九州のおすすめの初詣スポット【2025版】参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載
2025年の九州のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。
筥崎宮
平安時代の雅を今に伝える玄界灘に面した八幡宮
延長元(923)年、醍醐天皇が国家鎮護のために建立したといわれ、宇佐、石清水と並んで日本三大八幡宮のひとつに数えられる。御祭神は応神天皇(八幡大神)と、その母である神功皇后、海の神様である玉依姫命の三柱。参道沿いには花庭園があり、正月には冬ぼたんが公開される。わらで作った雪囲いの中でひそやかに花開く冬ぼたんは、華やかな姿とはまた違った風情を楽しめる。俗に「玉せせり」とも呼ばれる「玉取祭」は、玉に触れると災難を逃れ幸運を授かるといわれる正月の名物行事。
- 所在地
- 福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
- 例年の人出
- 約50万人
- 行事
- 2025年1月3日 玉取祭(玉せせり)、2025年1月11日 承天寺一山報賽式
十日恵比須神社
「えびす様」と「だいこく様」に商売繁昌を祈願する
御祭神は事代主神(えびす様)と大国主神(だいこく様)。商売繁昌・家内安全・開運招福にご利益があることで知られている。毎年1月8日から11日までは「正月大祭」が行われ、期間中の参拝者は約100万人といわれる。なかでも、新春の華を飾るのが、9日の宵えびすの午後に行われる「徒歩(かち)詣り」。三味線、笛、太鼓で十日えびすの唄をはやしながら、博多芸姑の行列が神社に参拝し、一年の開運・商売繁昌の祈願をする。
- 所在地
- 福岡県福岡市博多区東公園7-1
- 例年の人出
- 約1000人(「正月大祭」期間は約100万人)
- 行事
- 2025年1月8日~11日 正月大祭(福引き・開運御座ほか)、2025年1月9日 徒歩(かち)詣り(15:00到着予定)
鷲尾愛宕神社
日本三大愛宕・願かけの神
福博を古来より守護する神社。縁結び・厄除開運・商売繁盛・家内安全・受験合格・学業成就・安産成就・交通安全・病気回復・無病息災等数多の願い事を叶え、禁酒・禁煙などの禁断事の神として広く崇敬されている。元日には初日の出の御来光を仰ぐ名所として有名で、黒山の人だかりができ、三が日は例年約50万人の人出でにぎわう。また、玄海灘などが一望に見渡せるパワースポットとしても知られ、福岡の観光名所として、多くの参拝者や観光客が訪れる。
- 所在地
- 福岡県福岡市西区愛宕2-7-1
- 例年の人出
- 約50万人
- 行事
- 2024年12月31日 23:00 除夜祭、2025年1月1日 3:00 元旦祭、2025年1月24日 正月大祭
高良大社
家族の厄除開運と延命長寿を祈るなら、やっぱりここばい高良さん
高良玉垂命が主祭神で、厄ばらいと長寿のご利益で名高い。高良山信仰はこの地方独特で、地域に多い玉垂宮の本宮はこちら。まさにこの土地ならではの神様だ。古くから延喜式内名社大社・筑後一ノ宮・正一位と常に地域筆頭の格式を誇り、現社殿は国の重文、神籠石は国の史跡に指定される。高良山は仕事始めからの企業参拝も多く、一ノ宮の高良大社で筑後随一の景色をながめ、新年が先行き明るく見通せる良き一年となるよう祈りたい。
- 所在地
- 福岡県久留米市御井町1
- 例年の人出
- 約13万人
宗像大社
道の神様として古代より信仰されてきた日本最古の神社の一つ
