更新日: 2023年12月26日
おすすめのコンデジ10選【2024年版】コンパクトカメラを選ぶポイントも解説!
今回はコンパクトデジタルカメラ、通称コンデジのおすすめの10機種をご紹介します。
その名の通りコンパクト設計のカメラであるコンデジ。
なんといっても持ち運びに適しているというのが魅力ですよね。
持ち運びやすいという利点がありながら、きれいな写真が撮れるコンデジですが各メーカーからたくさんのモデルが販売されているので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね?
そこで、おすすめの機種をご紹介するだけではなく、コンデジの選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください!
コンデジを選ぶ際におさえておきたいポイント
ここからはコンデジを選ぶ時のポイントを紹介。コンデジと一言で言っても価格はピンからキリまで。価格帯の幅だけでなく用途に合わせて、いろいろな種類のコンデジがあります。
自分の使い方に合ったコンデジを選ぶために、3つのポイントをおさえてデジカメを選びましょう!
コンデジを選ぶポイント1.用途に合わせてカメラを選ぶ
まずコンデジを選ぶ際の1番のポイントは、どのように使うかを考えること。
コンデジは大きく3つの種類に分けることができます。各種類の用途を理解しておけば、自分に必要なコンデジがどの種類のコンデジなのか分かりますよ。
コンデジの種類1.高級コンデジ
「高級」ということで敷居が高いと感じるかもしれませんが、コンデジといえば高級コンデジを指すのが一般的になってきています。
低価格帯のいわゆる「一般コンデジ」と呼ばれる、少し前までは主流だったコンデジに比べ綺麗な写真を撮ることが可能。一眼カメラのような高性能を備えた高級コンデジも多く、価格は高額になります。
スマホで撮影するよりもっと綺麗な写真が撮りたいという人は、高級コンデジを選ぶのが良いでしょう。
コンデジの種類2.一般コンデジ
かつてコンデジが人気だった時、一般的にコンデジといえば低価格帯のコンデジのことを指していました。スマホのカメラが高性能になってきたことにより、このグレードのコンデジは下火になりました。
あえてメリットを上げると、スマホよりズーム性能が高いものが多い点。
コンデジの種類3.防水コンデジ
防水、防塵性能に優れている防水のコンデジ。耐久性能も高いのでアクティブなレジャーや建築現場で活躍します。
頑丈にできているので、ハードな使い方をするという人におすすめのコンデジです。
コンデジの選ぶポイント2.動画撮影を行うか
静止画だけでなく動画撮影を行うかどうかも、コンデジを選ぶ時のポイントです。近年、ほとんどのコンデジに動画撮影機能は付いているので、どの程度のクオリティの動画を求めているかが重要なポイントとなります。
動画撮影の重要な機能1.AF(オートフォーカス)
動画のクオリティを重視したい人は、AF(オートフォーカス)速度の速いコンデジを選ぶのがおすすめです。AFとはカメラが自動で被写体にピントを合わせてくれる機能。ソニーのAF速度は速く性能が良いという口コミが多く見られます。
動画撮影の重要な機能2.4K
次に動画で注意したい点は4K撮影ができるかという点。4Kは3,840×2,160の画素数ですが、この画素数が必要かどうか考えましょう。
現在、一般的なのはフルHD(FHD/フルハイビジョン)と呼ばれる「1,920×1,080」になります。それに対して徐々にスタンダードになりつつあるのが4K。4Kは「3,840×2,160」になるので、フルHDの約4倍の画素数となり、4Kビデオカメラの解像度がかなり高いということが分かりますね。
4Kを一言で解説すると「4K=細かい部分まで綺麗」となりますが、注意したい点もあります。4K撮影した動画を編集するとなるとそれなりのスペックのパソコンを用意する必要となります。環境や用途も考慮して選ぶのが良いでしょう。
また記憶メディア(SDカード)も安価なシリーズでは4K撮影に対応していないのがほとんどなので注意が必要です。
動画のクオリティをどこまで求めるかを考えてコンデジを選びましょう。
コンデジを選ぶポイント3.イメージセンサーは1インチ以上がおすすめ
イメージセンサー(撮像素子)という部分のサイズを気にして選ぶのもポイントです。
画素数が高いものが高画質と思いがちですが、イメージセンサーも重要。イメージセンサーのサイズが大きいほど高画質になるというのが一般的です。
イメージセンサーのサイズは小さい方から1/2.3型(ほとんどのスマホはこのサイズ)、1/1.7型、1インチ、フォーサーズ、APS-C、フルサイズ(プロやハイアマチュアが使っているカメラ)となります。
綺麗な画質を追求したい人は、1インチ以上のイメージセンサーを選ぶのがおすすめです。
おすすめのコンデジ10選
コンデジ選びのポイントはおさえられましたでしょうか?コンデジにはいろいろな種類があり価格の幅も広いので、まずは自分の求める性能を探し予算と相談しながら決めるのがおすすめです。
ここからは筆者がおすすめするコンデジを紹介していきます。数あるコンデジの中から厳選したおすすめの10モデルを集めましたので、コンデジ選びの参考にしてください!
