更新日: 2022年6月10日
ウォーターサーバーの水の値段や毎月のコストを比較したおすすめメーカーを紹介
ウォーターサーバーを利用したいけれど、どこのメーカーを選んだらいいのか分からない、月額がどれくらいかかるのか知りたいという人もいるのではないでしょうか。
本記事では、ウォーターサーバーの導入にかかる費用をメーカーごとに比較して解説し、月額の費用が安いおすすめのメーカー3社を詳しく紹介し、毎月の利用料金を抑える節約方法も合わせてお伝えします。
ウォーターサーバーの値段は高い?世帯別に詳しく比較
まず、ウォーターサーバーの水とコンビニやスーパーなどで購入できるペットボトルの水の価格を比較していきます。
ウォーターサーバーの水は、12L(ボトル1本)あたり約1,800円です。ペットボトルの水は、12L(2Lボトル×6本)で約1,500円なので、ペットボトルの水のほうが300円ほど安いです。
水の価格だけで比較するとペットボトルの方が割安ですが、ウォーターサーバーならペットボトルを買いに行く手間が省けたり、お湯をすぐに使えるなどのメリットがあります。
では、ウォーターサーバーを利用した場合、水の料金は月いくらになるのか世帯別にみていきましょう。ウォーターサーバーを利用している500人を対象としたアンケート結果は次の通りです。
世帯人数 | 1人暮らし | 2人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|---|---|
平均金額 | 3,215円 | 3,267円 | 3,776円 | 4,558円 | 4,787円 |
最安金額 | 1,600円 | 1,600円 | 1,700円 | 1,800円 | 1,900円 |
最高金額 | 6,000円 | 6,800円 | 9,000円 | 12,342円 | 15,000円 |
- アンケート対象:ウォーターサーバーを利用している500人
- アンケート期間:2022年3月1日~3月10日
アンケートによると世帯人数に関わらず、最低料金と最高料金の差が大きいことがわかります。これは、利用しているサーバーや水の種類、プランなどによって料金が異なるためです。
なお、ウォーターサーバーを利用する際、メーカーによっては月の最低注文数が決まっている場合があります。
例えば最低注文数が月2本(12Lボトル)の場合、2Lペットボトルに換算すると最低でも月に12本分注文する必要があります。
普段の生活で月に2Lペットボトルの水を12本消費しない場合は、ウォーターサーバーの水ボトルが毎月余ってしまう可能性があります。
その場合、必要な分をペットボトルで購入する方がお得になります。
一方、月にたくさんの水を消費する場合は、ウォーターサーバーを利用すれば重い水を家まで届けてもらえるので便利です。
どちらが良いのかは生活環境によって異なるため、それぞれのメリットを比較して自分に合った水を選ぶのが良いでしょう。
ウォーターサーバーの導入にかかる費用を比較
ここではウォーターサーバーを導入する際や、毎月の利用にかかる費用を順に見ていきましょう。
初期費用
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
0円 | 0円(smartプラス「ウッド・ライトウッド」のみ、限定カラー料2,200円) | 0円 | 0円 | 0円(smartプラスのみ、出荷手数料1,100円) |
ウォーターサーバーの初期費用無料のメーカーがほとんどです。
ただし、メーカーによっては事務手数料や出荷手数料、限定カラー料、本体購入費などがかかる場合があります。
ウォーターサーバー本体の代金
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
レンタル料:0円 | レンタル料:0円 | レンタル料:838円 | レンタル料:0〜330円(サーバーにより異なる) | レンタル料:0円 |
ウォーターサーバーの契約には、レンタルプランと本体購入プランがあります。
レンタルプランの場合、月々の支払いでウォーターサーバーのレンタル料がかかります。
レンタル料が無料のウォーターサーバーやメーカーも多くありますが、高機能なものやデザイン性が高いものは有料となる場合もあるので、事前に確認しましょう。
ウォーターサーバーが無料でレンタルできる理由は、水ボトル代にレンタル料が含まれているからです。
一方、本体購入プランの場合はウォーターサーバー本体の購入費がかかります。一括払い、分割払いなど支払い方法はメーカーによって異なります。
本体購入プランでは本体の購入費がかかるため、水ボトル代がレンタルプランよりも安く設定されていたり、割引されたりすることがほとんどです。
水ボトル代・配送料
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
12Lボトル2本:2,808〜3,024円
7Lボトル3本:3,240〜3,564円 配送料:0円 |
12Lボトル2本:4,104円
配送料:0円(北海道のみ水1本あたり216円) |
12Lパック2個:3,290円
配送料:0円 |
11.4Lボトル2本:3,240円
配送料:0円(北海道・四国・九州は504円/箱) |
12Lボトル3本:4,050~6,156円
配送料:0円 |
水ボトル代は、水の種類によって異なります。ウォーターサーバーの水の種類は、大きく分けてRO水と天然水の2種類があります。
RO水は、逆浸透膜(RO膜)というフィルターでろ過した純度の高い水です。天然水は、特定水源から採水して沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理を行っていない水を指します。
天然水の方がRO水よりも価格が高いことが多いです。購入できる水の種類はメーカーやウォーターサーバーによって異なります。
また、水ボトルはメーカーによって月あたりの最低購入本数が決まっている場合があるので、契約前に確認しておきましょう。
配送料はほとんどのメーカーで無料ですが、エリアによっては有料の場合もあります。
電気代
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
約500〜1,000円 | 約400〜500円 | 約1,000円 | 約800円〜 | 約500〜1,000円 |
ウォーターサーバーは常時電源を入れておく必要があるため、電気代がかかります。
ウォーターサーバーによっては省エネモードやECOモードなど節電機能を搭載しており、通常モードよりも電気代を抑えることができます。
設置場所については、直射日光の当たる場所に設置するとボトル内の水の温度が高くなり、冷水にするための電力がかかってしまいます。
壁の近くに設置した場合も、壁がウォーターサーバーの排熱の妨げとなり電気代が高くなることがあるので注意が必要です。
また、電気代を気にしてコンセントを抜いてしまうと、クリーン機能などが停止してボトル内の水の雑菌が繁殖する可能性があるのでやめましょう。
メンテナンス・サポート料金
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
あんしんサポート料:1,100〜3,300円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
ウォーターサーバーのメンテナンスやサポートにかかる費用はメーカーによって異なります。
月額料金に含まれている場合や、メンテナンス1回ごとにかかる場合など様々です。
ウォーターサーバーメーカーのメンテナンスでは、普段お手入れのできないサーバー内部などのパーツの清掃や消毒、また動作や衛生面の点検が行われます。
ウォーターサーバーによってはメンテナンスフリーを謳っているものもあります。メンテナンスフリーのウォーターサーバーはメーカーの定期的なメンテナンスは不要ですが、給水口や受け皿などのこまめなお手入れが必要です。
解約料金
アクアクララ | コスモウォーター | 富士の湧水 | 信濃湧水 | ワンウェイ ウォーター |
---|---|---|---|---|
通常プラン:6,600円
2年割プラン・子育てアクアプラン:11,000円 |
2年以内に解約する場合:9,900円 | 1年以内に解約する場合:5,500円 | 1年以内に解約する場合:11,000円 | 2年以内に解約する場合:9,900〜15,400円(サーバーにより異なる) |
メーカーやプランごとに最低契約期間が決まっている場合が多く、契約期間内に解約すると解約料金(違約金)が発生します。
解約料金は5,000〜20,000円程で、最低契約期間はメーカーやプランによって異なります。定められた契約期間を過ぎると無料で解約できることがほとんどです。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】トラベルガイド編集部
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