更新日: 2024年11月14日
おすすめの離乳食の本15選!この1冊で離乳食の基本を押さえよう!
赤ちゃんが5カ月を迎えたら、そろそろ離乳食。
これまで母乳やミルクだけで育ってきた赤ちゃんにとって食事の第一歩となる離乳食は、その後の食生活にも影響するとても大切なもの。
離乳食は、初期から完了期に進むにつれて、食材の柔らかさや味付け、調理法も広がっていきます。また、アレルギーの心配な食材にも注意を払わなくてはなりません。
はじめての育児で心配が多いパパやママは、離乳食の基本がわかる本を1冊は手元に用意しておくと心強いですね!
そこで今回は、現役のパパやママたちの声を参考に、最新版の離乳食の本おすすめ15選をご紹介。
現代の忙しいライフスタイルに合った、フリージングや作り置きをメインにした離乳食の本もあります。ぜひ、ご家庭に合った1冊を探してみてください!
目次
離乳食について知ろう!
まずは離乳食の基本について、かんたんにチェックしていきましょう。
離乳食はいつからはじめるの?
「離乳」とは母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、子どもの食事(幼児食)に移行していく段階のこと。少しずつ形のある、固い食べものに慣れていき、それを嚙みつぶしたり、飲み込んだりする練習を行う時期の食事を「離乳食」と呼びます。
生後5~6カ月を迎え、首がしっかりとすわり、大人の支えでお座りできるようになれば、そろそろ離乳食開始の時期!ほかにも、離乳食開始のサインとして、大人の食事や食べ物に興味を持って口を開ける動作をしたり、スプーンを口に入れてみたりする、などがあります。
離乳食のステップ(初期~完了期の基本)
離乳食はおおよその月齢により4つのステップを経て、幼児食に移行しますが、発育の段階は赤ちゃんによって個人差があります。月齢はあくまで目安にして、子どもの成長のペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう!
ステップ1:離乳食初期(生後5~6カ月ごろ)
まずは1日1回、スプーン1さじのおかゆから始めます。慣れてきたらおかゆにペースト状の野菜をプラス。素材そのものの味を生かします。
このころ歯が生え始める赤ちゃんもいますが、まだ噛むことはできません。
ステップ2:離乳食中期(7~8カ月ごろ)
舌を使ってもぐもぐと、大人の指でつぶせる程度の固さのものを食べられるようになります。肉や魚などのたんぱく質も食べることができるものが増えていく時期。1日2回食でバリエーションも豊かに!
下の前歯、上の前歯の順番で歯が生え始めます。
ステップ3:離乳食後期(9~11カ月ごろ)
ある程度歯ごたえのあるものを、歯ぐきを使ってカミカミする練習の時期です。3回の食事を家族といっしょに楽しめるようになり、手づかみ食べの仕草も。
つかまり立ちや伝い歩きができるようになるのもこのころです。
ステップ4:離乳食完了期(12~18カ月ごろ)
少しずつ歩くこともできるようになり、離乳の完了の時期。からだに必要なエネルギーや栄養素のほとんどを母乳やミルク以外の食べものから摂れるようになります。
食べられる食材の種類は大人とほぼ変わりません。食材の大きさを少しずつ大きくしていき、好き嫌いも工夫して調理していけるといいですね。
※参考サイト:キューピー「教えて離乳食のコツ」
離乳食の本の選び方
離乳食の本は、月齢別に書かれたものや、アレルギー対応のもの、時短調理やフリージングに特化したものまでさまざまです。いずれを選ぶ場合にも、離乳食の基本的な知識が載っているものを選ぶと安心ですよ。
離乳食の本の選び方1. なるべく刊行年が新しく、基本的な知識が載っているものを選ぶ!
医学や研究の進歩によって、離乳食の常識もどんどん変わっていきます。離乳食の本を選ぶ場合には、なるべく刊行年が新しいものを手にとるのがおすすめ。文字だけでなく写真での解説が多い本を選ぶとわかりやすいですね。
また、離乳初期に食べられない食材や、月齢に合った味付けや固さの目安など、基本的な知識が丁寧に解説されているものを選ぶようにしましょう。
離乳食の本の選び方2. 月齢に合ったレシピが紹介されたものを選ぶ!
離乳食は初期、中期、後期、完了期と4つのステップで進んでいきます。月齢に合わないものを食べるとお腹を壊してしまうなど、赤ちゃんによくない影響があるので注意しましょう。
レシピが月齢別に豊富に紹介されているものを選ぶと便利です。
離乳食の本の選び方3. こだわりポイントや目的で選ぶ!
「アレルギーが心配」「栄養や食育にこだわりたい」「共働きだから、フリージングや時短調理に興味がある」など、離乳食をこれからはじめるパパやママの考え方やライフスタイルに合った離乳食の本もたくさん出版されています。
目的に特化した本を選ぶときも、必ず離乳食の基本的な知識がわかるものを選びましょう。または、初心者向けの本とは別に、2冊目、3冊目として購入するのもいいですね。
親子のコミュニケーションが深まる昭文社の絵本【PR】
編集者の思いがギュッと詰まった昭文社の絵本・ベビーBOOK。
ワクワク最強クリエイター・かしわらあきおさん作のボードブックや、たかいよしかずさんの「豊かな心をはぐくむ旅育えほん」など、盛り沢山のラインナップです!
パンタリーノのたび サンタむらのまき(作:たかいよしかず)
パンタリーノのたび かっぱむらのまき(作:たかいよしかず)
どんどん すすもう!(作:かしわらあきお)
ぽーやんの おうちたんけん(作:かしわらあきお)
ねこさん のってくださーい(作:かしわらあきお)
にょっきりん どこどこ?(作:かしわらあきお)
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】やまだもなか
SNS
ライター、図書館員。自身が小学生男児の母ということもあり、子供関連記事の執筆多数。
趣味は読書、鉄道旅行、純喫茶めぐり、料理など。電気ストーブのスチーム音(ぽこぽこっ)が好きです。
皆さんの子育ての手助けができるよう、ていねいでわかりやすい記事を心がけていきます。