更新日: 2022年6月10日
用途別におすすめのウォーターサーバーを厳選!選び方やおしゃれに見せる置き方も紹介
ウォーターサーバーを提供しているメーカーはたくさんありますが、毎月の料金だけでなく、水の種類や使いやすさ、実用的な機能がついているか、解約にかかる手数料などさまざまな違いがあります。
この記事ではウォーターサーバーを導入する際に確認しておきたいポイントをもとにおすすめのウォーターサーバーを紹介します。
また、アクアソムリエの資格を持つ江口 慶太さんにウォーターサーバーに関する気になる疑問に回答してもらいました。
目次
ウォーターサーバーを選ぶ際に確認しておきたいこと
ウォーターサーバーはメーカーごとに料金や水の種類以外にもさまざまな違いがあります。
まずはウォーターサーバーを選ぶ際に確認しておきたい5つの項目を紹介します。
水の種類
ウォーターサーバーの水には大きく「天然水」と「RO水」の2種類があります。
特定の水源を原水とした水を「天然水」と呼び、採取した水源によって「水の味やカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の含有量」が異なります。
さらに天然水は「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」の2つに分類されるのです。
ナチュラルウォーター | 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の 物理的・化学的処理を行っていない水 |
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ナチュラルミネラルウォーター | ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水を原水とした水 |
ミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインでは、鉱化された地下水とは「地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう。」と定義されています。
ナチュラルミネラルウォーターはナチュラルウォーターより多くのミネラル成分が含まれていることが特徴です。
RO水とは、水道水や地下水などの原水を逆浸透膜(RO膜)という特殊なフィルターでろ過し、不純物や雑味を取り除いた限りなく純水に近い水です。
一般的には、ろ過したRO水にミネラル成分を配合し、メーカー独自に味の調節をおこなっています。
RO水を取り扱うメーカーによってはRO水にミネラルを添加しています。しかし、おいしいお水の条件は
・ミネラル含有量
・ミネラルバランス
・酸素含有量
となりますので毎日飲むお水をおいしさで選ぶのでしたら天然水がおすすめです。
ボトルのタイプ
ウォーターサーバーのボトルタイプは「ワンウェイボトル」と「リターナブルボトル」の2種類です。
ワンウェイボトルは飲み終わったボトルを小さくして、「資源ごみ」または「不燃ごみ」として処分することができます。
リターナブルボトルは各メーカーで洗浄、除菌し再利用します。一般的にワンウェイボトルよりも料金が安いのが特徴です。
ただし、飲み終わったボトルを次回のウォーターボトル配達時まで自宅に保管しておかないといけないデメリットもあります。
おもに天然水ではワンウェイボトル、RO水ではリターナブルボトルが採用されています。
「ワンウェイボトル」と「リターナブルボトル」ともに保管場所が必要になりますので、どこに保管するか考えてから契約しましょう。
毎月かかるコスト
ウォーターサーバーを契約すると、毎月の水代以外にも維持費として、サーバーレンタル料や電気代がかかります。
一人暮らしの人や普段からあまり水を飲まない人は、維持費を含めるとコストが割高になる可能性があるので、毎月の発注ノルマが設定されていないメーカーや少量のボトルサイズが選べるメーカーがおすすめです。
また、毎月のレンタル料が無料のサーバーや、電気代を節約できるエコ機能が搭載されいてるサーバーもあるので、トータルのコストがどれくらいかかるかで比較してみてください。
ただし、「月の発注本数が〇本以下だとサーバー費用が発生する」といった条件を設けている場合があるので、こういった条件があるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
ウォーターボトルの設置位置
ウォーターサーバーにはボトルの設置位置が上部に設置されているタイプと足元(下部)に設定されているタイプがあります。
ボトルの重さが5〜12kgほどなので、交換の楽さや腰への負担を考えるとボトル設置位置が下部のタイプがおすすめです。
ただし、上部に設定されているタイプは停電などで電気が止まった状態でも常温の水を出せる、サーバーの音が小さいなどのメリットがあります。
ボトル位置が足元に設定されているタイプでも静音機能が搭載されているサーバーもあるので、この点も確認しておくとよいでしょう。
私は上部にボトルを設置するショートサーバーを使用しています。
