当時の大人気アニメ「るろうに剣心」のオープニング曲だった「そばかす」。JUDY AND MARYの最大のヒット曲となり、ミリオンセラーを達成しています。

ちょっとした失恋ソングではあるものの、可愛くてテンポのよい楽曲で、令和の現代でもカラオケの人気チャートにランクインする名曲です。制作秘話として、アニメの内容が伝えられずに楽曲を作成したため、アニメのイメージとは異なる作品として作られているとのこと。

ですが、ヒロイン・神谷薫の性格に通ずるところがあるかもしれませんね。

安室奈美恵さん最大のヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」。月9「バージンロード」の主題歌で、結婚式の定番ソングとなった美しいバラードです。

安室さん自身もこのすぐ後に結婚しており、ファンの間では「安室ちゃんの運命を予言していた曲」として話題を集めました。これまでダンスナンバーが多く、バラードを苦手としていたものの、ダブルミリオンを記録。安室さんは当時女子たちのカリスマとして人気が高かったのですが、この曲でさらに歌姫としての地位を確立しました。

当時の中高校生たちから絶大な人気があったオーディション番組「ASAYAN」から、落選組で作られたモーニング娘。「LOVEマシーン」は7枚目のシングルで、当時中学生だった金髪姿の後藤真希さんが加入し、即センターに抜擢されたことで話題になりました。

ノリが良く明るい楽曲で、特徴的な振り付けと衣装も相まって、モー娘。の人気が不動のものに。カラオケや忘年会の定番ソングとして君臨し、歌詞を知らない人でも、「日本の未来は♩」と一緒に盛り上がれる曲であること間違いありません。

小室哲哉さんプロデュースでデビューした華原朋美さん。3枚目のシングル「I’m proud」は、前作の「I BELIEVE」に続いてのミリオンヒットとなり、多くのファンを獲得しました。

芸能人でも華原さんファンが多く、深田恭子さんは芸能界入りのためのオーディションでこの曲を歌ったと明かしています。華原さんの持つ唯一無二の美しい歌声と圧倒的な歌唱力は、ファンでなくても聴き惚れてしまいますよね。昨今のバラエティ番組で歌唱されていることから、若い世代でも耳馴染みのある人が多いでしょう。

15歳で圧巻の存在感を放っていた宇多田ヒカルさん。デビュー曲「Automatic」はダブルミリオンを記録し、ニューヨーク生まれで、抜群の英語力と飛び抜けた歌唱力で、一躍時の人になりました。

その後もヒット曲を連発し、1stアルバム『First Love』は日本のアルバムランキング歴代1位の記録を誇っています。独特なリズムとハスキーがかった歌声に多くの人が魅了されました。この曲を聴くと、当時受けたインパクトを思い出す人も多いのではないでしょうか。

「あゆ」の愛称で、当時女子高生のカリスマとして圧倒的な指示を得ていた浜崎あゆみさん。9枚目のシングル「Boys＆Girls」で爆発的な人気となり、以後、歌姫としての地位をほしいままにしました。

「輝き出した僕等を誰が止めることなどできるだろう」と切なげな高音と美しい楽曲、等身大の歌詞に、当時の女子たちは共感の嵐でしたよね。なおアルバムの総売上が5000万枚を突破しており、女性アーティストでは史上初の快挙を成し遂げています。

1989年にメジャーデビューし、その後数々のヒット曲を生み出しているDREAMS COME TRUE。1990年代はドリカムの時代でもありました。

なかでも1995年にリリースしたTBS系ドラマ『愛していると言ってくれ』の主題歌「LOVE LOVE LOVE」は、現在でもカラオケなどで歌い継がれている名曲。大切な人へのストレートな想いを、静かに情熱的に歌い上げるバラードです。

1990年代、驚異的な人気を誇ったロックバンド・GLAY。名曲がそろいすぎていますが、12枚目のシングル「HOWEVER」は初のミリオンヒットとなった楽曲です。

オリコンの売上はGLAYの中で4位であるものの、ファン人気がNo.1といわれています。ボーカルTERUさんの少しハスキーな艶っぽい歌声は、多くの人を魅了し、当時多くの男性がこぞってカラオケで熱唱していましたよね。彼に歌ってもらったという思い出のある女性も多いでしょう。

1987年にデビューし、当時のバンドブームを語るなら外すことはできないバンド、ユニコーン。1990年代に入り使われるようになった『J-ROCK』の代表的なバンドなのではないでしょうか。

1990年にリリースした「働く男」は、ダウンタウンが出演していた番組『夢で逢えたら』のオープニングテーマとして制作されヒットした一曲。
歌のコードから外れているバックの演奏とサラリーマンの悲哀を表現した歌詞が特徴的な本作は、令和の今聴いて欲しい一曲です。

熱狂的なファンから一般人まで幅広い層に人気のL’Arc～en～Ciel。「HONEY」は「花葬」「浸食 〜lose control〜」と合わせて3枚同時に発売され、人々の度肝を抜きました。

「HONEY」はミリオンセラーを達成し、最大のヒット曲となっています。名曲ぞろいのラルクの楽曲は、hydeさんの類稀なるカリスマ性と美しい歌唱力が特徴で、酔いしれる人が続出。現在も多くの人を魅了し続けています。