島根県のおすすめの初詣スポット【2024版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載
2024年の島根県のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。
熊野大社(島根県)
神話の国、出雲の農耕と火の神さま
日本の国を造った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子で、大蛇ヤマタノオロチの退治伝説で知られる素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。熊野大社は別名を日本火出初社といい、10月15日には出雲大社の宮司が熊野大社を訪れて、古伝新嘗祭で使う神聖な火をおこすための臼と杵を受け取る儀式、鑽火祭(さんかさい)が行われる。このとき、亀太夫が応対して、出雲大社から持参した餅の色が黒い、形が悪いなどと難癖をつけるのが慣わしになっている。新年には歴史ある境内が多くの初詣客でにぎわう。
- 所在地
- 島根県松江市八雲町熊野2451
- 例年の人出
- 約12万人
- 行事
- 2024年1月1日 6:00 歳旦祭(年初の祈祷)、2024年1月2日 8:30 舞初祭
出雲大社
古事記、日本書紀にも記された本殿は日本を代表する神社建築
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る本殿(国宝)は日本最古の神社建築。13.5mの長さを持つ、神楽殿に掲げられた日本有数の大注連縄も必見。旧暦10月には全国の神々が大社に集うため、出雲では神無月ではなく神在月(かみありつき)と呼び、神迎祭の神事が行われる。また正月3日には、大社町内を笛や太鼓でにぎやかに練り歩く出雲大社の正月行事「吉兆さんと番内さん」が行われる。なお、「平成の大遷宮」として本殿をはじめとする社殿の修造や宝物殿などの境内整備を行い、平成31(2019)年3月に完遂した。
- 所在地
- 島根県出雲市大社町杵築東195
- 行事
- 2024年1月1日 7:00 大御饌祭、2024年1月3日 1:00 福迎祭、2024年1月5日 9:00 説教始祭
太皷谷稲成神社
山陰の小京都に映える目にも鮮やかな朱塗りの千本鳥居
日本五大稲荷の一つに数えられ、歴代の津和野城主の庇護を受けて発展してきた社で、商売繁盛などのご利益で知られる。めでたく願いが叶ったお礼にと寄進された約1000本の朱塗りの鳥居が、つづら折りの参道にずらりと並ぶさまは圧巻。真っ赤な鳥居のトンネルは町のどこからでもよく見える。10分ほど登るとたどり着く社殿もまた朱が鮮やかで、境内からは津和野の町が一望の下に見渡せる。初詣には、遠く四国や九州からの参詣者もある。12月31日夜から1月3日までは交通規制あり。
- 所在地
- 島根県鹿足郡津和野町後田409
- 例年の人出
- 約20万人
- 行事
- 2024年1月1日 0:00 歳旦祭(社殿前庭にてお祓い後、御社殿にて宮司が祝詞を奏上)