宗像大社とは、玄海灘に浮かぶ孤島、沖ノ島にある沖津宮、大島にある中津宮、本土にある辺津宮の総称。天照大神の御子神である宗像三女神が降臨した海域は大和朝廷にとって朝鮮半島や中国大陸に近く、貿易や文化交流の玄関口として重要な場所であった。宗像三宮では、皇室安泰、国家繁栄を祈る国家祭祀が大和朝廷により行われた。沖ノ島からは約8万点におよぶ神宝が出土し、そのすべてが国宝。正月には多くの初詣客でにぎわう。また、大漁旗をたなびかせた漁船120隻がパレードする秋の「みあれ祭」も有名。
- 所在地
- 福岡県宗像市田島2331
- 例年の人出
- 約10万人
- 行事
- 2024年12月31日 15:00 大祓式・除夜祭、2025年1月1日 9:00 歳旦祭、2025年1月3日 9:00 元始祭
太宰府天満宮
菅原道真公の御墓所であり、受験生の聖地
学問の神様として崇められている全国の天満宮の総本宮といわれる。天然記念物の樟の大樹に守られた御本殿は天正19(1591)年に造られたもので、華麗な桃山様式を伝える。道真公を慕って京から一夜にして飛んできたと伝えられる飛梅は、境内に約6000本ある梅に先がけて1月初旬ごろにつぼみがほころびはじめる。三が日の参拝者数は200万人以上にのぼり、正月4日には宮大工の仕事始めの儀式「斧始祭」、7日には木彫りのうそ鳥を交換し合う「鷽替え」、そして煙と炎に包まれる勇壮な「鬼すべ」の神事が行われる。
- 所在地
- 福岡県太宰府市宰府4-7-1
- 例年の人出
- 200万人以上
- 行事
- 2025年1月4日 斧始祭、2025年1月7日 18:00 鷽替え神事、19:00頃 鬼すべ神事
宮地嶽神社
西日本有数の参詣者数を誇る、金成・商売繁昌・開運の神
息長足比売命(神功皇后)が大陸に渡る前に、宮地岳の頂に祭壇を設け、祈願したのが起源。大注連縄のある拝殿、七福神社、稲荷神社と進んでいくと、全国でも最大級の横穴式石室古墳のある不動神社へ達する。この石室からは馬具、瑠璃玉などが発見され、20点が国宝に指定されている。また、境内では桜、藤、菖蒲など四季を通して花が楽しめる。平成22(2010)年に葺き替えられた黄金に輝く御本殿は圧巻。
- 所在地
- 福岡県福津市宮司元町7-1
- 例年の人出
- 約200万人(例年)
- 行事
- 2025年1月1日 0:00 歳旦祭(一番祈祷祭)、2025年1月11日 玉換祭
松原神社
藩祖、鍋島直茂公をはじめとする佐賀の礎を築いた神々を祀る
佐嘉藩の藩祖鍋島直茂公をはじめ佐賀の礎を築いた神々が祀られている。創建は安永元年(1772年)。春と秋におこなわれる「日峯さんまつり」は直茂公のご神号である「日峯大明神」が由来となっている。
- 所在地
- 佐賀県佐賀市松原2-10-43
- 例年の人出
- 約35万人
- 行事
- 2025年1月1日~1月31日「佐嘉神社・松原神社新春奉納書道展」 松原神社境内にて展示
祐徳稲荷神社
運と福を授ける日本三大稲荷の一つ
貞享4(1687)年、肥前鹿島藩主・鍋島直朝公の夫人花山院萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請された稲荷神社。日本三大稲荷の一つにも数えられる。商売繁盛・家運繁栄・交通安全など様々な祈願を託されている。「祐徳さん」として親しまれ年間を通じて多くの参拝者が訪れるが、特に正月は初詣の人波が絶えない。御本社には衣食住を司る倉稲魂大神、技芸上達や福徳円満の神である大宮売大神、交通安全の神である猿田彦大神が祀られ、篤く信仰されている。
- 所在地
- 佐賀県鹿島市古枝乙1855
- 例年の人出
- 約70万人
佐嘉神社
幕末の佐賀に大きな足跡を遺した名君、鍋島直正公を祀る
