目次
アイスワインを選ぶポイント
ここからはアイスワインの選び方を紹介していきます。アイスワインは数多くあり、何を選べば良いのか?どのように選べば良いのか迷ってしまいますよね?
アイスワインを選ぶポイントは3つあります。それでは各ポイントを見ていきましょう。
アイスワインを選ぶポイント1.白か赤かで選ぶ
アイスワインはもちろん白が圧倒的主流。最近では赤のアイスワインも製造されていますが、初めての方は白から飲んで、アイスワインの基本の味を押さえてみるのがおすすめです!
アイスワインを選ぶポイント2.ブドウ品種で選ぶ
アイスワインに使われる主なブドウ品種は、白ワインでお馴染みの「リースリング」、そして「ヴィダル」など。オーストリアでは「グリューナー・フェルトリーナー」という品種も主流です。
リースリングはキリッとしたエレガントさが際立つ味わい、ヴィダルは濃厚で芳醇な味わいと特徴があるので、それぞれ試して好みの味わいを見つけてみてください。
アイスワインを選ぶポイント3.アルコール度数で選ぶ
アイスワインのアルコール度数は、一番低いもので5.5%(ビールと同じくらい)から、高いもので12%(通常のワインと同じくらい)と意外と幅が広いため、アルコール度数を基準にして選ぶのも一つの手。
お酒にあまり強くない場合は、全体的にアルコール度数が低めのドイツのアイスワインがおすすめです。
アイスワインの飲み方
アイスワインを選ぶポイントの次は、アイスワインの飲み方について紹介します。
おすすめの飲み方を3つ紹介しますので是非お試しください。
アイスワインの飲み方1.飲む2時間前に冷やす
アイスワインを飲む時の適温は4℃〜10℃。温度が高いと甘みと酸味がぼやけて重い口当たりになってしまいますが、キンキンに冷やしすぎてもせっかくの香りや味が閉じてしまいます。
アイスワインを適温に持っていくためには、飲む2時間前くらいから冷蔵庫に入れると良いでしょう。(ちなみに保管に最適な温度は15℃です。)
アイスワインの飲み方2.グラスは小ぶりが基本
アイスワインを飲む時に使用するグラスは、小さめのチューリップ型(底が広めで飲み口が窄まっているもの)がベストと言われています。シャンパンを飲む時に使うフルートグラスや、シェリーグラスでも良いでしょう。
また、デザートワインには少し邪道かもしれませんが、大きめのグラスにごく少量を注ぎ、クルクルしながら(スワリングと言います)飲むと、華やかに立ち上る香りを楽しめるため、小さなグラスがない場合はこの飲み方もおすすめです。
アイスワインの飲み方3.おつまみと一緒に
アイスワインはそれだけでも十分美味しいデザートになりますが、それに合うおつまみもあればさらに最高に。フルーツやフルーツを使ったデザート、柔らかいチーズとの相性は抜群です。
フルーツを選ぶ際は、洋梨やイチジクなどの濃厚な味わいのものがおすすめ。チーズは、カマンベールなどの柔らかい白カビチーズにレーズンなどのドライフルーツを添えたり、ブルーチーズにジャムや蜂蜜をかけたものなどが最高のペアリングを発揮してくれますよ。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】三野 勝博
SNS
ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