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中国地方のおすすめの初詣スポット【2024版】参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

2024年の中国エリアのおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。各エリアの初詣スポットはこちら⇒鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県

鳥取県

宇倍神社

創建から約1370年を迎えた因幡一の宮として知られる古社

御祭神の武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)は仁徳天皇の御代、神社裏の亀金岡に双履(ぞうり)を残し、360余歳でお隠れになったといわれる神様。4月21日の例祭では、麒麟獅子舞が奉納される。鳥取県東部を中心に見られるこの獅子舞は、宇倍神社のものが原形をとどめていると伝えられ、令和2(2020)年に国の重要無形民俗文化財に指定された。また、総重量2tといわれる全国屈指の大神輿が130段の石段を駆け下り、街中を練り歩く。ご利益は、長寿・昇進・商売繁盛・安産・子育て。初詣には、毎年約7万人の人出がある。

所在地
鳥取県鳥取市国府町宮下651
例年の人出
約7万人
行事
2024年1月1日 6:00 歳旦祭、2024年1月14日 15:00 とんど祭
鳥取県

大神山神社奥宮

古代より続く大山信仰の中心として知られてきた神社

大神山神社は大山山腹の奥宮と、山麓の本社の2社にわかれていて、初詣には家内安全・勝運祈願を望んで訪れる人が多い。奥宮の御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)。大己貴神は、数々のご神徳を持ち、とくに国土開拓・医薬療法・五穀豊穣・牛馬畜産・邪気退散の神として知られている。国指定重要文化財の奥宮内部は、天井画が極彩色に装飾され、柱等の金色も日本最大級の白檀塗り。標高約1000mにあり、正月は積雪50cmから100cmが予想される。

所在地
鳥取県西伯郡大山町大山1
行事
2024年1月1日 0:00 元旦祭
島根県

熊野大社(島根県)

神話の国、出雲の農耕と火の神さま

日本の国を造った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子で、大蛇ヤマタノオロチの退治伝説で知られる素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。熊野大社は別名を日本火出初社といい、10月15日には出雲大社の宮司が熊野大社を訪れて、古伝新嘗祭で使う神聖な火をおこすための臼と杵を受け取る儀式、鑽火祭(さんかさい)が行われる。このとき、亀太夫が応対して、出雲大社から持参した餅の色が黒い、形が悪いなどと難癖をつけるのが慣わしになっている。新年には歴史ある境内が多くの初詣客でにぎわう。

所在地
島根県松江市八雲町熊野2451
例年の人出
約12万人
行事
2024年1月1日 6:00 歳旦祭(年初の祈祷)、2024年1月2日 8:30 舞初祭
島根県

出雲大社

古事記、日本書紀にも記された本殿は日本を代表する神社建築

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る本殿(国宝)は日本最古の神社建築。13.5mの長さを持つ、神楽殿に掲げられた日本有数の大注連縄も必見。旧暦10月には全国の神々が大社に集うため、出雲では神無月ではなく神在月(かみありつき)と呼び、神迎祭の神事が行われる。また正月3日には、大社町内を笛や太鼓でにぎやかに練り歩く出雲大社の正月行事「吉兆さんと番内さん」が行われる。なお、「平成の大遷宮」として本殿をはじめとする社殿の修造や宝物殿などの境内整備を行い、平成31(2019)年3月に完遂した。

所在地
島根県出雲市大社町杵築東195
行事
2024年1月1日 7:00 大御饌祭、2024年1月3日 1:00 福迎祭、2024年1月5日 9:00 説教始祭
島根県

太皷谷稲成神社

山陰の小京都に映える目にも鮮やかな朱塗りの千本鳥居

日本五大稲荷の一つに数えられ、歴代の津和野城主の庇護を受けて発展してきた社で、商売繁盛などのご利益で知られる。めでたく願いが叶ったお礼にと寄進された約1000本の朱塗りの鳥居が、つづら折りの参道にずらりと並ぶさまは圧巻。真っ赤な鳥居のトンネルは町のどこからでもよく見える。10分ほど登るとたどり着く社殿もまた朱が鮮やかで、境内からは津和野の町が一望の下に見渡せる。初詣には、遠く四国や九州からの参詣者もある。12月31日夜から1月3日までは交通規制あり。

所在地
島根県鹿足郡津和野町後田409
例年の人出
約20万人
行事
2024年1月1日 0:00 歳旦祭(社殿前庭にてお祓い後、御社殿にて宮司が祝詞を奏上)
岡山県

吉備津神社

桃太郎のモデルといわれる鬼退治神話が伝わる吉備国の総氏神

檜の皮で葺いた入母屋屋根を前後に2つ並べてつないだ比翼入母屋造りの本殿(国宝)は、この神社だけに見られる独特の形で、吉備津造りとも呼ばれる。本殿と拝殿(国宝)は接合していて、いずれも室町時代に再建されたもの。長さ約400mの廻廊も圧巻。途中にはえびす宮、三社宮などがある。『雨月物語』に紹介された鳴釜神事は、願いが叶うかを釜の鳴る音で占う、鬼退治神話と関わりの深い神事であるといわれている。正月3日には「矢立の神事」が行われる。

