おすすめのアクション映画30選！胸のすくアクションでテンション爆上げ！

爆音上映が話題を呼んだMAD MAX史上最高作！

1979年に登場して以来、カーアクションどころかアクション映画全体の中でもファンの心を掴んでやまないMAD MAXシリーズ。

荒廃しきった世界でただ生きるために戦うローンウルフ、マックスの姿はそのままに、進化したMAD MAXを味わえるこの映画。ディストピア感溢れる砂漠の王国で、貴重な資源を独占するイモータン・ジョーと対峙するマックスは、女性戦士フュリオサ、そして鉄馬の女たちと共に、人々のために立ち上がります。

これまでのシリーズ3作品を凌ぐバイオレンスとアクションもさることながら、女性にフューチャリングした本作は涙無くしては語れない超大作。特に、清浄の地に辿り着いた時のために植物の種を大事に大事に抱えているお婆さんの姿が……。
なんと企画から15年という歳月を費やして作られた本作、ほとんどCGを使っていないというのも驚き！

主人公のドライビング・テクニックと共に音楽も楽しめる！

小さい頃に事故に遭い、それが原因で耳鳴りに悩まされる主人公のベイビーは、入り込んでくるノイズを紛らわすためにいつも音楽を聴いています。そして音楽を聴くと脅威のドライビング・テクニックが降臨するという不思議な能力の持ち主。

犯罪組織のボスの車を盗んだことがきっかけで、借りを返すまでの期間限定で犯罪者を逃すという役割を務めているベイビー。ある日ダイナーで働くデボラと恋に落ち、彼女との将来のため汚れ仕事から足を洗おうとしますが……。

犯罪組織と関わりながらも寡黙で心優しいベイビーのキャラがイイ。上記のような設定もあり、劇中で流れる楽曲も非常に魅力的なのです。さまざまな音楽と鮮やかなドライビング・テクニックをどうぞご堪能あれ！

時速80km以下になったら爆発！爆弾魔の仕掛ける罠にハラハラが止まらない

『ダイ・ハード』『リーサル・ウェポン』など大人気アクション映画を撮影監督として生み出したヤン・デ・ボンの初監督作品。キアヌ・リーブスの代表作であり、悪役がデニス・ホッパーという豪華な一本は、カーアクションを語るうえでは欠かせない映画でもあります。

SWAT隊員のジャックは序盤はエレベーター、メインではバス、そして最後は地下鉄と手を替え品を替え挑んでくる爆弾魔と戦います。バスのシーンから巻き込まれてしまうサンドラ・ブロック扮するアニーの設定（スピード違反で免停中）にニヤリとさせられつつ、最初から最後まで手に汗握るノンストップ・アクション！

これはもうカー・アクション映画の代表作といっても過言ではないでしょう。

密かに豪華キャストが揃う名作映画。ミニ好きなら必見！

コンパクトなボディに丸いライト、日本でも大人気のミニ・クーパー。タイトルの通り、ミニ・クーパーが大活躍するカーアクション映画です。速さが売りの車ではないところがこの作品の魅力を引き上げています。

「金庫破りのジョン・ブリジャーが、横取りされた金塊を仲間と共に取り戻す」とストーリーこそ単純なものの、可愛いミニ・クーパーの活躍ぶり、そして腕利きのチームプレーが小気味よく、さながら『オーシャンズ11』のカーアクション版といったところでしょうか。

実はこの映画、1969年に公開された同名作品のリメイク。旧作はイタリア・トリノの街で撮影されましたが、舞台をロサンゼルスに移した結果、どんなカーアクションが観られるのでしょう。ミニ好きの方はぜひ1969年版もご覧ください！

タイトルは「超特急便」！その名の通りNYを疾走する自転車スタントがすごい！

主人公のワイリーはブレーキのない自転車を操り、NY中を駆け抜けるメッセンジャーボーイ。ある時預かった封筒が元で悪徳刑事に追われることに。大事な封筒を取り返すためにセントラルパークを疾走するワイリーは、執拗に追いかけてくる刑事との攻防戦に勝てるのでしょうか？

行き交う車の間をすり抜けるスリリングなアクションシーンはスピード感が半端なく、全編手に汗握る展開の連続！さらに楽しいのが頭に浮かんだ走行ルートをグラフィックで表現するという演出。