おすすめのコンデジ1.SONY RX100VII(DSC-RX100M7)
コンデジを代表する定番のSONY RXシリーズ最新モデルがRX100 VII。これを買えば間違いないと言っていいほど高性能。評判も良く信頼のあるコンデジです。
「カメラといえばSONY」のブランドイメージが当たり前となったカメラ業界。RXシリーズは2012年の初代モデルから今回で7世代目です。
筆者がRXシリーズをはじめて手に入れたのは2015年。そこから現在に至るまでRXシリーズを使い続けています。
カメラの重要なスペックである1.0型のCMOSセンサーなどを搭載したリッチなコンデジ。デジタル一眼レフ顔負けの性能ですよ。
高性能なコンデジを求めている人にはRX100 VIIがおすすめです。
センサー:1インチ
動画記録:4K
重量:302g
発売日:2019/8/30
参考価格:145,000円
おすすめのコンデジ2.CANON PowerShot G7 X Mark III
ポートレートなど人物撮影に定評のあるCANON。現在、コンデジで最も人気のある上位モデルがPowerShot G7 X Mark IIIとなります。
CANONは昔からカメラのシェア世界一を誇るメーカーであり信頼も高く、特に人物をきれいに撮りたいならCANONはおすすめ。ソニー一強のカメラ業界で巻き返しを起こしています。
ブログモードやライブ配信機能など、現代のユーザーに合わせた機能を備えています。
センサー:1インチ
動画記録:4K
重量:304g
発売日: 2019/8/10
参考価格:101,750円
おすすめのコンデジ3.SONY VLOGCAM ZV-1
ユーチューバーなどの動画クリエーターが絶賛する動画撮影に特化したVLOGCAM ZV-1。
オプションのシューティンググリップを組み合わせることで自撮りやあらゆるシーンに対応し、スペックはSONY RXシリーズ並み。高画質でブログ動画を残せます。カメラを使ったことがないという人でも直感的に使うことができます。Vlogをはじめたいという人はこのコンデジを買えば間違いないでしょう。
自撮り動画を活用するという人におすすめのコンデジです。
センサー:1インチ
動画記録:4K
重量:294g
発売日: 2020/6/19
参考価格:101,750円
おすすめのコンデジ4.Panasonic LUMIX TX2
Panasonicを代表するデジタル一眼レフLUMIXシリーズのコンデジLUMIX TX2。
歴史あるLEICAレンズを搭載しセンサーは1.0型のハイスペックモデルです。無駄のないシンプルなデザインでありながら、使いやすさも抜群。デメリットを探す方が難しいほど完成度が高いカメラです。
パナソニックのAF速度はソニーに匹敵しますよ。
センサー:1インチ
動画記録:4K
重量:298g
発売日: 2018/3/15
参考価格:91,081円
おすすめのコンデジ5.CANON IXY 650
20年前からコンデジといえばIXYと言えるほどの地位を確立した定番シリーズの最新作CANON IXY 650。筆者がカメラ好きになるきっかけを作ってくれたエントリーモデルです。
バージョンアップを重ねスペックはどんどん良くなっており、コンパクトでありながらデジタルズーム24倍は驚きの性能。
ズーム機能を多用する人におすすめのデジコンです。
センサー:1/2.3インチ
動画記録:FHD
重量:147g
発売日: 2016/5/26
参考価格:38,800円
おすすめのコンデジ6.SONY サイバーショット DSC-W830
2万円前後で買え、低価格でありながらコスパの高いサイバーショット。
