更新日: 2024年10月9日
人気のお取り寄せカステラ13選!長崎の名店や台湾カステラを実食レビュー
今回はおすすめのお取り寄せ可能なカステラを13商品ご紹介します。
卵の優しい甘さとザラメの食感がたまらないカステラ。
慶事や弔事の贈答品、また旅行の際のお土産や親戚・友人への手土産として定番のお菓子です。
近年ではアンテナショップやECサイトが普及したことにより、長崎の名店の味や東京の有名店のもの、台湾カステラまでお取り寄せして楽しめるようになりました。
実際にお取り寄せして食べたイチオシ商品のレビューもありますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
カステラについて知ろう!カステラの有名店はどこ?台湾カステラってなに?
カステラというと高級なお菓子というイメージもあるのではないでしょうか?小さいころに親せきからお土産でもらったり、友人宅で出されたりすると「ラッキー!」と思った方も少なくないはず。
その見た目や食感からケーキやパンと混同されがちですが、実はカステラは和菓子というのはご存知でしたか?
16世紀、長崎港が開港した頃にポルトガルから伝来した「カスティーリャ王国(現在のスペインのあたり)のお菓子」をヒントに生み出された、400年以上も歴史のある和菓子です(諸説あり!)。
「長崎カステラ」の特徴は、卵の優しい甘さと、しっとりとした生地、そして生地の底に残るザラメのザクザクとした歯ざわり。卵、砂糖、小麦粉、水飴でできた生地に、甘さと深みを加えるために加えられたザラメが解けきらずに残って特徴的な食感を生み出しています。
昔は高級なお土産品だったカステラも、ECサイトやアンテナショップが増えたことで以前よりも手軽にお取り寄せすることが可能になり、全国どこにいても長崎や東京にある名店の味を楽しむことができます。
長崎カステラの御三家はここ!一度は食べてみたい名店の味
歴史ある「長崎カステラ」。その中でもとくに人気が高く“御三家”と呼ばれる3軒のお店の絶品カステラをご紹介!
長崎カステラの名店①:松翁軒
カステラの元祖ともいわれるのが長崎市内に本店を構える「松翁軒」です。明治時代にパリの大博覧会で名誉大銀盃を受賞し、セントルイス万国大博覧会では名誉大金牌を授与されるなど、現在のカステラのベースを作り上げたといっても過言ではありません。
そんな松翁軒のカステラは「五三焼き」と呼ばれる配合が特徴。卵の配分を卵黄5、卵白3にすることで、コクが深くしっとりとした生地に仕上げていて、この配分は名明治時代から続くとされています。
長崎カステラの名店②:文明堂総本店
カステラが長崎名物であると印象付けたのは「文明堂」でしょう。現在は長崎にある文明堂総本店のほか、のれん分けされた文明堂東京や文明堂神戸店など、カステラや焼き菓子を主力商品とする店舗を全国に展開!
「カステラ1番 電話は2番 3時のおやつは文明堂♪」というCMソングは文明堂が東京に進出した際に取得した電話番号がルーツになっています。
ベーシックなカステラはもちろん、長崎でひな祭りなどに食べられる桃カステラや抹茶味のカステラ、ハニーカステラなど、ちょっとした手土産にもぴったりの、バラエティに富んだカステラを多く取り揃えているのが特徴です。
長崎カステラの名店③:福砂屋
福砂屋もまた、寛永元年、江戸時代に創業した老舗カステラ店です。福砂屋の特徴は、一人の職人が卵を割るところから焼き上げるまでの一連の工程を担当する「一人一貫主義」でカステラを製造していること。手間暇をかけた味、ということを知ってから食べるとまた味わいが変わる気がします。
福砂屋でおすすめしたいのが「フクサヤキューブ」という商品です。小分けになったカステラが2つずつ小さな箱に包まれているので、職場へのお土産などにおすすめです。
大きくてふんわり台湾カステラ お取り寄せ需要アップでブームに!
