関西出身の女性シンガーソングライター、井上苑子。幼少期から歌を歌い路上ライブを繰り返し行ってきた彼女は、高校在学中にメジャーデビューを果たしエネルギッシュな楽曲を数多くリリースしてきました。等身大で歌う姿は若者をはじめ多くの人々を勇気づけてきています。

そんな彼女が2014年にリリースした「赤いマフラー」は、冬に聴きたいおすすめの失恋ソング。好きだからこそ、好きな人の幸せを願い自分の気持ちを抑え込む苦しさを丁寧に表現しています。肌を指すような寒さの中、涙を流しつつ聴いてほしい一曲です。

厚みのある演奏と清涼感のある声色が美しいスリーピースロックバンド、SHISHAMO。恋愛ソングや応援ソング、ドラマのタイアップソングなど幅広いジャンルの楽曲を手掛ける彼女たちは、季節感のあるシーズナルな楽曲も数多くリリースしています。

2015年にリリースされた「君とゲレンデ」も、冬の季節を存分に感じられるシーズナルな一曲。甘いラブソングかと思いきや、曲の後半では悲しい失恋ソングへと早変わりするジェットコースターのような楽曲です。ウィンタースポーツを楽しみにゲレンデへ行く際や失恋を経験した冬など、元気を出したい時に聴いてくださいね。

今では押しも押されもせぬ人気バンドとなった4人組アーティストOfficial髭男dism。圧倒的な歌唱力とキャッチーなメロディで多くのファンを魅了してきました。

2022年に配信限定シングルとしてリリースされた「subtitle」は、川口春奈と目黒蓮が出演し大きな話題となった木曜ドラマ『silent』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、Billboardやオリコンなど様々なチャートで1位を獲得しました。うまく伝わらない切ない想いが冬にぴったりなラブソング、一人でじっくり聴いてほしいおすすめの一曲です。

数々のバレエ音楽を手がけてきたロシア出身のロマンチスト作曲家、Pyotr Ilyich Tchaikovsky。日本では3大バレエ音楽のほかピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲があまりにも有名ですが、美しい交響曲を数多く残したことでも人気です。

1866に作曲されたSymphony No.1は、天才チャイコフスキーが生まれて初めて発表した交響曲。邦題では『冬の日の幻想』と称される冬にぴったりの一曲です。民謡的な第一楽章から柔らかな第二楽章、夢幻的な雰囲気のある第三楽章、圧倒的なクライマックスの待ち受ける第四楽章と、聴く際はぜひ曲全体の流れを楽しんでくださいね。

心地よく美しい歌声と耳に残りやすいメロディが人気の大人気バンド、SEKAI NO OWARI。様々な楽器や音色を用いて紡がれる音楽から、おもちゃの世界に迷い込んだような気分を味わえるとも言われています。最近では海外での活躍にも積極的であり、英語歌詞の楽曲もリリースしました。

彼らの楽曲中で冬に聴きたいおすすめの楽曲は、クリスマスにもぴったりの冬の歌「スノーマジックファンタジー」。この曲はJR東日本の広告でお馴染み『JR SKISKI』のCMソング用に作られました。聴いているとだんだんスキーに行きたくなってきますよ。

抜群の歌唱力とパフォーマンス性でたくさんのファンを魅了する女性ボーカルグループ、Little Glee Monster。一時期は7人のグループとして活動していましたが、メンバーの入れ替えが頻繁に起こり今では3人組のグループとなりました。2022年には新メンバーを募集するオーディションを開催。新たに3人が新メンバーとして追加され第二章がスタートしました。

どの曲も歌声の響きが美しい彼女たちの楽曲ですが、とりわけ冬の歌としておすすめなのが「Magic Snow」。この曲はデビュー当初から頻繁に歌われていましたが、2016年に7枚目のシングル『はじまりのうた』へ初めて収録されました。アカペラで紡がれるノリの良いクリスマスソング。ぜひ一度聞いてみてくださいね。

韓国と日本、アメリカを中心に活動し、世界中に多くのファンを抱えるK-POP界のトップアイドルグループ、TWICE。最近では日本での初のファンミーティングを行い、日本中のファンを喜ばせました。ONCE(TWICEのファンネーム)の彼女たちに対する愛情は絶大です。

そんなTWICEが2021年に日本でリリースした「Doughnut」は、大人っぽい雰囲気を前面に押し出したこれまでにないタイプの冬ソング。クリスマスシーズンに聴きたい落ち着きのある楽曲です。元気いっぱいのクリスマスソングをたくさん聴いた後は、彼女たちのバラードソングで癒されてはいかがでしょう。