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ノンアルコールシャンパンの種類
ノンアルコールシャンパンには主に2つのタイプがあります。ここでは2つのタイプをそれぞれ紹介。違いを知っておくことでノンアルコールシャンパンを選ぶ時の参考になりますよ。
ノンアルコールシャンパンの種類1.脱アルコールタイプ
脱アルコールタイプは、通常のワインから特殊な製法でアルコール成分を取り除き、炭酸ガスを加えたもの。アルコールのボリューム感こそありませんが、香りや味わいが本物のシャンパンに近いため、お酒好きの方におすすめのノンアルコールシャンパンです。
こちらはアルコール度数が1%未満のものも多いため、「ノンアルコール」とうたってはいるものの注意が必要です。完全ノンアルコールシャンパンが飲みたい場合は、度数もしっかりと確認するようにしましょう。
ノンアルコールシャンパンの種類2.ジュースタイプ
ジュースタイプは、「ブドウジュースをシャンパンっぽくしたもの」という認識で良いと思います。使われているブドウがジュース用ではなく「ワイン用」のものの場合は、ブドウジュースながら味わいがシャンパンに似た印象です。
こちらは製造過程でアルコールが発生することがないため、完全ノンアルコールのノンアルコールシャンパンを探している場合におすすめ。子供から大人まで安心して飲むことができます。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント
ここからはノンアルコールシャンパンの選び方を紹介していきます。ノンアルコールシャンパンは数多くあり、何を選べば良いのか?どのように選べば良いのか迷ってしまいますよね?
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイントは5つあります。それでは各ポイントを見ていきましょう。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント1.アルコール度数
まずはここを基準に選びましょう。子どもや妊婦さん、ドライバーなど、アルコールがNGな人がいる場に出す場合は、最初にしっかりとアルコール度数を確認することをおすすめします。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント2.製法
お酒は好きだけれどあまり強くないという人や、味わいが本物に近いものを探している場合は「脱アルコールタイプ」のノンアルコールシャンパンがおすすめ。お酒の味わいが好きではない人や子どもがいる場合などは「ジュースタイプ」のノンアルコールシャンパンをおすすめします。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント3.色
ノンアルコールシャンパンにも、通常のスパークリングワインやシャンパンと同様に、ゴールドカラーの「白」と、ピンクカラーの「ロゼ」があります。ノンアルコールシャンパンも白の方が圧倒的に多いため、珍しさを演出したい場合はロゼがおすすめかもしれません。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント4.味わい
甘口のイメージが強いノンアルコールシャンパンですが、辛口寄りのものもあります。(あくまで「寄り」ととらえてください。)
通常のスパークリングワインやシャンパンだと「残留糖度」の表示を確認して甘口か辛口かを判断できますが、ノンアルコールシャンパンの場合はそれがありません。そのため、商品説明やラベルの記載をよく調べてみてから購入すると良いでしょう。
ノンアルコールシャンパンを選ぶポイント5.ブドウの種類
白ワインの女王様的ブドウ品種である「シャルドネ」を100%使用したものなど、ブドウの種類が明記されているノンアルコールシャンパンもあります。ワイン好きに贈る場合は、ブドウの種類をチェックしてみるのもおすすめです。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】三野 勝博
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ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