台湾カステラの魅力は、焼きたて→粗熱が取れてから→冷蔵保存後で違った食感を楽しめるところです。
日本のカステラはしっかりとした卵の風味と密度のある生地に対して、台湾カステラは「ふわふわ」「しゅわしゅわ」といった表現がぴったり。
焼きたてはシフォンケーキのようなふんわりとしていて、常温になると生地が落ち着きしっとりとした食感に。また冷蔵庫でしっかりと冷やすとまるでスフレのような口どけを味わうことができます。
日本のカステラは常温配送、常温保存できるものが多いですが、しゅわしゅわとした口どけを楽しんでもらうため、クール便配送→冷蔵庫でゆっくり解凍を推奨する商品も多いのが特徴です。
お取り寄せカステラを選ぶ3つのポイント
カステラをお取り寄せするシーンは、①慶弔時などの贈答品に、②手土産やちょっとしたプレゼントに、③自宅用にと、大きく分けて3つでしょう。
カステラに限らずECサイトでお菓子をお取り寄せする際には、サイズや配送方法、賞味期限などをしっかりと確認しておく必要があります。
ここからはカステラをお取り寄せする際に注目したい3つのポイントをご紹介します。
お取り寄せカステラを選ぶポイント①:用途別のおすすめサイズ
カステラにもサイズがあるというのはご存じでしたか?ただケーキの号数はなんとなくイメージできても、カステラのサイズはあまりなじみがないですよね。
実はカステラのサイズは「号(斤)」で表すことが多いのですが、詳細のサイズは各社によってさまざまなのです。
参考までに老舗3社の主要商品のおおよそのサイズを比較してみます。
メーカー名 | 1号の大きさ(長さ×幅×高さ) | 0.6号の大きさ(長さ×幅×高さ) |
松翁軒 | 26cm×10cm×5.5cm、重量580g | 26cm×6cm×5.5cm、重量350g |
文明堂 | 27.6cm×10.2cm×6.3cm、重量580g | 27.6cm×6.3cm×6.3cm、重量=345g |
福砂屋 | 28cm×10cm×6.4cm、重量580g | 28cm×6.5cm×6.4cm、重量360g |
※ECサイト等を参照した目安のサイズも含まれます
慶弔時などの贈答用であれば1号~、友人知人への手土産であれば1~2日で食べきれる0.6号のものを、旅行のお土産やお世話になった会社の同僚へ配る用には個包装になっているものなどがおすすめです。
台湾カステラは、大きく膨らみ、ふんわりとした食感が特徴ということもあり、今のところ個包装の商品は少ないようです。形やサイズはお店によって異なり、手のひらに乗るサイズのもの、四角いパンのようなタイプ、円形のタイプなどさまざま。台湾カステラを選ぶ際も、用途に合わせてサイズや形を選んでみてください。
また、自宅用の場合訳ありとして販売されている「切れ端」と呼ばれる商品もおすすめ。おいしさは正規の商品と変わらないのにとてもリーズナブルに名店の味を楽しむことができます。
お取り寄せカステラを選ぶポイント②:贈答用は賞味期限・重さなどもチェック
渡し方・送り方によって、賞味期限や重さにも注目する必要があります。
贈答用であれば、日持ちするものを選ぶのがベター。一方で手土産など直接渡す場合は、外で渡すのであれば相手が持ち帰ることを考えてあまり重くないものを選ぶと良いでしょう。
年齢的にあまり量を食べられない祖父母や、一人暮らしの友人へのギフトの場合は、1~2日で食べ切れそうなサイズがおすすめです。
お取り寄せカステラを選ぶポイント③:見落としがちな配送方法も要チェック
ECサイトを利用してお菓子をお取り寄せしたり、ギフトを注文したりする際は、実店舗で選ぶときと違い、実物を見ないで買うことになります。
店舗であれば日持ちやおすすめの食べ方を店員さんに聞くことができますが、お取り寄せの場合自分で調べる必要があります。
長崎カステラのようなベーシックなカステラの場合は、ほとんどが常温保存可能ですが、一部冷蔵保存を推奨しているものもあり、変わり種のカステラの場合はクール便での配送しかしていなこともあります。
クール便は対面での受け取りとなり、また冷蔵庫にスペースを作る必要があるため、贈答品の場合は避けたほうが良いでしょう。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるライフスタイル編集部
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