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防災テントは、ワンタッチ式orポップアップ式の二択
テントは組み立てるのが大変そう!そんなふうに思っていませんか?実は最近のテントには、袋から取り出して数秒で設営できるものが多数ラインナップされているのです。
ワンタッチ式は、傘のようにフレームを広げるだけで、パパッと開いて完成するお手軽さ。ポップアップ式はさらに簡単で、袋から出せば自動的にパッと立体的に広がる仕組みで、子どもでもあっという間に設営できます。
防災テントの選び方
防災テントのサイズや素材、機能など選ぶポイントをまとめてみました。
1人あたりの割り当てスペースを確認
通常、テントを選ぶときは使う人数分より少し大きいものを選ぶのが一般的ですが、避難所で利用する際は、1人に割り当てられるスペースを事前に確認しておくことをおすすめします。
多くの自治体は1人あたり畳1~2畳分(1.62~3.2㎡)で計算していますが、コロナ禍で密を避けるために近年変更したところもあるようです。
開口部はフルクローズタイプ
テントの開口部には、前面が大きく開いたオープンタイプと、ジッパーなどで閉めることができるフルクローズタイプがあります。選ぶときは、プライベートが保たれるフルクローズタイプを!
通気性のよさもポイントの一つ
テントの中にムッと熱が籠もらないよう、ベンチレーダー(換気口)が付いているものを選びましょう。開口部にメッシュ素材のスクリーンが付いているものもあります。
防水加工等、屋外使用にも備えて
今回は避難所で使うための防災テントを紹介していますが、避難所が満員のときのことを想定して、屋外でも使えるよう生地は耐水機能をもったものを選びましょう。遮光・遮熱加工、UV加工もしてあると安心です。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】HITO-ROKU コガユミコ
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福岡県を拠点にフリーランスでライター、エディターとして活動しています。
得意分野はグルメ(とくにスイーツと呑んだくれ系)、おみやげ、温泉、宿、鉄道、歴史ネタなどの観光情報。ゴールドカードは運転免許証のみという平民ですが、運転ができないぶん、公共交通機関を駆使した旅行プランはお任せあれ。
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