広角25mmから光学8倍ズームまで撮影できるためあらゆるシーンで活躍します。コンパクトでありながらSONYの定番ZEISSレンズを搭載。2010万画素のセンサー、光学式手ブレ補正も対応しています。
低価格帯のモデルではあり得ないほどの機能。コストパフォーマンス抜群のコンデジです。
センサー:1/2.3インチ
動画記録:HD
重量:120g
発売日: 2016/5/26
参考価格:23,500円
おすすめのコンデジ7.OLYMPUS Tough TG-6
タフなコンデジといえばOLYMPUS Tough TG-6がおすすめ。
とにかく頑丈で水深15mの水中撮影も可能なタフ性能を備えています。防水、防塵、耐衝撃、耐荷重、耐低温、耐結露性を備えアウトドアに最適。レジャーだけでなく建築現場などでもよく見かけるコンデジです。
マクロ撮影も得意とし、肉眼では見られない結晶やマクロの世界が撮れるのも魅力のコンデジです。
センサー:1/2.3インチ
動画記録:4K
重量:253g
発売日: 2019/7/26
参考価格:51,000円
おすすめのコンデジ8.FUJIFILM X100V
レトロなデザインが美しいFUJIFILMのX100V。
フィルムメーカーとして活躍してきたFUJIFILM。長年の写真フィルム開発の歴史と経験が生み出す伝統の色の再現性は、他のメーカーには真似できない技術です。
美しい表現を可能にするレンズ、高センサー、高速画像処理エンジンを搭載。旗艦部のダイヤルはデザイン性だけでなく扱いやすさにおいても注目のポイント。握りやすさ、操作のしやすさは抜群ですよ。
写真撮影を趣味にしたい人におすすめのコンデジです。
センサー:APS-C
動画記録:4K
重量:478g
発売日: 2019/7/26
参考価格:164,500円
おすすめのコンデジ9.RICOH GR IIIx
20年以上愛されるGRシリーズの最新モデルRICOH GR IIIx。
過去のGRシリーズを見ても黒一色のシンプルなデザインが特徴。シンプルで高性能なデジカメといえばGRシリーズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
APS-Cサイズの大型イメージセンサーを搭載した高性能なコンデジ。プロのカメラマンがサブ機として認めるほどの精細な描写を実現する高解像度が特徴です。使えば手放せなくなるほどの魅力があるコンデジですよ。
シンプルにきれいな写真を追求したいという人におすすめです。
センサー:APS-C
動画記録:FHD
重量:262g
発売日: 2021/10/1
参考価格:116,820円
おすすめのコンデジ10.コダック PIXPRO WPZ2
インパクトのある見た目が印象的なコダックのPIXPRO。
防水対応のコンデジは大きく、そして重くなりがち。その点、PIXPROは大きさや軽さが絶妙でとても扱いやすいサイズ感なのが特徴です。
水深約15mまで耐えられる防水性能だけでなく、地上高約2mからの落下衝撃にも耐えられる頑丈さが魅力。海水浴や雨天時の使用、スポーツや過酷な撮影に最適です。
アクションカメラのようにタフに扱えるコンデジです。
センサー:1/2.3インチ
動画記録:FHD
重量:176g
発売日:2020/7/14
参考価格:17,980円
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
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旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。