2泊3日の荷物パッキングで最も大切なのが、どのバッグを持って行くか決めることです。お気に入りの旅行鞄がある人、キャリーケースを使いたい人、身軽にするため大きめトート1つという人もいるでしょう。

車での旅なら荷物が多くてもOKですが、電車や飛行機などに乗る場合は、荷物はなるべく少なめに。現地で預けても平気な大きめのバッグと、持ち歩き用の小さめのバッグ（リュックやショルダーバッグ、トートバッグなど）を決めます。

着替えなど、すぐに使わないものは大きいバッグへ。財布やスマホ、ポーチなどすぐに使うものは持ち歩き用のバッグへ入れる、といった感じに荷物の割り振りを決めましょう。

例えば、化粧ポーチを1つだけにして、大きいバッグに入れて預けてしまったら、メイク直しができません。分けて持つか、あらかじめ化粧ポーチを軽くして持ち歩き用に入れるかなど、検討します。

また、日帰り温泉に行く場合、着替えやタオルを大きなバッグに入れてしまいがちなので気をつけましょう。分けておき、さっと取り出せるようにするなど、荷物をどこに入れるか割り振りをしっかり決めておくと、スムーズな旅に。

現地の天気や気温を確認し、折り畳み傘やストールやジャケット、カーディガンなどの羽織ものが必要かチェック。

雨具は折り畳み傘があるといざというときに安心ですが、晴れである場合は持って行かないと判断してもOKです。地方でお店がない場合を除いて、仮に雨が降っても現地のコンビニなどで買うこともできます。

スカートやデニムなどのボトムスは同じものにすると、荷物をグッと減らすことができます。そしてシワにならない素材、アイロン不要のアイテムを選ぶと楽ですね。

薄くて折り畳める＆丸められるアイテムを選ぶのもGOOD。昨今はシワになってもOKのワンピースなどが流行っていますが、旅行でも重宝するので、旅先でおしゃれをしたい人にも人気がありますよ。

服に合わせて靴を変えたい人もいるでしょう。ですが、なるべく荷物を少なくすることと、移動が多く、とくに観光予定があることを考えたら、旅行には歩きやすい靴を1足選ぶことをおすすめします。

ちなみに寺社では、ピンヒールは避けてください。そしてお寺でお堂に上がるなど靴を脱ぐようなシーンが想定されるなら、靴下は必須です。

旅館ではあまり見かけませんが、ホテルで2泊するならコインランドリーを活用するのもいいでしょう。

機種にもよりますが、大型の乾燥機で1人分の洗濯物ならほんの10〜20分程度で乾いてしまいます。肌に直接身につけるものを洗濯すれば、着替えは1泊分でOK。だいぶ荷物を減らすことができますよ。

荷物を少なくしたいなら、現地で購入できるものは持って行かないようにします。宿泊先のホテルや旅館にあるものをサイトでチェックし、アメニティやタオル、寝巻きなどがあるか確認してください。もちろん、お気に入りのアイテムを使いたい場合は持っていきましょう。

ただし、地方だとコンビニやドラッグストア、スーパーなどのお店がないことも。周辺情報も一緒にチェックしておくことをおすすめします。

お気に入りのアイテムを持っていきたい人には向きませんが、家に試供品やサンプルがある人は使いましょう。

詰め替え用の小分けボトルだと残ってしまいますが、パウチタイプは捨てられるので楽ですよ。もしくはオールインワンアイテム1つを持って行くと、全身に使えるのでとても便利なのでおすすめです。

女性同士の旅であれば、ヘアアイロンやコテ、ヘアオイル、ボディクリームなどのアイテムを分担して持って行くと、個々人の荷物が減らせるのでおすすめです。

どのように持っていくか？など、事前に相談してみるとよいですね！

裏技かもしれませんが、宅急便を利用するのも一つの手。イベントなどでとくに荷物が多い場合は、事前に旅館やホテルに送っておくと楽ですよ。もちろん、行き帰りを身軽にしたい人も。送り方は宛先にホテルの住所、宛名に「フロント気付」と「宿泊者の名前」を明記します。備考欄に「チェックイン日」を書くとホテル側も把握しやすいので、しっかり書いてくださいね。

荷物をチェックイン前、アウト後に預かってくれるホテルや旅館がほとんどですが、観光するルートに宿がない場合は預けたり取りに行ったりするのに、時間も交通費もかかってしまいます。コインロッカーに預けるのもお金がかかるので、それなら配送したほうがいいケースもありますよね。

持ち運びが便利なモバイルバッテリーに、USB、Type C、Micro USB、Lightningのケーブルが一体となった超便利なアイテム。2つのアイテムが合わさっているので重さは440gありますが、かさばらないので荷物にならず重宝します。

モバイルバッテリーは旅行中だけでなく、普段の災害対策にもなるので、1つあると安心ですね。

micro USB、タイプC、iPhone系（Lightning）の3つのケーブルが1つになっている便利なアイテム。昨今のビジネスホテルではよく見かけますが、旅館などでは置いていないので、デバイスが多い人は持って行くとよいでしょう。

差込口がUSB Type-Aに対応しているなら、直接充電できるところもありますが、コンセントから充電する場合は、プラグのついたAC（電源）アダプタもお忘れなく。

薄さ8ミリ、62グラムと軽いカードケース。カードが5枚収納でき、マネークリップが付いているのでお札を挟むことができます。

重たい分厚いお財布の人は、身軽な旅行のためにお財布の中身を厳選しても良いかもしれません。

足が疲れやすい人に、足裏に貼るツボを刺激するジェルシートです。5種のハーブの成分で翌朝がすっきりすると評判の商品。足裏だけでなくふくらはぎにも。湿布などで肌がかぶれやすい、肌が弱い人は事前に試しておきましょう。

洗濯ネットは旅行でぜひ使ってみてください。帰ってから洗濯機にそのまま入れられるので、とても便利ですよ。持って行くときは100円ショップなどで選んで旅のお供にしてもいいですね。