創建昭和8(1933)年、名君の誉れ高い佐賀藩十代藩主、鍋島直正公と、十一代直大公が祀られている。直正公は、日本初の洋式反射炉を設けるなど、西洋文明や科学技術をいち早く取り入れ、西洋医学の普及にも努めた。境内には佐賀藩が日本で初めて造った鉄製カノン砲、アームストロング砲や蒸気機関車が復元されている。
- 所在地
- 佐賀県佐賀市松原2-10-43
- 例年の人出
- 約35万人
- 行事
- 2024年12月31日15:00【大祓式】水無月から半年間の罪穢れを祓い、新年を清しく迎えるための神事、2025年1月1日7:00【歳旦祭】新年を祝い皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに崇敬者と地域社会の平安を祈るお祭り、2025年1月15日正午【古神札焼納式】昨年一年間御護り頂いた御神符・御守札を焼納するお祭り
諏訪神社
約380年の伝統を誇る祭り「長崎くんち」の舞台
寛永2(1625)年の創建。初代宮司青木賢清が長崎奉行に願い出て造営された。現在の社殿は明治2(1869)年に再建され、昭和59(1984)年に改修されたもの。地元では親しみをこめて「おすわさん」と呼び、毎年10月に行われる「長崎くんち」の舞台でもある。境内には、ユニークな狛犬が多く、カッパの狛犬は、頭にのったお皿に水をかけながら願い事をすると叶うという。英語のおみくじがあるのも国際都市長崎ならでは。三が日の人出は約7万人。
- 所在地
- 長崎県長崎市上西山町18-15
- 例年の人出
- 約7万人
橘神社
元祖「世界一の門松」といえばここ
軍神・橘周太をお祀りした神社で、橘神社の入口には彫刻家・北村西望作による勇ましい橘周太中佐の銅像が立つ。年末になると日本で最初にギネスブックに認定された「世界一の門松」が登場。高さ約14mの巨大門松は明け方までライトアップされ、荘厳な雰囲気の中で新年を迎えられる。
- 所在地
- 長崎県雲仙市千々石町己529
- 例年の人出
- 約8万人
- 行事
- 2025年1月7日 七草粥ふるまい(300食)、2025年1月11日 鏡開き(焼き餅ふるまい)、2025年1月20日 大寒の寒中禊
藤崎八旛宮
肥後一国の宗廟、熊本大鎮守と公称された御宮
承平5(935)年、平将門の乱の際に山城国(京都)の石清水八幡大神を勧請して創建された。西南の役で社殿を焼失後、現在地に移転。御祭神は應神天皇、住吉大神、神功皇后の三柱。加藤清正公をはじめ肥後の歴代藩主から民衆にいたるまで広く崇敬を集めてきた。秋の例大祭が有名で、1080年以上の歴史と伝統を誇る。3基の御神輿を中心に随兵(ずいびょう)行列の厳かな歩みに始まり、町鉾、新町獅子舞、奉納神輿が続き、飾馬を追う約1万6000人の勢子(せこ)が市内を練り歩く。また初詣にも多くの参拝者が訪れる。
- 所在地
- 熊本県熊本市中央区井川淵町3-1
- 行事
- 2025年1月1日 6:00 歳旦祭、2025年1月5日 9:00 松囃子祭、2025年1月9日 10:00 射去祭
加藤神社
熊本城城内に鎮座する肥後の総鎮守
日本三名城の一つである熊本城の基礎を作った建築・土木の神で、戦国時代の武将加藤清正公(セイショコさん)を主神とする加藤神社。明治4(1871)年、現在の熊本城本丸と宇土櫓の間に「錦山神社」として建立され、昭和37(1962)年に現在地に遷宮された。交通安全・家内安全・学業成就・必勝祈願などにご利益があり、初詣は多くの参拝者でにぎわう。
- 所在地
- 熊本県熊本市中央区本丸2-1
- 例年の人出
- 約42万人
- 行事
- 2025年1月1日 歳旦祭、2025年1月3日 元始祭、2025年1月11日 鏡開き