台に置いて使用できるため場所をとらないことがメリットですが、高い台に置くと水の交換が大変なので注意が必要ですよ。
普段使いに便利な機能はあるか
毎月の料金が安いウォーターサーバー
毎月の料金が安いウォーターサーバーや、発注ノルマがなく一人暮らしや水をあまり飲まない人でも利用しやすいウォーターサーバーを紹介します。
アクアクララのアクアファブ
アクアクララでは毎月の発注ノルマが設定されていないため、毎月好きな本数を注文できるのが魅力です。
水ボトル代は、12Lボトル1本で1,404円(2年割プラン)、7Lボトル1本で1,080円(2年割プラン)で、1Lあたり117円(12Lボトル)、7Lボトルは154円ほどです。
また、妊産婦から6歳以下の未就学の子どもがいる家庭では毎月の料金が550円割引になる「子育てアクアプラン」も実施しています。
初期費用 | 無料 |
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ウォーターボトル代※ | 12Lボトル:1,404円→1Lあたり117円ほど 7Lボトル:1,080円→1Lあたり154円ほど |
サーバーレンタル費 | 0円 (あんしんサポート料:1,430円) |
発注ノルマ | なし |
ボトルのタイプ | リターナブルボトル |
ボトル交換位置 | 本体上部 |
サーバー解約手数料※2 | 2年未満の解約の場合:11,000円 |
※1:2年割プランの料金
※2:2年割プランの場合(通常プランでは1年未満の解約の場合、6,600円がかかります)
初期費用やサーバーレンタル料は無料です。毎月の料金としてあんしんサポート料(1,430円)がかかりますが、定期メンテナンスや故障時の対応などの追加費用は一切かかりません。
ワンウェイウォーターSmartプラス
ワンウェイウォーターでは4種類のミネラルウォーターを取り扱っています。中でも人気No.1のプラスプレミアムは12Lボトルが1,350円と業界最安クラスの価格設定です。
毎月のサーバー代や配送料、メンテナンス料が無料です。さらに消費電力を最大60%カットしてくれるエコモードが搭載されているため、毎月の費用を抑えることができます。
また、足元でボトルを交換できたり、温水・冷水の両方にチャイルドロックがついていたりと、使いやすさも考慮された作りになっています。
初期費用 | 無料※ |
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ウォーターボトル代※ | 12Lボトル:1,350円→1Lあたり113円ほど(プラスプレミアム)12Lボトル:2,052円→1Lあたり171円ほど |
サーバーレンタル費 | 0円 |
発注ノルマ | プラスプレミアム→月に3本以上 天然水→月に2本以上 |
水の種類 | ミネラルウォーターor天然水 |
ボトルのタイプ | ワンウェイボトル |
ボトル交換位置 | 本体下部 |
サーバー解約手数料 | 2年未満の解約:サーバー引取手数料:9,900円 / サーバー交換手数料:5,500円 |
※smartプラスは初回に出荷手数料1,100円がかかります。
クリクラクリクラFit
NASAやオリンピック選手村で採用されている逆浸透膜(RO膜)システムを使用しています。
これにより、一般の浄水器で除去するのが難しい極小の化学物質を除去し、そこに4種類のミネラル成分を配合することで、クセのない軟水に仕上げています。
通常の水の料金は1本あたり1,460円(12L)です。ボトルチケット12枚綴りをボトルチケット16,061円(先払い)で購入すると、ボトル一本分がお得になります。
また、ウォーターサーバーでは珍しく解約金がかかりません。毎月の発注ノルマもないので、「試しにウォーターサーバーを使ってみたい」という人にもおすすめの一台です。
ただし、3ヶ月の利用本数が6本未満の場合はサーバーレンタル料1,100円/月がかかるので、毎月に使用する水の量をあらかじめ計算しておくとよいでしょう。
初期費用 | ※2,200円~ |
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ウォーターボトル代※ | 12Lボトル:1,460円→1Lあたり122円ほど (プラスプレミアム) 5.8Lボトル:860円→1Lあたり148円ほど (天然水) |
サーバーレンタル費 | 0円 (あんしんサポートパック:460円/月) |
発注ノルマ | 3ヶ月で利用本数が6本未満の場合:サーバーレンタル料1,100円/月が発生 |
水の種類 | RO水 |
ボトルのタイプ | リターナブルボトル |
ボトル交換位置 | 本体上部 |
サーバー解約手数料 | 解約金なし |
※1:再加熱機能付き4,400円、カバーありの場合、別途 1,320円がかかります
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】トラベルガイド編集部
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