更新日: 2024年11月14日
コンパクトなベビーカーおすすめ10選!タイプ別のイチオシをご紹介
コンパクトなベビーカーは、小型で軽量、さらに折り畳みもしやすく、赤ちゃんとのお出かけをサポートしてくれるパパとママの強い味方ですよね!
公共交通機関を利用しやすく、持ち運びしやすいなど、メリットばかりを考えがちのコンパクトなベビーカー。ですが、実際には重量があるものに比べ、走行性や安定感がやや劣るなどのデメリットもあります。
今回はA型とB型などのタイプ別に、それぞれコンパクトなベビーカーをご紹介。
選び方のポイントやパパ・ママの体験談も参考に、生活スタイルに合った1台を探してみてください。
まずはベビーカーのタイプをおさらい!
小型で平均よりも軽量、折り畳みやすいなどのよさがあるコンパクトなベビーカー。女性や力が弱い人でも簡単に取り扱うことが可能ですが、本体のフレームの材質により軽くしていることが多いので、安定感がやや劣り、タイヤに力が伝わりにくいなどのマイナス面もあります。
最近では、A型、B型などのそれぞれのベビーカーのタイプにあった、コンパクトなベビーカーが続々と登場しています。そこで、最初にベビーカーのタイプをおさらいしていきましょう!
A型ベビーカー
「リクライニングの角度が150°以上であること」と、SGマーク基準※で定められたベビーカーのこと。生後1か月を過ぎたころ、もしくは4か月(首がすわるころ)ごろから使用できます。
※一般財団法人安全協会が商品の安全を保障するために設けた基準のこと
赤ちゃんの身体をしっかりと守るための基準をクリアしたものなので、安心して使用することができます。パパやママと向かい合うスタイルで乗せられる対面式走行が可能なので、赤ちゃんの安心感にもつながりますね。性能がよい分、高価で重量も重め。
【使用できる時期】生後1ヵ月~最長48カ月あたりまで
B型ベビーカー
赤ちゃんが「生後7か月を過ぎ」て「腰がすわる」、という2つの条件をクリアすれば、B型ベビーカーが使用可能になります。
A型やAB型ベビーカーと比較すると、軽量、機動性に優れている、軽量で持ち運びしやすいなどの特徴があります。また、基本的にリクライニングの角度は小さく、座った状態での使用がメインとなるのがB型ベビーカーです。
月齢が上がると長時間のお出かけも気軽に楽しめるようになり、赤ちゃんを抱っこした状態でベビーカーをたたむという場面も増えます。そんなとき、コンパクトなB型ベビーカーは大活躍!一般的にA型ベビーカーよりも安価となります。
【使用できる時期】生後7ヵ月~最長48カ月あたりまで
AB型ベビーカー
2003年にA型とB型の機能を両方そなえた高機能のベビーカーが誕生し、一般的にAB型ベビーカーとして知られるようになりました。現在のSGマーク基準ではAB型という区分はなく、A型ベビーカーの1種として扱われています。
AB型ベビーカーは、長期利用が可能なベビーカー。生後1か月から使用できるA型ベビーカーの安全性や、フルリクライニングできる快適性などのメリットを持ちながら、軽量・コンパクト・操作が簡単などのB型ベビーカーの良さもあわせ持っています。
ベビーカーはなるべく高コスパで、1台で済ませたいというパパやママの期待にこたえた万能なつくりではありますが、はっきりした安全基準がない分、自分たちでしっかり安全性や機能面を確認する必要もあります!
【使用できる時期】生後1ヵ月~最長48カ月あたりまで
バギータイプのベビーカー
赤ちゃんが生後7か月以上になり、腰がすわってから使用できるのがB型ベビーカーでした。その中でも、とくに軽く、コンパクトなつくりのものが、バギータイプのベビーカーになります。
歩けるようになった赤ちゃんは、お出かけした先でもちょくちょくベビーカーを降りて歩きたがるように……。そんなとき、軽量で余分なものがなく、小回りもきき、さらに簡単にたためるバギータイプのベビーカーがあると、パパやママも慌てずに済みますよ。
価格も1万円以下が主流なので、赤ちゃんとの毎日の生活に気軽に取り入れることができますね。
【使用できる時期】生後7ヵ月~
そのほかのベビーカー
三輪ベビーカー
三輪ベビーカーとは、前輪1つ、後輪2つのベビーカーを指します。一般的な四輪のベビーカーよりもタイヤ径が大きく、性能が高いものを使用していることから、走行性や押しやすさに優れています。凸凹のある道でも衝撃から赤ちゃんを守ってくれるから安心して使用できますね!