柞原八幡宮
樹齢3000年、天然記念物のクスノキが茂る深い森に鎮座する
平安初期の天長4(827)年に創建、「豊後一の宮」とされ国司や武家などが崇敬した由緒ある神社。約2万5000坪の境内にある社殿は嘉永年間(1848~1854)に再建された壮麗な八幡造りで、本殿など10棟が国の重要文化財に指定されている。南大門は、別名「日暮しの門」と呼ばれ、その横にある樹齢約3000年と伝えられる楠木は全国巨木調査第7位の国指定天然記念物。ほかに樹齢約400年の「ホルトの木」もある。参道には幸運の石とされる亀甲石と扇石もある。
- 所在地
- 大分県大分市八幡987
- 例年の人出
- 約17万人
- 行事
- 2024年12月31日~2025年1月1日 竹灯籠(境内にて)
宇佐神宮
全国に4万社余りある八幡社の総本宮にふさわしい威容を誇る
伊勢神宮に次ぐ「第2の宗廟(そうびょう)」といわれる。神亀2(725)年現在の場所に御殿が造立され、応神天皇(八幡さま)をお祀りした。本殿は切妻平入の建物が前後に接続した独特の様式で、八幡造といわれ国宝に指定されている。また、神仏習合と神輿の発祥の地として知られており、正月三が日には例年多くの参拝者でにぎわう。
- 所在地
- 大分県宇佐市南宇佐2859
- 例年の人出
- 約40万人
- 行事
- 2025年1月1日 随時 御祈祷
宮崎神宮
神武天皇とその両親をお祀りしている神社
御祭神は神武天皇とその父母である鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と玉依姫命(たまよりひめのみこと)の三柱。神武天皇は45歳まで宮崎におられたがご東遷され、橿原の地で第一代の天皇に即位された。東神苑にある樹齢400年以上ともいわれるフジの老木は、根回り2.9mもあり日本最大級。俗にオオシラフジと呼ばれ、天然記念物に指定されている。有名な秋の大祭「神武さま」は県下最大規模を誇る。周囲は広大な神宮の森に囲まれ、博物館などの施設が集まる。三が日は約25万人が訪れる。
- 所在地
- 宮崎県宮崎市神宮2-4-1
- 例年の人出
- 約25万人
- 行事
- 2024年12月31日 16:00 大晦日の大祓、2025年1月2日 9:00 奉納芸能、2025年1月3日 10:30 奉納芸能
青島神社
国の特別天然記念物の青島を見守る社
太平洋に突き出した青島は、数多くの亜熱帯性植物が繁茂し、国の特別天然記念物に指定されている。神社は島の中央にあり、かつては霊域として一般人は島へ渡ることができなかったために自然が残った。御祭神は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと=山幸彦)と、その妻である豊玉姫、そして塩筒大神。本殿は神話に出てくる竜宮城のように朱が華やかで、縁結びのご利益でも知られている。
- 所在地
- 宮崎県宮崎市青島2-13-1
- 例年の人出
- 約16万人
- 行事
- 2024年12月31日 大祓式、新年祭
鵜戸神宮
太平洋の荒波が打ち寄せる断崖の洞窟に鎮座する神社
神武天皇の父、鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の生地。鵜の羽根を葺き終わらぬうちに誕生したとされる洞窟内の産屋の跡に本殿が建てられている。また、本殿裏には母君・豊玉姫が御子を残して去る際に乳房をつけたというお乳岩があり、その清水で作った「おちちあめ」は妊婦に人気。また、本殿前の岩場には豊玉姫が出産の際に竜宮から乗ってきたという亀石があり、背中の桝形の窪みに運玉を投げ、入れば願いが叶うといわれる。太古の昔に堆積した地層が浸食された「千畳敷奇岩」も必見。毎年多くの初詣参拝者が訪れる。
