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クラフトビールとは?

クラフトビールとは?
画像:123RF

「クラフトビール(Craft Beer)」とは、小規模なビール醸造所でビール職人が魂を込めて造っている希少性の高いビールのこと。
もともとはアメリカで生まれた言葉ですが、1995年ごろから日本でもクラフトビールという言葉が使われるようになりました。
その後、2018年5月に全国地ビール醸造者協議会(JBA)によって、日本におけるクラフトビールの定義について以下の3つが定められました。
1.大手ビールメーカーから独立したビール造りを行っていること(大手ビールメーカー傘下にある醸造所ではないこと)
2.一回の仕込み量が20kl以下であり、ブルワー(醸造者)が生産工程を管理できる少量に抑えていること
3.伝統的製法で造られている、または地域の特産品などを原料に取り入れたオリジナリティがあり、地域に根ざしていること

このように小さな醸造所で生産量を抑えて造られているのが「クラフトビール」です。

ビール用語を抑えよう!

ビール用語を抑えよう!
画像:123RF

クラフトビールを知る上で覚えておきたい基本の用語をご紹介。ビール用語を知れば自分にぴったりのビールを探しやすくなりますよ。

ボディ

口に入れ、飲み込む時の抵抗感の表現。軽いものはライトボディ、中間のミディアムボディ、最も重いものをフルボディと呼びます。甘さやアルコール度数、タンパク質が含まれる度合いによって決まります。

IBU(International Bitterness Units)

ビールの苦味を示す単位、日本語で言うと「国際苦味単位」といった意味になります。1リットル中に含まれる苦味成分、アルファ酸の含有量で表します。

その含有量は多いほど苦味は強く、モルトやアルコールによる甘み成分が多くなるにつれて、IBU値が高くても、苦味を感じにくくなります。

TAP(タップ)

厳密にはビールサーバの注ぎ手を示す言葉ですが、生樽で提供するビールそのものを指すようになりました。

最近トレンドとなっているタップルームとは、数多いTAPを揃えたビアバーのこと。タップルーム自体がブルワリーとして醸造をしているところもあります。

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