突き抜けるようなハイトーンボイスが鮮烈な広瀬香美。“ウィンター・ソングの女王”とも呼ばれています。元々は作曲家を目指していましたがシンガーソングライターとしてデビュー。いわゆる“歌もの”としてはかなり難しいメロディーが特徴ですが、それを歌いこなす実力の持ち主です！

『ロマンスの神様』に始まり、スキー洋品店「アルペン」のCMソングとして毎年ウィンター・ソングを発表。『Promise』はそのうちの1曲で大ヒットとなりました。サビの前の歌詞“♪Get down”から「ゲッダン」の愛称でも知られるようになり、今も幅広く愛される雪の歌・冬の代表曲になっています！

「ハマショー」の愛称でも知られる浜田省吾。活動歴48年の大ベテランのシンガーソングライターですね。ライブにこだわりがありテレビなどのマスコミにはほとんど登場せず地道に活動を続けています。トレードマークのサングラスが印象に残る人も多いのでは？

『悲しみは雪のように』はフジテレビのドラマ『愛という名のもとに』の主題歌として大ヒットしました。劇中にも浜田省吾の曲が使われブームになりましたよね。母親が病に倒れた時、絶望の中で人に対して優しい気持ちになれたという体験を元に書かれた曲で、普遍的なテーマのウィンター・ソングです。

沖縄出身の4人組SPEEDは、デビュー当時メンバー全員が小学生と中学生だったことで大きな注目を集めました。キレキレのダンスと高い歌唱力であっという間に大ブレイクし、彗星のように駆け抜けて3年8か月後に解散。2008年に三度目の再結成を遂げています。

雪の季節の代表曲『White Love』はグループとして最大のヒットソング。この曲で紅白歌合戦に初出場を決めました。等身大のラブソングとして同世代からの高い人気を集めた曲です。ゴージャスなアレンジの中、鈴を思わせるような音が入っていたり、いかにも冬っぽい雰囲気が感じられる仕掛けが施されている点にも注目！

DREAMS COME TRUEは今や日本を代表するユニットの一つ。デビュー当時は女性1人男性2人という編成が「ドリカム編成」と呼ばれ、後に同じ編成のユニットが数多く登場しました。またボーカルの吉田美和に影響を受けたというシンガーも多く、楽曲、存在共に大きな影響力を持っています。

シングル曲『雪のクリスマス』は、1990年の作品ですが、今聴いても古さをまったく感じさせない冬のバラード。一途に好きな人を思う気持ちが素直な言葉で綴られています。降り出した雪でみるみる姿を変えていく街の様子が手にとるようにわかる描写が美しい。ちなみに『Winter Song』はこの歌の英語バージョンです。

イルカは女性フォークシンガーの草分け的存在。70年代から活動しているので、大ベテランと言えますね。今では当たり前となった武道館公演を女性シンガーソングライターとして初めて成功させたのがイルカなんです！絵本作家としての顔も持っています。

もともとはかぐや姫の曲だったのをイルカが歌って大ヒットにつながった『なごり雪』は1974年の曲。今日に至るまで多くの人に愛され歌われてきました。季節的には早春の歌詞ですが、別れの切なさを冬の終わりを惜しむように降る雪に重ね合わせて描かれています。世代を超えて歌い継がれる名曲です！

ドラマや映画に多数出演、俳優として輝かしいキャリアの持ち主である松たか子。音楽活動も積極的に行っています。父も兄も高名な歌舞伎役者という芸能一家に育ち、デビュー当初から才能を発揮。声優や執筆などでも活躍するという多才ぶり！

『アナと雪の女王』では声優として主演を務め、日本語の劇中歌の歌唱も担当した『レット・イット・ゴー～ありのままで～』は、配信で100万ダウンロードを達成！「レリゴー」の愛称で誰もが知っている曲に！「不安や恐怖から開放され、ありのままの自分でいられる喜び」というテーマが多様性の時代にマッチし、多くの人の共感を得たウィンター・ソングです。

山梨で結成されたレミオロメンは3ピースバンド。3人とも小中高の同級生です。この印象に残るバンド名は3人で考えた造語だそう。藤巻亮太が書く日本語にこだわった歌詞でファンを増やしていき、アマチュア時代から高い人気を誇り活動していたバンドです。

彼らを代表する『粉雪』はなんといってもサビのフレーズが特徴。一度聴いたら忘れないほどの強いインパクトがあり、ドラマの挿入歌にもなりました。カラオケ人気も高く、冬の曲リクエストランキングで1位に輝いた曲！粉雪の儚さをテーマにしながらも力強い曲調が耳に残る名バラードです。

日本を代表するシンガーソングライターといえば山下達郎。歌はもちろんそれ以外の楽器もすべてこなし、作詞作曲アレンジまで自ら手がけるという音楽づくりに対する強いこだわりや姿勢から“音の職人”と呼ばれるのも納得です。1人アカペラも非常に高いクオリティーで驚くばかり！

『クリスマス・イブ』は日本のウィンター・ソングの代表曲と言っても過言ではないほど、広く浸透した曲ですよね。83年のリリース以来、超ロングヒットとなっているので、毎年雪の季節になると必ずどこかから聴こえてきます。曲調もクリスマスムードたっぷりでこれを聴くと「ああ年末だな」と感じる、冬の代名詞とも言える曲です！

中島美嘉はミステリアスさが魅力です。歌手だけでなく俳優としても活躍。10代でデビューしましたがデビュー曲からいきなり大ヒットとなります。その後もヒットソングを連発。ファッションやメイクも常に話題となる人気アーティストです。

代表曲である『雪の華』は冬になると必ず聴きたくなる名曲の一つでしょう。レコード大賞作詞賞を受賞した歌詞はその世界観の素晴らしさに、これをモチーフにした映画が制作されたほどです。中島美嘉の憂いを含んだ声で歌われる美しいメロディーは、多くの人を魅了し続けていますね！

シンガーソングライターの女王と言えば松任谷由実。50周年のメモリアルイヤーにも精力的にツアーを敢行しています。歌詞やメロディーの素晴らしさは言うまでもなく、他に類を見ないショーアップされたコンサートを開催し続けていることでも知られていますよね。

冬や雪にちなんだ歌もたくさんありますが、知名度の高さと曲のポップさではやはり『恋人がサンタクロース』がおすすめ！この曲のヒットにより、クリスマスが子ども向けのものから恋愛の一大イベントに変わったと言われるほどの影響力がありました。気分良く盛り上がること間違いなしの曲ですよね！

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