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カラオケで上手く歌うコツ「事前準備編」1.声域にあった曲を選ぼう

カラオケで上手く歌うコツ「事前準備編」1.声域にあった曲を選ぼう

ここからは、カラオケへ行くまでに時間がある方にお伝えしたい上手に歌えるようになるコツをご紹介。

なにかしら物事を上達させたいと思ったとき、最初にやるべきことは「自分自身を知ること」です。カラオケの場合もしかり。自分の声域を認識するところからはじめていきましょう。

まずは、これまでのカラオケ経験から「最初から最後まで、高音のパートも含めて歌いきれた曲」を思い出してください。意外と無かったりしますよね。歌いきれなくても「完走に近い歌」でも大丈夫です。

という観点で選ぶのがコツ。とてもざっくりですが、これが「声域にあった(あなたの声域に近い)曲」です。

これから先、その歌が一番上達の可能性のある“武器”といっても過言ではありません。もしまだ時間があるならば、ヒトカラで練習するべきは「この歌」、もしくはその(あなたの声域に近い)アーティストの別の「無理なく歌える曲」がベスト。

友だちにウケのいい曲、場を盛り上げるための歌など、誰かのために選んだ楽曲を上手に歌うのはとても難しいことです(もちろんそういった歌を歌うことも大切ですよね)。ただカラオケ当日は、自分の声域にあった歌を準備しておくと、場がもっと盛り上がること間違いなし!歌を知らなくても、上手な歌は聴いていて気持ちが良いですからね。

カラオケで上手く歌うコツ「事前準備編」2.母音を意識してみよう

カラオケで上手く歌うコツ「事前準備編」2.母音を意識してみよう

あの子、上手だなあ……という人の歌を意識して聴いてみると、強弱はありますが「母音(あ・い・う・え・お)」が聞き取れるレベルで発音されていることに気がつくかもしれません。これ実は、声楽の世界へ足を踏み入れることになるほどの奥深い話。

ここではかんたんにひとつだけ覚えておきましょう。

童謡『浦島太郎』の歌い出しを例に考えてみましょう。
※今これを読んでいる場所の環境が許せば、小声で音読してみてください

♪むっかしー むっかしー うらしまはー

「童謡」なのでこのまま元気よく歌っても微笑ましく成立する曲ですが、ちょっぴり上手に歌ってみましょう――

♪む(ぅ)っかし(ぃ)ー む(ぅ)っかし(ぃ)ー う(ぅ)らしまは(ぁ)ー

母音を強調することで、言葉と言葉の間につながりが生まれます。これにより音程がブレづらくなるため、歌声が安定して聴こえるように。速いテンポの曲よりも、どちらかといえばバラード向きの“ちょっぴり上手に聴こえるコツ”です。

とはいえ、やり過ぎには注意して、歌う曲を決めたら少しずつ取り入れてみるのがおすすめです。

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