三輪ベビーカーの中にもA型とB型の区別はあるので、新生児のころから使用したい場合には確認が必要です。A型であっても背面式になるため、対面式で赤ちゃんの様子をちゃんと見たいというママには不向きです。また、四輪ベビーカーよりも価格は高くなることも視野に入れましょう。
重量が重く、公共交通機関では使用しにくい場面もあるので、生活スタイルに合わせてチョイスしてくださいね。
双子用ベビーカー
双子用ベビーカーには、一般的なベビーカーのような、A型、B型の区分がないのが大きな特徴です。購入前にきちんと使用可能な月齢目安を確認しましょう。
また、双子用ベビーカーには横に2人が並んで乗れる横型タイプと、前後に乗せる縦型タイプがあります。
縦型タイプは前後のシートで対象月齢が異なることもあり、年子に適しているとされており、一般的には横型タイプを使用することが多いようです。とはいえ横型のベビーカーは幅が広く、街中などでまわりに気を遣うシーンも出てくるため、双子であってもお出かけ用に縦型を利用する人も多いのだそう。
双子用ベビーカーは、都心以外では店頭で見ることができる店舗が限られています。しっかりとリサーチした上で、ネット通販で購入するパパやママが多いですよ!
コンパクトなベビーカーの選び方
ここからはコンパクトなベビーカーを選ぶときのポイントを確認していきましょう。
大きくA型とB型のタイプ別に分けて、重視したいポイントをまとめてみました。
コンパクトなA型ベビーカーの選び方「安全性を第一に考える」
A型ベビーカーでの軽量の目安は6kg以下の重量ですが、国内メーカーのものではそれ以上に軽いものも登場しています。
A型ベビーカーでもっとも押さえておきたいポイントは、生後間もない赤ちゃんを守るための確かな安全性です。そのためにはまず、製品安全協会の基準を満たしたSGマークが付いているものを選ぶこと。海外メーカーのものであっても、その地域や国の安全基準を満たしたものを選んでくださいね。
リクライニングやシートの高さ、幌の大きさは十分か、振動が赤ちゃんに伝わらないようなサスペンション機能が充実しているかも大切なポイントです。
また、月齢が小さい赤ちゃんをコンパクトなベビーカーに乗せるときには、ハンドルに重たい荷物を載せると転倒の可能性があります!シート下のカゴが充実したものを選んで、荷物は必ずカゴに入れましょう。
コンパクトなB型ベビーカーの選び方「走行性や押しやすさを重視する」
生後7か月以上から使用可能なB型ベビーカーの場合には、走行性や押しやすさをメインに選んでいきましょう。
B型ベビーカーでは軽量の目安は4kg以下とかなり軽いですが、子どもは日々大きくなっていき、段差に引っ掛かったり、押しにくさを感じることも増えていきます。コンパクトなB型ベビーカーを選ぶ場合には、タイヤの種類や走行性を重視しているかに注目して、選ぶようにしましょう。
一般的な四輪ベビーカーには、シングルタイヤはダブルタイヤに比べて、地面への接地面が少ない分、軽い力で押せてスムーズな走行が可能です。凸凹した道での走行や曲がり角で操作しやすいなどの利点があります。
いっぽうダブルタイヤは地面との接地面が多い分、安定感があります。滑りやすい坂道などで力を発揮しますが、タイヤが増えることによりシングルタイヤよりも走行性は低くなります。それぞれのメリットに注目して、選ぶときの参考にしてくださいね。
親子のコミュニケーションが深まる昭文社の絵本【PR】
編集者の思いがギュッと詰まった昭文社の絵本・ベビーBOOK。
ワクワク最強クリエイター・かしわらあきおさん作のボードブックや、たかいよしかずさんの「豊かな心をはぐくむ旅育えほん」など、盛り沢山のラインナップです!
パンタリーノのたび サンタむらのまき(作:たかいよしかず)
パンタリーノのたび かっぱむらのまき(作:たかいよしかず)
どんどん すすもう!(作:かしわらあきお)
ぽーやんの おうちたんけん(作:かしわらあきお)
ねこさん のってくださーい(作:かしわらあきお)
にょっきりん どこどこ?(作:かしわらあきお)
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】やまだもなか
SNS
ライター、図書館員。自身が小学生男児の母ということもあり、子供関連記事の執筆多数。
趣味は読書、鉄道旅行、純喫茶めぐり、料理など。電気ストーブのスチーム音(ぽこぽこっ)が好きです。
皆さんの子育ての手助けができるよう、ていねいでわかりやすい記事を心がけていきます。