所在地
岡山県岡山市北区吉備津931
例年の人出
約5万人
行事
令和5年12月31日 大祓式、除夜祭、令和6年1月1日 歳旦祭、初釜神事、令和6年1月3日 矢立の神事
岡山県

最上稲荷

日本三大稲荷の一つ。インドの殿堂様式の仁王門がエキゾチック

吉備盆地の眺望がすばらしい景勝地に建つ。参道沿いにはみやげ物屋がずらりと並び、参詣客の多さをうかがわせる。約1250年前に報恩大師によって開かれ、その後堂宇は豊臣秀吉による備中高松城水攻めの際に焼失したが、御本尊・最上さまは本殿の裏山にある巨大な八畳岩の下の元宮に安置され、難を免れた。この八畳岩は今も聖地として崇められている。本殿が神宮形式をあわせ持つのは神仏習合の名残り。境内には、岡山市重要文化財に指定された旧本殿(霊応殿)もある。また、盛大に行われる節分の豆まきも有名。

所在地
岡山県岡山市北区高松稲荷712
例年の人出
約60万人(例年)
行事
2024年1月1日~15日 新春開運大祈願祭
岡山県

瑜伽山蓮台寺

厄除けの霊山。日本三大権現の一つ

約1300年前に行基菩薩により開山された厄除けの霊山。厄除本尊・瑜伽大権現、厄除大不動を祀る。岡山藩主池田家の祈願寺として知られ、県指定重要文化財「客殿」は県下最大級の木造建築。元日午前0時からは新年開運大祈祷が始まり、開運厄除け・諸願の成就を願い、多くの初詣客が訪れる。三が日の参拝者数は約35万人。

所在地
岡山県倉敷市児島由加2855
例年の人出
約35万人
広島県

広島護國神社

戦後に再建された広島県下有数の社

明治元年、戊辰の役で戦没した78柱の広島藩士を祀ったのが起源で、その後数々の戦争・事変で戦没した約9万柱の英霊をお祀りしている。かつては、旧広島市民球場付近にあったが、昭和20年に投下された原爆ですべて焼失。その後、昭和31年に広島城跡に再建された。平成5年に御社殿、平成21年にはその他の施設がすべて建て替えられ、市民の憩いの場としても親しまれている県下有数の神社。初詣期間中は、12月31日に奉納された樽酒(御神酒)の振る舞いがある。また、正月三が日は、交通の混雑が予想されるため公共交通機関の利用を推奨。

所在地
広島県広島市中区基町21-2
例年の人出
約60万人
行事
令和5年12月31日 17:00~ 師走大祓式・除夜祭、令和5年12月31日 23:15~ 樽酒奉納奉告祭、令和6年1月1日 0:00~ 初神楽奉奏
広島県

亀山神社

呉湾を一望に見晴らす高台に鎮座する「氏神様」

呉市幸町にある入船山に大宝3(703)年創建と伝えられ、海軍呉鎮守府の開庁とともに明治23(1890)年に現在地へ移転。軍港都市として栄えた呉市の「氏神様」として古くから尊崇され、学問・交通安全・安産などのご利益があるとされる。また「勝守り」は地元出身の野球選手や政治家が身につけて話題になった。令和6年初詣も、年内の12月13日(お正月事始め)より新年の御守りや御神札、縁起物などの授与と、初詣に代わる幸先詣の受付を開始し、新年1月いっぱい初詣祈願を受け付ける。

所在地
広島県呉市清水1-9-36
例年の人出
約6万人
行事
2023年12月31日 23:20~23:50 大祓祭、除夜祭、2024年1月1日 9:00 歳旦祭
広島県

浄土寺

飛鳥の頃、聖徳太子によって開創された中国地方屈指の名刹

推古天皇24(616)年に聖徳太子によって開創されたと伝えられ、また、足利尊氏ゆかりの寺としても知られる。御本尊は太子御作の「秘仏十一面観世音菩薩」(重要文化財)で、古来より身代観音として篤く信仰されてきた。全国で2例しかない寺域全体が国宝指定された寺で、本堂・多宝塔は国宝、山門・阿弥陀堂は重要文化財。宝物館には一見の価値のあるものが多数展示してある。また、庭園は名勝に指定されており、豊臣秀吉ゆかりの茶室「露滴庵」もある。

所在地
広島県尾道市東久保町20-28
例年の人出
約3万人
広島県

嚴島神社

世界文化遺産にも登録された、幻想的な景観を堪能できる古社

約1400年の歴史を持ち、海上守護の神である市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命を祀る。海を敷地として社殿が建てられるという独創的な建築様式で知られる。平安時代の貴族住宅形式である寝殿造の様相を色濃く残す荘厳華麗な社殿の多くは国宝に指定され、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。干潮時には、本社から約200m沖に立つ朱色の大鳥居の下まで歩いて行くことができる。

