更新日: 2023年2月7日
白ビールおすすめ20選 ソムリエが選ぶおさえておきたい白ビールをご紹介!
今回はおすすめの白ビールを紹介します。
ビール特有の苦みが少なく飲みやすい白ビール。ほのかな甘みとフルーティーな爽やかさを楽しめます。
白ビールといえばベルギー産やドイツ産が有名ですが、最近では日本産の白ビールも種類が増えており、どれが美味しいのか気になりますよね。
今回は、白ビールの魅力とおすすめの白ビールを厳選して20銘柄ご紹介します!
白ビールの魅力
白ビールとは大麦と小麦を配合して作られたビールのこと。白ビール以外にも「ホワイトビール」「小麦ビール」と呼ばれます。たんぱく質が多く、泡もちも良く、飲み口がとても軽いのが特徴です。
白ビールは、使用している小麦に含まれるグルテンというたんぱく質によって白濁しています。
白ビールは普通のビールと比べ薄いと感じる方もいるかもしれませんが、小麦の酸味と甘みを感じられる飲みやすいところが魅力のビールです。
白ビールを選ぶポイント
白ビールの特徴の次は、選ぶポイントをご紹介。
白ビールはたくさんの種類があり、どのように選べば良いのか迷ってしまいますよね?
ここからは白ビールを選ぶポイントを2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
白ビールを選ぶポイント1.製法(スタイル)で選ぶ
白ビールのビアスタイルは主にヴァイツェンとベルジャンホワイトの2種類に分かれます。
それぞれ特徴があるので見てみましょう。
スタイルで選ぶ1.ヴァイツェン(Weizen)
「ヴァイツェン」はドイツ語で小麦を意味します。原料に小麦麦芽を50%以上使用した伝統的なビールをヴァイツェンと呼びます。フルーティーな香りで苦みをほとんど感じなく、飲みやすいのが特徴です。
ヴァイスビアとも呼ばれ、「ヴァイス」は白という意味です。
スタイルで選ぶ2.ベルジャンホワイト(Belgian White):ホワイトエール(White Ale)
ベルギーのヒューガルデン村で醸造されていたビールが発祥。麦芽化していない小麦を使い、副原料としてコリアンダーとオレンジピールを使用しています。そのため柑橘系やスパイスの香りが特徴的。
白ビールを選ぶポイント2.原産国で選ぶ
白ビールを選ぶポイントに原産国で選ぶのもポイント。発祥地のベルギーやドイツを中心に特徴をチェックしてみましょう。
ベルギー産
白ビール発祥の地といえば、ベルギー。苦みがほとんどなく、マイルドでなめらかなので飲みやすいのが特徴です。
美食大国ベルギーのホワイトビールは上質な旨みがたっぷり。幅広い料理と合います。
ベルギー産のビール中で、日本でもおなじみなのは「ヒューデルガーデン・ホワイト」。世界中で愛されている白ビールです。
ドイツ産
ドイツ産の白ビールはクリーミーな泡が特徴で、香辛料が使われていないものが多いです。そのため小麦そのものの味を楽しめることで、クセや苦みがなく、まろやかな味わいが魅力。
ドイツといえばソーセージ!いろいろな種類のソーセージやレバケーゼ、チーズにもぴったりです。
日本産
日本産の白ビールも人気!有名な大手メーカーだけでなくクラフトビールも人気で、白ビールの種類は増え続けています。
伝統的な製法を守りながら、日本人の口に合う白ビールへ進化し続けています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】三野 勝博
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ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