スクレーパーの選び方
スクレーパーにはさまざまな種類があるので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね?そこでスクレーパーを選ぶときにチェックするポイントを3つ解説します。
スクレーパーの選び方1. 形
スクレーパーの形は主に「ヘラ型」と「幅広型」の2種類、どちらも特徴が異なります。各タイプの特徴を知ることで、自分に合ったスクレーパーを見つけやすくなりますよ。
ヘラ型のスクレーパー
ヘラ型のスクレーパーはコンパクトなものが多いのが特徴。そのため小さなシールはがしや、キッチンのガスコンロの汚れなどを落とすのに便利です。
刃が小さく細かな作業ができるため、傷つけたくない素材からシールや汚れをはがす作業に向いています。
幅広型のスクレーパー
幅広型のスクレーパーは刃の幅が広いのが特徴。床にこびりついた汚れや大きなシールなどを一気に剥がしたいときに使うのがおすすめです。
持ちやすいものが多いので、あまり力を入れずに汚れを落とすことができます。
スクレーパーの選び方2. 刃の素材
スクレーパーの刃部分に使用されている素材は「ステンレス」と「プラスチック」の2種類あります。それぞれの特徴を見てみましょう。
ステンレス
ステンレスは、頑固な粘着物や汚れを剥がすことができます。水で洗って錆びにくいのも特徴。硬くて先が尖っているので、使用する際はケガをしないように注意が必要です。
プラスチック
プラスチックは柔らかい性質なので素材を傷つけにくいです。車のボディからステッカーを剥がすときなどに使用するのがおすすめの使い方です。
ステンレスと比べて刃が破損しやすいのがデメリット。替刃や安価なスクレーパーを複数個もっとおくと良いでしょう。
スクレーパーの選び方3. 替刃式かどうか
スクレーパーには刃の部分だけ替えられるタイプとそうではないタイプがあります。
替刃式だと刃が割れてしまった場合や、使用頻度が高く劣化が早い場合すぐに新しい刃に替えて使用することができるので便利です。替刃がセットになっているスクレーパーもあるのでチェックしてみてください。
スクレーパーの使用頻度が高くない人は、替刃式ではないスクレーパーでも十分。替刃式でないスクレーパーはその分頑丈につくられているものもあるので、使用目的に合わせて選んでくださいね。
おすすめのスクレーパー10選
スクレーパーの選び方のポイントは押さえられましたか?
ここからはおすすめのスクレーパーを10個ご紹介。いろいろなタイプのスクレーパーを厳選したので参考にしてみてください。
おすすめのスクレーパー1.オルファ スクレーパーL型 35LB
ベーシックなスクレーパーを探している人におすすめなのがオルファのスクレーパーL型 35LB。
刃とグリップが丈夫に作られており一体成型になっているのが特徴のスクレーパーです。
ガラストップコンロのコゲ落としやガラス汚れなど、磨きや仕上げにも適しています。
使用後は水洗いもできるステンレス刃なのでお手入れが簡単でおすすめのスクレーパー。
刃:ステンレス
サイズ:15.9×6×1.3㎝
重量:36g
おすすめのスクレーパー2.オルファ GスクレーパーSlim 232B
しっかりしたグリップで使いやすいのが特徴のオルファ GスクレーパーSlim 232B。
ガラス面に傷がつきにくくサビにも強いステンレス刃仕様になっています。刃や金属部分はステンレス製で、本体内部に水や汚れがたまりにくい構造なので衛生的。
付属の替刃ケースは、作業のとき本体中央部にセットしておくことで紛失を防止、保管時はケガ防止のための刃カバーとして使用できますよ。
刃:ステンレス、替刃式
サイズ: 15.05×4.75×1.85cm
重量: 56g
おすすめのスクレーパー3.TRUSCO へら Y型 直刃 60mm TS-204
滑りにくく扱いやすいスクレーパーを探している人におすすめなのがTRUSCO へら Y型 直刃 60mm TS-204。
欠けや割れに強いPP樹脂ハンドルに、チェッカリング加工という滑りにくい加工がされています。
刃が柄の末端まで貫通しているとても頑丈な設計。粘着物をはがすことはもちろん、塗料をはがしたり、さびを落としたり、汚れを落とすこともできるので、スクレーパーの使い方は様々です。
刃が鋭いので取り扱いの際は指などを切らないように注意してくださいね。
刃:-
サイズ:21.8×6.8×2.4㎝
重量:100g
