親戚への結婚祝いのお返しは何を贈る？ おすすめ内祝い10選

「引き出物」と「結婚内祝い」は、つい混同してしまいがちですが、別物です。

引き出物
結婚式に出席してくれた方に対してお礼として渡す品物のこと。

内祝い
本来は身内や近しい人たちだけで内々に幸せを分け合う意味で贈られた品物のことを指したものでした。現在は、結婚式に参列しなかった方やご祝儀とは別にもらった結婚祝いのプレゼントに対するお返しを指す言葉として使われているようになっています。

お返しには、いただいた結婚祝いの半額程度のアイテムを選ぶのが一般的です。ただし、あくまでも目安なので、年配のおじさんやおばさんなどから高額な結婚祝いをもらった場合などは1/3程度の金額の品でも問題ありません。

気を付けなくてはならないのは、いただいたお祝いより高額のアイテムを選んでしまわないようにすること。値段が高すぎたり、お返しの相場を大きくはずれたりするギフトは、たとえ親戚であっても失礼になりかねませんよ。

結婚祝いのギフトほど繊細ではありませんが、親戚への内祝いでも避ける方が賢明なものがあります。

まず、縁起が悪いとされるものは避けた方が無難。「割れる」「切れる」を連想する皿や刃物などが相当します。ただし、近年ではポジティブな解釈もあるので、一概にNGというわけではありません。結婚祝いの贈り物同様に、タブー視されるアイテムは近年減りつつあるとはいえ、相手の考え方の傾向にあわせて選ぶのがベストです。

また贈ってはいけないものではありませんが、趣味に合わない雑貨や小物、苦手な食品などはもらっても困る残念な品物になる場合もあります。親戚の場合、事前に好みをチェックしやすいことも多いのではないでしょうか。せっかくお返しを贈るのですから、喜んでもらえるようにしたいですね。

結婚内祝いを贈るときに選ぶ「熨斗紙」は、水引10本の結び切り、もしくはあわじ結びにしましょう。表書きには「寿」または「内祝」とし、濃い墨色の毛筆や筆ペンで書きます。名前は表書きより少し小さめの字で書くとバランスもばっちりです。

最近では、熨斗紙の上から包装した「内熨斗」にして贈るケースが多くなっています。遠方の親戚へ郵送する場合はとくにこちらをおすすめします。一方、直接手渡しする場合は「外熨斗」を選んでも良いですよ。

挙式をする場合、通常は結婚式から1か月以内にお返しをするのが目安になります。入籍だけの場合は、入籍後にお返しを贈ります。また、入籍後に結婚祝いをもらったら、1か月以内にお返しするようにしましょう。

今回は、おじさん・おばさんに贈りたいラグジュアリーな逸品から、いとこに向けて選びたいカジュアルな品まで、さまざまなおすすめアイテムを間柄ごとにチョイスしました。親戚への結婚祝いのお返し選びの参考にしてみてください。

「体験型ギフトカタログ」ならアイテムだけでなく温泉や食事などの体験も選べる

お世話になったおじさんやおばさんに、ラグジュアリーなひとときをプレゼント！ エグゼタイムのカタログギフトを結婚祝いのお返しに選んでみませんか？ 思い出や感動につながるような「体験」に特化したカタログで、40か所以上の温泉利用ができるほか、人気レストランや料亭での食事などを選ぶことができますよ。

おでかけはあまり好みではない、というおじさんおばさんでも大丈夫。ブランド小物や絶品グルメの掲載もあって楽しみ方はさまざまです。今回紹介したカタログ以外にも、6000円から6万円のカタログほか、最上級10万円超えのカタログもあるので、予算や状況に合うものが選べます。

時短グルメ！ ヘルシーな「漬魚」を手軽に食べよう

解凍して焼くだけで食べられる西京漬＆粕漬の漬魚は、ご飯と相性抜群。和食好きな方や、忙しい毎日を過ごしている方にぴったりの結婚祝いのお返しです。

西京漬の「紅鮭、さわら、銀だら、剣先いか」と、粕漬けの「紅鮭、銀だら」の全部で13点の漬魚がセットになっています。酒粕を隠し味に加えた上品な甘さの西京漬、灘の吟醸酒の熟成粕を使った粕漬の奥深い味わいが、食欲をそそります。

一切れずつ個包装されているので必要な分だけ調理可能。食事のメインにも、お弁当のおかずにも良いですよ。

めでたい縁起物をあしらった上品な雰囲気の波佐見焼の「角皿」

波佐見焼は、長崎県波佐見町付近で作られている陶磁器。真っ白でシンプルな角皿が4枚セットになっており、それぞれに、富士山、ひょうたん、波千鳥、南天の縁起の良いモチーフが施されています。世代を問わないひかえめなデザインが好印象で、ハレの日はもちろん、普段使いにも重宝しそう。

長方形の皿は、焼き魚をはじめ、一品料理やお酒のつまみをのせるのにも向いていますよ。料理好きなおじさん・おばさんへの結婚祝いのお返しに選んでみてはいかがでしょうか。

雅で上質な極上「ティッシュ」は十二単をイメージ

世界一高級なフェイシャル箱ティッシュとして、ギネス世界記録にも認定された大昭和紙工業の超高級ティッシュです。日本の伝統色を取り入れた、桜、緋、蘇芳、橘、菜の花、若緑、苗色、常磐緑、わすれな草、瑠璃、桔梗、藤の12色からなる華麗なティッシュは、特製箱入り。

きめ細かく、やわらかな肌ざわりが自慢のティッシュは、普段自分では手が出ないけれどもらったらうれしい高級感ある作りになっています。珍しいものやおもしろいものが好きなおじさん・おばさんへの結婚祝いのお返しに贈ると喜んでもらえるのではないでしょうか。