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10,000円以上のおすすめオペラグラス!スペック重視、デザイン重視の5台
おすすめのオペラグラス11. Nikon「遊 4X10D」
ポケットにスッキリ収まる小型・軽量のオペラグラス
厚さ19mm、ヨコ93mm、タテ52mm。ほぼ名刺サイズで重さは65gというコンパクトさを誇り、かつレンズやプリズムに多層膜コーティングが施してあるので、見え方もとても綺麗なオペラグラス。この大きさにしては明るく、視野も広めの一台です。また最短合焦距離は1.2mなので美術鑑賞にも使えるすぐれもの。
この後にご紹介する同じニコンの「ミクロン」よりもさらに使いやすいと言えるでしょう。値段よりもサイズやスペックを求めるならこのオペラグラスが一押しです!
■Nikon 遊 4X10D | 商品仕様 |
倍率 | 4倍 |
種類 | ダハプリズム式 |
レンズ径 | 10mm |
実視界 | 10° |
重量 | 65g |
参考価格 | 12,700円 |
おすすめのオペラグラス12. Kenko「7×32SG SWA WOP」
重くてもいい、臨場感を大事にしたい!という方におすすめのオペラグラス
オペラグラスというには大きめの製品ですが、何しろ実視界13.5°、見かけ視界が79°と超ワイド!これほど視界の広いものは他にはないかもしれません。
群舞やグループアーティストも全員バッチリ。あまりに臨場感があるので乗り物酔いみたいな症状が出てしまうかも。もちろん周辺が歪まない非球面レンズを採用しています。
惜しむらくはメガネをかけて使えないことと、重さ。この辺りを気にしないのであれば舞台鑑賞にはかなりおすすめのオペラグラスです。
■Kenko 7×32SG SWA WOP | 商品仕様 |
倍率 | 7倍 |
種類 | ポロプリズム式 |
レンズ径 | 32mm |
実視界 | 13.5° |
重量 | 670g |
参考価格 | 13,799円 |
おすすめのオペラグラス13. Eschenbach「オペラグラス カルメン」
ヨーロッパの歌劇場で採用されているドイツの本格派オペラグラス
ルーペやメガネ、ロービジョンの方のための読書器など、ヨーロッパの人々の目の健康を守ってきた1913年創業の老舗企業、エッシェンバッハ。その技術と信頼性から、ヨーロッパの歌劇場や音楽ホールで採用されているという高級本格派のオペラグラスがこちら。
倍率はオペラグラスとしては一般的な3倍なので他の用途には向かないけれど、この優美なデザイン!本物志向の方にエレガントに使ってほしい逸品です。
■Eschenbach オペラグラス カルメン | 商品仕様 |
倍率 | 3倍 |
種類 | ―(記載なし) |
レンズ径 | 25mm |
実視界 | ―(記載なし) |
重量 | 154g |
参考価格 | 17,000円 |
おすすめのオペラグラス14. Vixen「サクラス H6×16」
観劇のお供にぴったり!名前の通り桜色が素敵な着物にも合うオペラグラス
双眼鏡のVixenが、和装を想定して作り上げた美しいボディ。着物の袖に入れても邪魔にならない軽量・コンパクトなオペラグラス「サクラス」。デザインにもこだわりたいけれど、スペックも求めたい、そんな欲張りさんも絶対に満足するでしょう。
たためば手の中にすっぽり収まるサイズ感、つや消しのアルマイトの手触りもGOOD。マルチコートで華やかな歌舞伎の舞台もくっきり綺麗に楽しめるオペラグラスです。
■Vixen サクラス H6×16 | 商品仕様 |
倍率 | 6倍 |
種類 | ダハプリズム式 |
レンズ径 | 16mm |
実視界 | 8.3° |
重量 | 145g |
参考価格 | 18,364円 |
おすすめのオペラグラス15. Nikon「ミクロン 6×15」
時代を超えて愛される一生もののオペラグラス
なんと大正時代から変わらぬデザインで愛され続けてきた、知る人ぞ知るニコンの「ミクロン」。最短合焦距離は2.0mなので観劇やコンサートのみならず博物館や美術館でも大活躍!
「おじいちゃんの使っていたものを持っている」などのレビューも多数あり、一生どころか世代を超えて愛されています。工学性能についてはいうまでもなく、自信を持っておすすめできるオペラグラスです。
■Nikon ミクロン 6×15 | 商品仕様 |
倍率 | 6倍 |
種類 | ポロプリズム式 |
レンズ径 | 15mm |
実視界 | 8° |
重量 | 130g |
参考価格 | 19,673円 |
オペラグラスは目的をしっかり持って選ぼう
この記事では15個のオペラグラスをご紹介しました。
選びながら感じるのは、やはり「どのように使いたいか」が大事だなということです。光学技術は日々発達し、良いものがどんどん作られていますので選択肢にとても幅があります。
ドームのコンサート、小劇場のお芝居、古典芸能、野外ライブ……シチュエーションによっても違いますし、手軽で安いものか一生モノの高級品か、値段やスペックで比較しても選び取るオペラグラスはだいぶ変わってくるでしょう。
迷った時は、オペラグラスを覗いている自分をちょっとだけ想像してみてください。この記事を参考に、様々なアーティストがきらびやかに彩るステージをぐっと近くで感じ、楽しんでくださいね。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】MIHO-G
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古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
楽しいことならなんでも興味津々。あらゆることに首を突っ込める、という理由で編集の仕事を長らく続けています。
これからもジャンルを問わずどんどん首を突っ込んで、面白おかしく紹介していきたいと思っています!