目次
おすすめのどんでん返し映画 魅力的などんでん返しのカタチとは?おすすめ作品5選
おすすめのどんでん返し映画26. 光の旅人 K-PAX
惑星K-PAXに行けるのは誰? 運命の7月27日に起こることとは
ある日、ニューヨークのグランドセントラル駅に突然現れた不思議な男性。自分はプロートという名前で、こと座の惑星「K-PAX」からやってきたと話し、精神科の病院に送られます。そこで彼のカウンセリングを担当した医師マークは、半信半疑で彼のことを調べ始めますが、そこには意外な事実があり……。
結局彼の正体はなんだったのでしょうか。彼が書いた惑星の軌道は正確なものであり、また彼によって症状が軽快した精神科病棟の患者たちは彼を信じ、次第にK-PAXへ行きたいと思うようになります。
この不思議な男性を演じるのはケヴィン・スペイシー。その卓越した人物描写により、観ている私たちもいつしかK-PAXに想いを寄せてしまいます。私たちは皆、救いを求めて生きているのかも……。
光の旅人 K-PAX | 詳細データ |
公開年 | 2001年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | イアン・ソフトリー |
出演者 | ケヴィン・スペイシー/ジェフ・ブリッジスほか |
時間 | 120分 |
おすすめのどんでん返し映画27. ゲーム
不可解な出来事に巻き込まれていく主人公。これぞどんでん返し!の結末はいかに
これほど紹介文の書きにくい映画も珍しいかも。少しでも踏み込むと危うくどんでん返しの部分に触れてしまいそうです。「どんでん返し映画」で検索すると必ず出てくるどんでん返し映画のお手本のような作品です。
主人公は妻と別れ、仕事ばかりしているニコライ(マイケル・ダグラス)。そんな彼の元に弟のコニー(ショーン・ペン)から連絡が入り、CRSというクラブの招待状を受け取ります。「人生が楽しくなる」というCRSの正体は?
あまりにも多くの不可解な出来事が次々に起こるので、知らぬ間に肩に力を入れて観てしまいます。鑑賞後は思いっきり脱力してくださいね!
ゲーム | 詳細データ |
公開年 | 1997年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演者 | マイケル・ダグラス/ショーン・ペンほか |
時間 | 128分 |
おすすめのどんでん返し映画28. パラサイト 半地下の家族
韓国の格差社会を描いた問題作。終盤の展開がスゴイ!
カンヌではパルムドール、アカデミー賞も四冠を達成した本作品ですが、何と言っても登場人物の個性が素晴らしい。キム一家の貧乏ながら明るく助け合う様子が犯罪スレスレながらも好ましく感じてしまうのは、それぞれの持ち味が生きている証拠でしょう。
前半はこのキム一家が言葉巧みに富裕層の家に潜り込んでいく様子が描かれ、後半では息つく暇もないほど非常にテンポよく驚きの展開が連続していきます。ブラックコメディに分類するのはもったいないと思えるほど格差社会を視覚的・象徴的に表現している雨の場面、「におい」という映画では難しい表現の巧みな使い方など、どこを切っても唸ってしまう秀作です。
パラサイト 半地下の家族 | 詳細データ |
公開年 | 2019年 |
製作国 | 韓国 |
監督 | ポン・ジュノ |
出演者 | ソン・ガンホ/イ・ソンギュン/チョ・ヨジョンほか |
時間 | 132分 |
おすすめのどんでん返し映画29. クルエラ
101匹わんちゃんの悪女、クルエラ・ド・ヴィルの誕生秘話
アニメ版でも実写版でも、『101匹わんちゃん』のクルエラといえば怖い怖いおばあさん。そんなクルエラが若い頃、まだエステラと呼ばれていた頃のお話です。驚くべきことにクルエラ以上の悪役オバサン、バロネスが登場!悪女なはずのクルエラ(エステラ)が作り出すドレスの数々はとても魅力的で、いつしか彼女を心から応援してしまいます。
そう、101匹わんちゃんはもう記憶の片隅に追いやって、私たちはこのストーリーに没頭してしまうのです。それほど魅力的な主人公と、ディズニー映画ならではのファンタジーな世界観。クルエラVSバロネスの結果は。そして二人の関係は。スピーディで気持ちの良いどんでん返しの数々をお楽しみください。
クルエラ | 詳細データ |
公開年 | 2021年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | クレイグ・ガレスピー |
出演者 | エマ・ストーン/エマ・トンプソン/ジョエル・フライほか |
時間 | 134分 |
おすすめのどんでん返し映画30. LIFE!
空想癖のある主人公が体験する人生のどんでん返しに感動の嵐!
予想を裏切られるといったタイプのどんでん返しではなく、主人公の人生が度重なるどんでん返しでどんどんポジティブに変化していく様が観ている者をもポジティブにしてくれる映画。
主人公のウォルター(ベン・スティラー)は雑誌『LIFE』の写真管理部でフィルムを扱う仕事をしています。ある日、『LIFE』をデジタル媒体に切り替えるということで大規模なリストラが行われることに。最終号の表紙を飾るフィルムをめぐり、それまでパッとしなかったウォルターの人生が音を立てて変わり始めます。写真家ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)に写真の中から手招きされ、どんどん変わっていくウォルター。さて最終号の表紙の写真は?
こんな風に人生をポジティブに変えていけたらどんなにいいだろう、そう思わずにいられない、とことん元気をくれる映画です!
LIFE! | 詳細データ |
公開年 | 2013年 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ベン・スティラー |
出演者 | ベン・スティラー/ショーン・ペン/クリステン・ウィグほか |
時間 | 115分 |
あの手この手で観る者を驚かせてくれるどんでん返し映画の魅力
予想を裏切って、まったく違う展開をみせてくれるどんでん返し映画。小さな方向転換からあっと驚く大きなどんでん返しまで、映画の中には様々な意外性が潜んでおり、私たちを飽きさせることなく物語の世界へ誘ってくれます。
また結末につながるまで巧妙に仕掛けられた伏線の数々を読み取ることも、どんでん返し映画の楽しみでしょう。サスペンス系の映画に多い手法ですが、今回はなるべくそれ以外のものも選びました。
どれも自信を持っておすすめできるどんでん返し映画ばかりですので、ぜひお気に入りの一本を見つけてくださいね。
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【筆者】MIHO-G
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古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
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