目次
DIYで作業台作りに挑戦!作業台の制作工程
ここからは作業台作りの手順を詳しく説明します。実際に作ってみて気付いたポイント、各工程で目安となる時間も記載しているので、実際に作業台作りをする時の参考にしてください。
DIYで机作り STEP1.仮組みをする【所要時間:10分】
どこにどの資材を接続するか確認しましょう。完成形をイメージすることでどういった仕組みで出来ているか理解することができます。
今回一番間違いやすいのは、脚と補強材の取り間違え。長さをしっかり確認して天板の内側50mmの位置に脚と補強を置いていきましょう。脚と補強を内側に組むことで、クランプ(締め具)が利用可能な作業台になりますよ。
・【2番目に長い木材】2×4材(幅89mm×長さ700mm×厚さ38mm)×4本を脚として使用
・【1番長い木材】2×4材(幅89mm×長さ720mm×厚さ38mm)×2本を脚と脚の長い隙間に補強として使用
・【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)×2本を脚と脚の短い隙間に補強として使用
DIYで机作り STEP2.脚と補強を金具留め①【所要時間:15分】
ここから接続金具の出番です。「シンプソンのストロングタイ ビギナー向けDIYキット」の1つリジッドタイ(RTC2Z)を、脚と補強にはめ込みます。次に脚と補強をネジ(トラスタッピング)で留めます。
この工程では、電動ドライバーがあれば作業がとてもはかどるので用意することをおすすめします。電動ドライバーを押し込むようにしてネジ留めをしていきます。作業台の全ての脚と補強を固定をすれば、この時点でそれなりの強度が出てきますよ。
DIYで机作り STEP3.脚と補強を金具留め②【所要時間:15分】
作業台をさらに補強するために、まだ使用していない「【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)」の両側にポストキャップ(AC4)をトラスタッピング(ネジ)で留めます。
脚の下から70mmの位置にポストキャップ(AC4)を留めた「【1番短い木材】2×4材(幅89mm×長さ170mm×厚さ38mm)」を補強として使用。反対側も同じように留めます。
ここまで作業台を補強すれば、しっかりした強度が確保できます。
DIYで机作り STEP4.天板と脚の金具留め【所要時間:15分】
厚みを出すためにラウンランバーコア合板を2枚重ねて天板に使用。補強部分と天板をアングル (A23) で留めていきます。全てをネジ留めすれば作業台の完成です。
DIYで机作り STEP5. おしゃれなアイアンデスクが完成
今回は初心者でも簡単にDIYでチャレンジできる作業台の作り方を紹介しました。
キットを使えば材料の手配も楽チンで、作業に馴れていなくても安心。今回の作業台作りは、DIYがどんなものを体験するのにうってつけの難易度です。
作業時間も1時間以下で仕上げることができますよ。
今回の作業台を応用すればテーブル等も自作可能。これからどんどんDIYにチャレンジしていきましょう!
- あっという間に出来上がっちゃいました!
作業台は今後のDIYで活躍してくれそうです。作業台はちょっとした工具の置き場所にも使えるので便利。使い込んでいく内に味が出てきそうでワクワクします。
DIYはコスパ最高で簡単!作業台以外にもチャレンジしよう!
キットを使用すれば驚くほど簡単に、そして安価でスピーディーに作業台を作ることができました。工具も基本的には電動ドリルしか使っていないのもポイント。工具が揃ってない初心者の方でも簡単に作業台を作ることができますよ。
作業台のDIYで自信をつけて、どんどん他のアイテムのDIYにも挑戦していきましょう!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
SNS
旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。