おすすめのスクレーパー4.エーモン スクレーパー 4個入 1692
ガラス面から粘着物を剝がしたい人におすすめなのがエーモンのスクレーパー。プラスチック刃で傷が付きにくく安心して作業することができます。
粘着物ののり部分が残ってしまう場合があるので、別売りの両面テープはがし剤を合わせて使うと綺麗に取れて効果的。
コンパクトでおすすめのスクレーパーです。
刃:プラスチック
サイズ:4.8×4.5×0.8cm
重量:46g
おすすめのスクレーパー5.アストロプロダクツ AP ミニプラスチックスクレーパー MS162
手に収まるコンパクトボディで替刃式のアストロプロダクツ AP ミニプラスチックスクレーパー MS162。
プラスチック刃なのでステッカーやのり剥がしなどに最適。はがし面に傷を付けにくく安心して使えます。
本体内に最大2枚のブレードを収納することができるので、刃が欠けてもすぐに取り替えが可能。
かなり軽量で持ち運びに優れたおすすめのスクレーパーです。
刃:プラスチック、替刃式
サイズ:7×4×1.2cm
重量:15g
おすすめのスクレーパー6.Kiligen スクレーパー
2種類のスクレーパーを同時に手に入れたい人におすすめなのがKiligenのスクレーパー。ダブルヘッドスクレーパーと収納式スクレーパーの2つを使い分けできます。
ダブルヘッドスクレーパーはその名の通りヘッドが上下にあり、付属のステンレスブレードとプラスチックブレードをそれぞれ取り付けることができ、瞬時に使い分けが可能。
収納式スクレーパーは本体中央部をスライドさせることによってブレードを出したり収納したりすることができます。また、持ち手が滑るのを防ぐ造りになっているのもポイントです。
使用目的に合わせて使い分けられるおすすめのスクレーパーです。
刃:プラスチック/ステンレス 替刃式
サイズ: 12.5×4.6×1cm(ダブルヘッド式)、11.5×5×1.5cm(収納式)
重量:-
おすすめのスクレーパー7.SK11 カーボンスクレーパー 20mm
炭素入りで通常のプラスチックヘラより強固で長持ちするのが特徴のSK11 カーボンスクレーパー 20mm。
フローリング、大理石の床、石材、金属、壁等の汚れ落としに特化し、ステンレススクレーパーでは傷がつきそうな場所に最適です。サイズがとても小さく細かい汚れに使いやすいのが特徴。
スタイリッシュなデザインのスクレーパーです。
刃:炭素プラスチック
サイズ:15×2×0.7cm
重量:36.3g
おすすめのスクレーパー8.タジマ ステンヘッドスクレーパー 直50 SCR-C50
頑固な汚れや粘着物に困っている人におすすめなのがタジマのステンヘッドスクレーパー。
ハンマーで叩くこともできるので頑固な付着物もはがせます。ハンマーで叩きやすいように打面が広いヘッドになっているのが特徴。刃は高熱焼入れ加工なので抜群の強度です。
頑固な汚れにおすすめのスクレーパーです。
刃:ステンレス
サイズ:-
重量:170g
おすすめのスクレーパー9.BAHCO 625 超硬刃付スクレーパー
錆びのついた鉄など固い剥がし面に適しているのがBAHCO 625 超硬刃付スクレーパー。硬刃仕様なので一般的なステンレス刃に比べ50倍以上の強度を持っています。
先端の形がヘラ型ではなく三角になっているのが特徴。押すのではなく引いて使うと、サビ削りに活躍します。
もちろん木材など軟らかい物にも使用可能。あらゆる場面で使用できるおすすめのスクレーパーです。
刃:硬刃
サイズ:29.21×10.67×5.08cm
重量:158g
おすすめのスクレーパー10.電動スクレーパーコゲラ NO.BRY-1M
電動ドライバーに装着して使用するタイプの電動スクレーパーコゲラ NO.BRY-1M。電動で動くため効率的に作業できるのが特徴です。
タイル剥がし、カーペット剥がし、塗装剥がし作業など、広い面積でも短時間で疲れずに作業可能。プロの愛用者も多い人気のスクレーパーです。
電動ドライバーをもっている人におすすめのスクレーパー。
刃:-
サイズ: 33.8×11.8×4.9cm
重量: 710g
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】池野誠
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旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。