更新日: 2023年2月7日
おすすめのはんだごて20選!選び方のポイントも徹底解説
今回はおすすめの「はんだごて」を紹介します。
はんだごてとは、金属を溶かして金属を溶着させるはんだ付けに使用する工具。
電子工作の基盤制作や電子機器の修理に必要となります。
また木工細工やレザークラフトで焼き入れをするのにも使用します。
はんだごては、いろいろな種類のものが販売されているのでどれにしようか迷ってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、おすすめのはんだごて20選をご紹介。選び方のポイントも紹介していますので参考にしてくださいね。
はんだごてとは?
はんだごてとは、ニクロムヒーターやセラミックヒーターを使い、こて先の金属部を熱して使う道具になります。熱した金属部で棒状(または針金状)の金属「はんだ」を溶かし電子基板に部品を溶着(はんだ付け)。電子工作の基盤制作や電子機器の修理をする時に活躍します。
はんだごてを使った溶着は電子工作の基本となりますが、初心者の方にとってはちょっとハードルが高いかもしれませんね。慣れてしまえば難しくはないですが繊細な作業になります。
また電子工作以外でもはんだごては利用可能。木材やレザーに焼きを入れるアートワークやDIYにはんだごてを使う人も多く、電子工作以外でも活用できる多機能なはんだごてが人気になってきています。
はんだごての選び方
はんだごてには様々な種類があるのでどれを選べば良いか迷ってしまいますよね?ここでは、はんだごてを選ぶときにチェックするべき3つのポイントを解説します。
はんだごての選び方1.加熱方式で選ぶ
はんだごては、こて先の金属を熱して使用します。
加熱方式は主に2タイプ。「ニクロムヒータータイプ」と「セラミックヒータータイプ」がありそれぞれ特徴が異なります。
各タイプの特徴を知ることではんだごて選びでの失敗がグッと少なくなりますよ。
ニクロムヒータータイプ
ニクロムヒータータイプのはんだごては、こて先の外側から加熱するタイプ。
ニクロムヒータータイプは、近年ベーシックとなりつつあるセラミックヒータータイプに比べ温度の上昇に時間がかかります。また温度調整が効きにくいという難点があります。
ただ、セラミックヒータータイプよりも安価で購入できるメリットがあります。
セラミックヒータータイプ
セラミックヒータータイプのはんだごては、こて先を内側から加熱するタイプ。
ニクロムヒータータイプよりも高価格帯になりますが、温度の上昇も早く温度調整機能がしっかりしているはんだごてがほとんどです。
機能性や作業効率を重視するなら、セラミックヒータータイプのはんだこてがおすすめです。
はんだごての選び方2.温度調節機能の有無で選ぶ
はんだ付けをする時に重要になるのがはんだごての温度。こて先の温度を300~350℃ほどに保つ必要があります。
連続してはんだを溶かしていると、こて先の温度は下がってきます。逆に時間を空けると温度は上昇。この温度の上下コントロールを理解しないと仕上がりに影響がでてしまいます。
温度調整機能が付いたはんだごてを使用することで、初心者でもクオリティの高い仕上がりが可能。はんだ付け以外にもはんだごてを使いたいという人は、適切な温度に調整できるので温度調整機能があると便利です。
温度調整機能がないはんだごてを使用する場合は、水を含んだスポンジや布で温度調整を行います。慣れてしまえば温度調整機能がなくても問題はないですが、初心者の方は機能性の高いはんだごてを選ぶのがおすすめです。
はんだごての選び方3.交換用のこて先やスタンド、ケースの有無で選ぶ
はんだごての先端は使用を続けていくうちに劣化していきます。長時間の使用やある程度の作業量を見込んでいる場合は、交換用のこて先があるはんだこてを選ぶのがおすすめです。
交換用のこて先については、どのようなタイプのこて先が付属されているかをしっかりチェックしてみましょう。
はんだ付けでは対象の大きさによってこて先を変えて使うのが理想。木工やレザーで使うという人はいろいろな形のこて先があると便利ですよ。
その他にもあると便利なスタンドや収納に役立つケースなど、付属品の有無もチェックしましょう。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
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旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。