日常生活でこんな走りをされたら危なくてしょうがない！とつい考えてしまいますが、自転車好きなら見逃せないおすすめ映画です。電話一本で駆けつけてくれる仲間たちとの友情にも注目！

大真面目な復讐劇なのに何故か笑えるアクションムービー

クエンティン・タランティーノと本作の監督であるロバート・ロドリゲスが製作した『グラインドハウス』で、架空の映画の予告編を作ったところから生まれた作品がこの『マチェーテ』。首を吊っても死なない屈強な主人公のマチェーテが、妻子を殺され、さまざまな裏切りに遭い、黒幕に復習していくというストーリー。かなりグロいシーンもありつつ笑えるという不思議な映画です。

ヒーロー役の多いスティーブン・セガールが悪党を演じているのもちょっと可笑しい。悪人顔なのにモテモテの主人公マチェーテを演じるのはダニー・トレホ。監督の従兄弟だそうです！

大人の悪ふざけ全開といったこの映画、続編の『マチェーテ・キルズ』もまた面白い一本なので、2作品続けての鑑賞がおすすめ！

高圧電流もなんのその！アクションも笑いもノンストップ！

1作目『アドレナリン』では、アドレナリンが減少すると死んでしまうという毒薬を打たれた男がど派手なアクションを繰り広げていましたが、今回は粗悪な人工心臓を動かすために電気を求めて走り回ります。

電気のためなら、高圧電流、車のバッテリー、電流が流れる犬のしつけ用の首輪、摩擦（どんな摩擦かは自粛）！まで使いながら敵を追い詰める主人公。果たして彼は奪われた心臓を取り戻すことができるのでしょうか？

ハードボイルドな役どころの多いジェイソン・ステイサムがぶっ壊れた主人公を演じているのがイイ！前作を上回るお下品っぷりで受け入れられない人もいるかもしれませんが、ビールでも飲みながら仲間とワイワイ楽しむにはうってつけの映画です！

イギリスで一番平和な街の裏の顔とは？堅物とダメ男の凸凹コンビ大活躍

真面目すぎる性格が疎まれ、左遷されてしまった優秀な警察官。彼がやってきた街は何かがおかしい。「平和な街」という肩書きを失いたくないために警官がちゃんと働いていない……？持ち前の能力を活かして動き始める主人公ですが、街の“秘密”を暴かれたくない住民たちと銃撃戦に！

全編に溢れるコメディ要素、散りばめられた伏線の回収のみならず、一見普通のおじいちゃん・おばあちゃんを相手に繰り広げるアクションシーンは、笑いを通り越して涙が出てきます！

終盤にはミステリー要素も加わり、観客を飽きさせない工夫がなされた素晴らしい娯楽作。当初は日本未公開でしたが、インターネット上の署名運動によって劇場公開されたというくらい熱烈なファンを持つ映画です。

中年の底力ここにあり！ド派手なアクション、若い者には譲れないぜ！

引退した元エージェントたちが大活躍した前作『RED』の面々が、世界を救うために再び集結！しかし凄腕の殺し屋に追われることになり……。

熟練俳優陣が勢揃いして挑む派手なアクションシーンは見応えたっぷり。ヘレン・ミレン扮するヴィクトリアが、回転する車からマシンガンをぶっ放すシーンはかっこいいことこの上なし！そして爆弾係マーヴィン（ジョン・マルコヴィッチ）のとぼけた態度がいつも笑いを巻き起こします。

「若造に世界が救えるか！」というキャッチコピーの通り、この重厚な俳優陣ならではの余裕あるコメディ要素と軽快なアクション。何度観ても飽きることのない気持ちいい映画です。

神経質なボディガードは不運を蹴散らすことができるのか？

ボディガードのマイケルはさまざまな事情から精神を病んでしまい、カウンセリングに通う日々を送っています。とにかく不運の続く主人公に同情しつつも笑いを堪えきれない……。前作『ヒットマンズ・ボディガード』もものすごく楽しい映画ですが、続編のこちらはそれを上回る面白さ！アクション要素も、コメディ要素もスケールアップしています。

映画の魅力の一つがそのロケーション。ギリシャの海やイタリア市街の街並みがアクションシーンに華を添えています。
それにしてもヒットマンの奥さんってこんなにお下品でいいのでしょうか（笑）。破天荒夫妻に振り回される気の毒なマイケルの奮闘を、ぜひみんなで応援しましょう！