろされた名曲です。
ここでご紹介するのはNHK東京児童合唱団による演奏の音源。明るさの中に未来を感じる歌声がギュッと詰まっていますよ。
おすすめの合唱曲ランキング第25位 ひまわりの約束
ガラスのような繊細さと芯のある力強さを兼ね備えたシンガーソングライター、秦基博。ギターを抱えながら表情豊かに歌う姿が人気を博し、これまでに数多くのCMソングやアニメソングなどを手掛けてきました。
2014年にリリースされた彼の代表的楽曲「ひまわりの約束」も多くのタイアップがついた人気の一曲。アニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌として、またフレッツ光やNEXCO東日本のCMソングとしても起用されました。合唱タイトルも人気が高く、コンクールなどでも定番ですよ。
おすすめの合唱曲ランキング第24位 花は咲く
2011年3月11日に世界中を悲しませた大災害「東日本大震災」を受け、チャリティー活動の一環として手掛けられた楽曲、「花は咲く」。楽曲の印税が全額義援金として寄付されたこの曲は、宮城県出身で映画監督としても名高い岩井俊二と音楽プロデューサーの菅野よう子が作詞作曲を担当しました。
合唱アレンジバージョンも人気が高く、中高生を中心にたくさんの学生が歌うこの曲。心に刺さる年齢層は幅広く、シニア層(50歳から79歳)が選ぶ2014年心に響いた歌ランキングでは2位を獲得しました。震災で亡くなった方の目線で作られたチャリティーソング、ぜひ皆さんもお聴きください。
おすすめの合唱曲ランキング第23位 3月9日
スリーピースのロックバンドとして2000年から2012年まで活動し、多くのヒットソングを残したアーティスト、レミオロメン。オリジナルシングルだけでなくタイアップソングも数多く手掛けており、CMや映画、アニメなどにも楽曲を提供した大人気のバンドです。
そんな彼らの代表曲のうち、卒業シーズンにぜひ聴きたくなる楽曲が「3月9日」。2004年にリリースされたこの曲も、『AOKI』『キットカット』のCMソングやテレビドラマ『1リットルの涙』の劇中歌として起用されたタイアップソングです。この楽曲は合唱アレンジが特に美しく、卒業式でも定番の一曲。3月から4月にかけて、繰り返し聴き楽しんでくださいね。
おすすめの合唱曲ランキング第22位 怪獣のバラード
合唱の楽しさや命の力強さを心から感じられる楽曲、「怪獣のバラード」。歌うだけで勇気をもらえるこの楽曲は「スシ食いねェ!」などの代表作がある作詞家の岡田冨美子と、ポップスから歌謡曲までジャンルを問わない作曲を手掛ける東海林修がタッグを組んで発表した一曲です。
1972年にリリースされたこの曲は、50年以上たった今でもなお音楽の教科書や歌集に登場する名ソング。合唱コンクールや音楽会でも定番の楽曲です。
おすすめの合唱曲ランキング第21位 さとうきび畑
寺島尚彦の作詞・作曲による楽曲「さとうきび畑」。2003年に明石家さんま主演で放送されたスペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』で知った方も多いのではないでしょうか?
1969年『森山良子カレッジ・フォーク・アルバムNo.2』に収録されたのが最初の音源化。1972年の沖縄返還で関心が高まり、当時は様々な場面で歌われていたそうです。本楽曲は全部で11連からなるため、10分以上を要する長い楽曲です。静かに悲しみを訴える少女の心情を、千葉県立幕張総合高等学校合唱団の歌声で感じてみてはいかがでしょうか。
おすすめの合唱曲ランキング20~11位
おすすめの合唱曲ランキング第20位 翼をください
音楽の教科書にも度々登場し、小学校や中学校、高等学校にて合唱曲として親しまれ続ける名曲、「翼をください」。1971年にリリースされたこの曲は、1969年に結成されたフォークグループ赤い鳥が発表した一曲です。広く日本中で口ずさまれるこの曲は、作詞を文化功労者としても有名な山上路夫が、作曲を音楽プロデューサーの村井邦彦が務めています。
リリースから50年以上経つこの曲は、多くのアーティストがカバーソングをリリースしており色褪せない一曲。小田和正や桑田佳祐、平原綾香といった名だたるアーティストのほかアニソンとしても用いられています。混声合唱隊Neo-TOKYOの演奏でお楽しみください。
おすすめの合唱曲ランキング第19位 パプリカ
〈NHK〉2020応援ソングプロジェクトにて、応援ソングを歌うために結成された小学生5人組ユニット、Foorin。「第61回日本レコード大賞」では史上初の小学生受賞を記録した彼らは、2021年にユニット解散を発表しました。解散後もメンバーそれぞれが多分野で活躍を見せています。
そんな彼らが人気シンガーソングライター米津玄師のプロデュースのもと発表した楽曲が「パプリカ」。オリコンで上位を獲得するほか、ミュージックビデオは1億回以上再生されるほどヒットした楽曲です。親しみやすい曲調と思わず踊り出したくなるようなリズムから、合唱アレンジバージョンも人気が高く全国で歌われているこの曲。皆さんも友だち同士やお子さんと一緒に踊りながら歌ってみてくださいね。
おすすめの合唱曲ランキング第18位 COSMOS
自然の美しさや星などを主題とし、生きることの素晴らしさをテーマに歌う音楽ユニット、アクアマリン。ボーカル担当のSachikoと作詞作曲やギターなどを担当するミマスから成るこのユニットは、2001年より独立して活動するインディーズアーティストです。
彼らのメジャーデビューは1999年ですが、その際リリースされた楽曲が「COSMOS」。2000年には作曲家の富澤裕により編曲され、今では合唱ソングとして広く親しまれ続けている楽曲です。合唱の経験があまりない方でも、この曲が思い出の中に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?リリースから20年以上経った今でもなお歌われ続ける、不朽の名作です。