- 所在地
- 宮崎県日南市宮浦3232
- 例年の人出
- 約15万人
- 行事
- 2025年1月1日 0:00 歳旦祭、2025年1月2日 8:30 初日供祭、2025年1月3日 8:30 元始祭
高千穂神社
神話の里・高千穂の88社を代表する総社。伝統の夜神楽は必見
御祭神は高千穂皇神(十社大明神)で、ご利益は厄祓い・交通安全・縁結びなど。1900年前、第十一代垂仁天皇の御代に創建された。国の重要無形民俗文化財でもある高千穂神楽は、神秘的な中にもユーモアがある。毎晩20:00から、33番ある神楽のうち4つを抜粋して舞を公開している(12月31日・1月1日は休み)。源頼朝の代参として訪れた畠山重忠が植えた秩父杉のほかに、2本が寄り添う夫婦杉も必見。
- 所在地
- 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037
- 例年の人出
- 約5万人
- 行事
- 2025年1月1日 0:00 歳旦祭、初神楽奉納
照國神社
薩摩が誇る幕末の名君、第十一代藩主島津斉彬公を祀る
西南戦争の激戦地として知られ、鹿児島市街を見下ろす城山の麓に、島津斉彬公(照國大明神)を御祭神とする社がある。斉彬公は、藩主になってからわずか7年の間に西洋文明を積極的に取り入れて工業を促進し、西郷隆盛や大久保利通を輩出するなど、日本の近代化に大いに貢献した。シンボルである大鳥居をくぐって境内に入ると斉彬公の立派な銅像が立ち、資料室で功績をたどることができる。初詣には毎年全国から多くの参拝者が訪れにぎわう。
- 所在地
- 鹿児島県鹿児島市照国町19-35
- 例年の人出
- 約30万人(例年)
- 行事
- 2025年1月1日 歳旦祭、2025年1月3日 元始祭
霧島神宮
朱塗りのあでやかな姿で日本誕生の地、高千穂の峰を仰ぐ
霧島神宮は霧島山の噴火で焼失した天孫降臨伝説の地、高千穂峰のお宮が文明16(1484)年に麓に遷宮されたもの。現在の社殿は正徳5(1715)年に藩主島津吉貴が寄進したもので、ご利益は全搬にわたる。高さ23mの大鳥居は西日本最大級。昭和初期に途絶えた伝統の神楽は市民の手によって復活。社殿では深夜かすかに神楽のような笛の音が聞こえるといわれ、霧島七不思議のひとつとして知られている。なお、高千穂峰には古宮の跡があり、霊峰を向いて立つ鳥居が厳かな雰囲気を漂わせている。
- 所在地
- 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
- 例年の人出
- 約23万人
- 行事
- 2025年1月1日 0:00 九面太鼓奉納演奏
鹿児島神宮
大隅一の宮として古くから崇められている大社
創建は神武天皇の代ともそれ以前とも伝えられている南九州最大の神社。令和4(2022)年2月には、本殿、拝殿、勅使殿、末社四所神社が国の重要文化財に指定された。社殿は宝暦6(1756)年の再建で朱塗りの荘厳な造りで、拝殿の天井格子には花や野菜などが鮮やかに描かれている。境内には樹齢800年の御神木である大クスや「亀石」などがある。旧暦1月18日を過ぎた次の日曜には450年の歴史を誇る伝統行事「初午祭」が行われる。御神馬を先頭にたくさんの鈴かけ馬が太鼓、三味線、歌に合わせて踊りながら参拝する。
- 所在地
- 鹿児島県霧島市隼人町内2496-1
- 例年の人出
- 約23万人
- 行事
- 2025年1月1日 5:00 歳旦祭、2025年1月3日 7:00 元始祭、2025年1月7日 15:00 追儺式