所在地
広島県廿日市市宮島町1-1
例年の人出
約10万人
行事
2024年1月1日 0:00 御神衣献上式、5:00 歳旦祭、舞楽、2024年1月2日 8:30 二日祭、13:00 舞楽※時間は変更の可能性あり、2024年1月3日 9:00 元始祭、13:00 舞楽
山口県

住吉神社

室町時代初期建立の本殿(国宝)の威風に圧倒される

表筒男命(うわづつのおのみこと)・中筒男命(なかづつのおのみこと)・底筒男命(そこづつのおのみこと)の住吉三神の荒魂(あらみたま)などを祀る古社。境内は1800年以上の歴史があり、国宝である本殿は応安3(1370)年、大内弘世の再建で室町初期建築を代表する建物だ。九間社流造(きゅうけんしゃながれづくり)という、檜皮葺きの正面屋根に千鳥破風をのせ、春日造と流造を組み合わせた特徴のある建築物。重要文化財である拝殿は、天文8(1539)年に毛利元就によって寄進されたもので、桁行三間、梁間一間の切妻造である。

所在地
山口県下関市一の宮住吉1-11-1
例年の人出
約8万人
行事
2024年1月1日 9:00 歳旦祭、2024年1月3日 9:00 元始祭、2024年1月7日 15:00 追儺祭
山口県

赤間神宮

壇ノ浦の合戦の悲話を今に伝える華麗な竜宮城

壇ノ浦の合戦の際、二位の尼に抱かれてわずか8歳で入水した安徳天皇を祀り、古くは阿弥陀寺といった。境内には安徳天皇陵もある。5月の安徳天皇の命日に行われる先帝祭の上臈参拝は、落人に身を落とした平家の女官を悼む遊女達が花魁の衣装で参拝したのがはじまり。艶やかな花魁道中は下関の伝統文化財となっている。社殿は太平洋戦争の際に焼失し、戦後に再建されたもの。琵琶法師像が祀られている芳一堂、『源平合戦図』などが収められた宝物殿など見どころが多い。

所在地
山口県下関市阿弥陀寺町4-1
例年の人出
約18万人
行事
2024年1月1日 7:00 歳旦祭(年初の祈祷)
山口県

琴崎八幡宮

952種類のお守りが圧倒的

貞観元(859)年、八幡宮の総本宮である大分の宇佐神宮から京都の石清水八幡宮へ御分霊を移す際、嵐を避けるため、宇部に立ち寄ったことが起源とされる。以来、毛利元就をはじめ、多くの藩主・領主に崇敬されてきた。また、昭和41(1966)年には、全国8万社ある神社の内、特別な神社として別表神社(346社:令和2年現在)に名を連ねることとなった。宇部市の総鎮守として多くの市民に親しまれている。元日からの招運初夢くじは豪華景品が当たり、初詣客に大人気だ。お守りは952種類取り揃えている。

所在地
山口県宇部市上宇部大小路
例年の人出
約30万人
行事
2024年1月1日 0:00 歳旦祭、2024年1月1日 0:00~ 招運初夢くじ(無くなり次第終了)、2024年1月3日 10:00 元始祭
山口県

防府天満宮

扶桑菅廟最初・日本最初の天神様。合格祈願に根強い人気

学問の神様、菅原道真公は太宰府へ流される途中、防府に立ち寄った際、「天皇のおられる京都と地続きであるこの地で無実の知らせを待っていたい」と言い残して旅立った。そして道真公が亡くなった日、勝間の浦に不思議な神光が現れて瑞雲が棚引いた。人々はこの地で無実の知らせを待ちたいと言われた道真公の魂が戻って来られたと思い防府に日本最初の天満宮が創建された。参道の奥には珍しい青銅の鳥居が建ち、広々とした石畳の向こうにそびえる重層楼門は、絢爛豪華で見応えがある。一方、本殿は華美な装飾を排した質素な造りだ。

所在地
山口県防府市松崎町14-1
例年の人出
約43万人
行事
2023年12月25日~ 新年の授与品頒布、2024年1月7日 6:30 七草粥の会、2024年1月8日 13:00 弓始式
山口県

遠石八幡宮

1300年前に創建された歴史ある八幡宮

推古天皇30(622)年に大分の宇佐八幡宮から分霊したといわれ、和銅元(708)年に社殿を造営した。周防の国の大社として大いににぎわい、かつて門前は旧山陽道、その先は白浜で、各地より参詣があった。境内にある大きな釣り鐘(洪鐘)は、源平合戦の際に流れ矢が当たり損壊し、5年の歳月をかけて鋳造修理されたものだという。秋季例祭で鉢巻姿の赤ちゃんに神輿の下をくぐらせて健やかな成長を願う儀式、「赤子参り」が有名。

所在地
山口県周南市遠石2-3-1
例年の人出
約20万人
行事
2023年12月31日~2024年1月3日 開運福みくじ