おすすめの合唱曲ランキング第17位 365日の紙飛行機
日本のアイドル界の概念を大きく変えるきっかけとなったアイドルグループ、AKB48。プロデューサーの秋元康がほとんどの楽曲を作詞しており、これまでに作詞した楽曲数は4500曲を超えるほどだとも言われています。AKB48からリリースされる楽曲はどれも人気が高く、数多くのヒットを記録してきました。
そんなAKB48から2015年にリリースされた人気の一曲が「365日の紙飛行機」。山本彩がセンターを務めたこの曲は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌として書き下ろされました。この曲は曲調からも合唱曲としてアレンジしやすく、リリース後すぐに合唱バージョンが歌われるように。今では合唱ソングの代表曲として親しまれるようにもなりました。
おすすめの合唱曲ランキング第16位 Tomorrow
シンガーソングライターとしてだけでなく、作詞家や編曲家、ピアニストとしても活躍するアーティスト、岡本真夜。「音符や言葉の一つ一つが自分から生まれた子どもみたいなもの。」と考える彼女は、音楽に対して真摯に向き合い、これまでにたくさんの名曲をリリースしてきました。
彼女のデビューは1995年ですが、デビューシングルとしてリリースされた楽曲が「TOMORROW」。オリコンチャートにて1位を獲得した大人気の楽曲です。合唱アレンジバージョンも広く親しまれており、耳にしたことがある方も多いはず。「涙の数だけ強くなれるよ」という歌い出しのサビをぜひ一緒に口ずさんでみてくださいね。
おすすめの合唱曲ランキング第15位 栄光の架橋
ギター2本と熱い想いのこもった歌声で数多くのファンを感動させる2人組ユニット、ゆず。ガラスのような歌声が重なり合い織り成すハーモニーが、心の奥底をあっためてくれるような楽曲をたくさんリリースしているアーティストです。
そんな人気ユニットゆずが2004年にリリースした代表曲が「栄光の架橋」。NHK『アテネオリンピック中継』公式テーマソングとして書き下ろされた応援ソングです。歌詞の内容や旋律が多くの人々の心を打ったこの曲は合唱アレンジもされており、全国の中高生に20年近く歌われ続けています。千葉県立幕張総合高等学校合唱団の演奏でお楽しみください。
おすすめの合唱曲ランキング第14位 大切なもの
国立音楽大学を卒業したのち東京都内で中学校教員として働きながら音楽活動を続ける作曲家、山崎朋子。シンプルなメロディやすなおな旋律を好む彼女が作る楽曲は、どれも音楽の革新を突いているような楽曲ばかりです。
山崎朋子が作曲した楽曲の中でも特に有名な合唱曲といえば、2006年に発表された「大切なもの」。中学校の合唱コンクールや卒業式などで度々歌われる名曲の一つです。身近にある大切なものに気が付かなかったあの頃を思い出しながら、感謝の気持ちを募らせる優しい楽曲。学生時代のあの頃を思い出しながら聴いてみてくださいね。
おすすめの合唱曲ランキング第13位 交響曲第9番《合唱》
合唱ソングを聴くなら欠かせない楽曲といえば、世界的大作曲家Ludwig van Beethovenが1824年に発表した「交響曲第9番《合唱》」。日本では「第九」の名で親しまれるこの大曲は、クリスマスや年末、お正月の時期に多くの交響楽団で演奏される、いわば毎年のお約束ソングとして大人気です。Beethovenはいくつかの交響曲を発表していますが、その中でもこの曲第9番は全部で4つの楽章から構成されており、第4楽章にて「歓喜の歌」を主題とした合唱が演奏されます。
ここでおすすめする演奏は、1882年の結成から100年以上の歴史を誇る世界的な管弦楽団「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」によるもの。大曲の荘厳さを世界随一の演奏技術で表現した最高傑作です。年末年始だけでなく、ぜひオールシーズンで聴いてほしい合唱ソングです。
おすすめの合唱曲ランキング第12位 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜
伸びの良い歌声と重なるピアノの旋律が美しい楽曲を多くリリースするシンガーソングライター、アンジェラ・アキ。ジャズピアニストとしても活躍しており、その音楽性は高く評価されています。最近では彼女のファンである歌手鈴木瑛美子に楽曲を提供し、ファンを喜ばせました。
アンジェラ・アキの代表的な楽曲といえば、2008年にリリースした「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」。15歳の自分が未来の自分に向けて書いた手紙と、大人になってその手紙を読んだ自分がかつての自分に向けて書いた手紙を歌にした楽曲です。合唱アレンジでも親しまれるこの曲を、在学中に歌ったことのある方も多いはず。懐かしい気持ちとともに聴いてみてくださいね。
おすすめの合唱曲ランキング第11位 カントリー・ロード
スタジオジブリが公開した映画『耳をすませば』の主題歌として知られる「カントリー・ロード」。1971年にアメリカの歌手ジョン・デンバーが発表した『Take Me Home, Country Roads(邦題:故郷へ帰りたい)』が原曲です。
今回ご紹介する楽曲は、日本語訳詞・鈴木麻美子、補作・宮崎駿が手掛けたカバー曲の合唱で、前を向いて自分の道を力強く歩いていくことを決めた『僕』の心情を歌っています。中高生から合唱で歌いたい曲としてこの楽曲が選ばれているのは『僕』に自分自身を重ねているからなのかもしれません。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるライフスタイル編集部
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