お菓子と言えば敬老の日の贈り物の定番中の定番。だからこそ、ありがちなものとは違いを見せたいところです。

柿は日本でも古来の中国でもとても縁起がいい植物と言われており、「庭に植えると子孫が繁栄する」「お金がたくさん集まってくる」など、さまざまな霊験が語り継がれています。そのうえ長寿をまっとうした徳川家康公に柿が献上されていたことにちなんだ、その名も「長寿柿」とくれば、縁起のよさはまさに将軍級！

ちょっとやそっとのお菓子では歯が立たないおめでたさです。

「お茶が苦手」という人はごく稀でしょうから、敬老の日の贈り物にはこれも選択肢に加えておきたいところです。焙煎に焙煎を重ねて甘味とコクを追求した「黒ほうじ」と、宇治茶の旨味を凝縮した「白煎茶」。どちらも複数のお茶のいいところをブレンドするという、ウイスキーにも似た手法によって、茶葉の持つ底力を最大限に引き出す工夫がなされています。

モノトーンを基調としたパッケージにも気品と風格があふれており、どんな改まった席で出したとしても恥ずかしくない一品です。

茶の湯のようにかしこまったものでなくとも、日常で淹れるお茶も淹れ方や道具によって大きく味が変わると言われています。この急須は最後の一滴までしっかりと旨味を絞り出す構造になっており、「本当に同じお茶の葉？」と驚きの声が数多く寄せられています。

一見「そこにこだわる必要はあるの？」と感じるものほど、一度使ったら手放せなくなった……なんてことはよくありますよね。敬老の日に「だまされたと思って試してみて、断然違うから」と、自信を持った言葉と一緒に贈りましょう！

筆者の両親もそうでしたが、「うちの親はお茶もいいけどコーヒーが欠かせなくて」という家も多いことでしょう。そんな方におすすめなのがこれ。こだわりの喫茶店に行かなくても、自宅であの「水出しコーヒー」が簡単に作れるんです。

低温でじっくり抽出するため、出来上がったコーヒーはカフェイン・タンニンが少ない成分となり、純粋なコーヒーの旨味だけが凝縮された味わいです。そのため胃にも優しくなり、健康の面からもメリットがあるなんて敬老の日の贈り物として言うことなしですね！

何だかんだ言っても、飲食のすべての基本は水にあり。日本は蛇口から出てくる水がそのまま飲める珍しい国ですが、居住地域によっては、その味についてある程度の妥協が必要になりがちです。

浄水器は「気にはなるけど、どの程度の効果があるのだろう」と、ついつい導入に二の足を踏みがちな製品の代表格。だからこそ、評価の高いこの製品を贈ってみるのはいかがでしょう。敬老の日にプレゼントし、しばらく経ったら、「最近ミネラルウォーター買った？」と尋ねるまでがお約束です。

「野菜をしっかり摂りましょう！」もう誰もが耳にタコができるほど言われていることですよね。シニアのみなさんだって、きっとそれは同じこと。とはいえ、健康のためにがんばって……では、長続きは期待できません。国産緑黄色野菜にこだわり、塩分・砂糖不使用のこの野菜ジュースなら、うるさ型のみなさんも「うむ」とうなずいてくれるはずです。

「何より、おいしい」という評価が多いことこそが、最大のおすすめポイントです。敬老の日はこのジュースで「健康で長生きしてください」というメッセージを届けましょう！

人によっては、野菜ジュースを「身体にいいですよ」とすすめても、「自分で作らないと気が済まない」という方もいることでしょう。そんなアクティブな方への敬老の日の贈り物には、こちらのブレンダーをセレクトしてみては？

ジュースのみならず、混ぜる・泡立てる・刻む・砕く・つぶす、さまざまな下ごしらえもあっという間です。類似の商品の中でもパワーがピカイチで、手入れも簡単なのが好評につながっています。料理好きの方なら、「もっと早くこれを使っていればよかった」と言ってくれることでしょう。

ほどほどならば、酒は百薬の長。毎晩欠かさず晩酌を……という方に敬老の日のプレゼントを贈るのならば、こちらがぴったり。あの酒造会社の大関が、「本当に本気を出しちゃうよ」と言わんばかりに作り上げた大吟醸こそ、この「長寿」です。

「酒米の最高峰」と言われる山田錦の中でも最高品質とされる兵庫県特Ａ地区産のものを100％使用。恵比須様や福禄寿、寿老人らが小脇に抱えていても何の違和感もないこの貫禄。シャレの利いた方なら、「仙人にでもなった気分」なんて、粋なお礼を言ってくれるかもしれませんね。

日本酒より焼酎党の方への敬老の日の贈り物なら、ぜひこちら。何といっても洞爺湖サミットや伊勢志摩サミットといった、海外の名だたる首脳の面々をおもてなしするために選ばれた、いわば日本代表といっても過言ではない焼酎です。

厳選されたさつまいもと国産米麹、そして鹿児島のシラス台地で濾過された天然湧水の大重谷原水を使い、三年以上という長期熟成。原料よし、水よし、そして名前よしと、すべてにおいて隙のない焼酎で、VIP気分を味わってもらおうではありませんか。

塩梅（あんばい）という言葉がある通り、塩にこだわるというのはグルメ道において外せないところでしょう。貴重なヒマラヤ岩塩の中でもさらにその3％しか産出されないクレールソルトを、粗め・標準・細かめと三段階に分けて挽くことができますから、食通のシニアの方でもきっと満足してくれるはずです。

岩塩をはじめ、胡椒や山椒などミルを回す「ガリガリ感」は、一度やり始めると癖になるともっぱらの噂。今年の敬老の日を境に「ひと味違う」を、毎日味わってもらえますね。

人生経験を積み重ねてきた方は、何かと舌が肥え、目が肥えていることでしょう。そんな、きっと「鼻も肥え」ているあの方にこそおすすめしたい香りの入浴剤がこちらです。

天然精油の成分が「お湯に入れた瞬間、シュワッと香る」スプラッシュエア香法で作られていますから、バスルーム全体が一気に上品な空気に包まれます。香りの種類もグレープフルーツ、ラベンダー、柚子など、どれも外さないものばかり。ゆっくり深呼吸したくなるバスタイムを演出してくれます。

年齢を重ねるにつれ、若いころよりもより重視したくなる心のありよう。それは「やすらぎ」ではないでしょうか。香りによって、やすらぎながら日々に彩りを付けられるとしたら素敵だと思いませんか？

こちらはアメリカの老舗お香メーカーであるGENIECO（ジェニコ）社が、80年以上の歴史の中で作り上げてきたブランド。一例として、特に人気の「No.8」は、春の日の朝もやが立ち込める空気をイメージして作られています。みずみずしいフルーツのほのかな甘さ、ベリー系の甘味と酸味のバランスが絶妙と評判！敬老の日の贈り物におすすめです。

「足すばかりが能じゃない、引き算だって大事だよ」っていう考え方も、また当然ありますよね。そこでこの空気清浄機を、敬老の日の贈り物にしてみるのはいかがでしょう。シンプル派の人にはうってつけのデザインですよね。

もちろん、花粉にハウスダストにと、健康管理の面からも効果が期待できるのは言うまでもありません。また空気清浄機はその性質上、本体自体にほこりが付きやすい傾向があるのですが、この製品は本体に凹凸がほとんどないので、他社製品に比べて掃除や手入れが楽、という評価も数多く寄せられています。