千葉県のおすすめの初詣スポット【2025版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載
2025年の千葉県のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。
妙見本宮 千葉神社
「千葉の妙見さま」として親しまれる厄除開運・八方除の神社
千葉市の中心街に位置する、厄除開運・八方除の神社。鮮やかな朱色が目を引く社殿は、上下に二つの拝殿がある日本初の重層様式で建てられている。主祭神は北辰妙見尊星王(=天之御中主大神)で、北極星と北斗七星の神様。このため千葉神社は人間の星(運命)や全方位を守護する「妙見(みょうけん)さま」として親しまれており、日本有数の「妙見信仰」の中心でもある。初詣には約70万人の参詣者が訪れ、厄除・八方除などを祈願。受験合格や学業向上は同じ境内にある千葉天神で祈願する。
- 所在地
- 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
- 例年の人出
- 約70万人
- 行事
- 2025年1月1日 8:00~ 歳旦祭、8:30~18:30 初詣祈願
大本山中山法華経寺
日蓮聖人が最初に開いた、日蓮宗大本山の名にふさわしい巨刹
鎌倉の松葉が谷の法難に遭った日蓮聖人を下総中山の地に迎えた富木常忍公(のちの日常聖人)は自らの館に法華堂を建て招き、聖人自ら釈迦牟尼佛を安置し開堂入佛式を挙げられた。聖人が百日百座の説法を行った法華堂は宗門最古である。境内には国重文法華堂、五重塔、四足門、祖師堂などがあり、日蓮聖人を奉安する祖師堂は全国でもここだけという比翼入母屋造りが特徴の佛堂である。またインド様式の聖教殿には日蓮聖人の「立正安国論」「観心本尊抄」をはじめとする国重文の御真蹟遺文を恪護している。
- 所在地
- 千葉県市川市中山2-10-1
- 例年の人出
- 約35万人
- 行事
- 2025年1月1日 0:00~ 除夜の鐘(先着1000名)、2025年1月1日~3日 10:30・13:30 特別祈祷会(お札申込み者のみ)、2025年1月8日・18日・28日 10:30・13:30 子育大祭(お札申込み者のみ)
安房神社
安房国一の宮として、房総開拓の祖を祀る由緒ある古社
神武天皇の御代の頃に祀られた社で、上の宮主祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)、下の宮の御祭神は天富命(あめのとみのみこと)。天富命が肥沃な土地を求めて阿波の国から黒潮に乗り、房総半島南端に上陸して祖神である天太玉命を祀ったのが創始。県立野鳥の森に隣接し、普段は静けさの中に野鳥の声が澄み渡るが、正月三が日は大勢の参詣客でにぎわう。1月14日には置炭神事、翌15日には、粥占神事が行われる。
- 所在地
- 千葉県館山市大神宮589
- 例年の人出
- 約6万1500人
- 行事
- 2025年1月1日 6:00 歳旦祭、2025年1月4日16:30 有明祭、2025年1月14日・15日 置炭神事・粥占神事(14日の置炭神事は薪の火で粥を炊き、その薪の燃え具合で1年の天候を占う。15日の粥占神事では前日に粥を炊いた時に、予め鍋底に沈めておいた葦筒にどれだけの粥が入ったかによって、1年の作物の豊凶を占う)
櫻木神社
古来より桜の名所として知られる野田市最古の社
古くから桜が咲き誇る里であったこの地に仁寿元(851)年、藤原嗣良公が移ってきて、桜の大木のもとに稲荷社と鹿島社を造営したのが始まり。その名のとおり境内には30種400本の桜があり、なかには冬と春の2回、花を咲かせる木もある。倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の四柱が御祭神で、五穀豊穣・商売繁盛・勝運・健康長寿などのご利益がある。歌舞伎俳優が襲名披露に訪れたことでも有名。
- 所在地
- 千葉県野田市桜台210
- 例年の人出
- 約15万人
宗吾霊堂(東勝寺)
「宗吾様」で知られる江戸の義民、佐倉宗吾の菩提寺
8世紀末に坂上田村麻呂が建立した寺院で、名主総代、佐倉宗吾の菩提寺として知られる。三が日の初詣客は約25万人。佐倉宗吾は承応2(1653)年、凶作と重税にあえぐ農民の窮状を将軍に訴え、直訴ご法度の罪で4人の子どもと共に処刑された。農民たちはこの事件を忘れず、彼の菩提を弔うお堂に篤い信仰を寄せたという。山門には昭和53(1978)年に人間国宝の香取正彦が鋳造した日本で唯一といわれる金色の仁王像があり、入ってすぐ右手に宗吾の墓所がある。
- 所在地
- 千葉県成田市宗吾1-558
- 例年の人出
- 約25万人
成田山新勝寺
真言宗智山派の大本山。大塔にある高さ6mの不動明王は大迫力
約23万平方メートルの境内に多くの堂塔が点在し、じっくりと見ていたら丸1日はかかる。額に印を押してもらう新春不動明王御印紋は、学業成就のご利益もあると受験生にも人気だ。空港に近いことから外国人の姿も多い。天慶3(940)年に寛朝大僧正によって開山され、御本尊は不動明王。また、光明堂の裏にある奥之院には大日如来が祀られている。約300畳の広さを誇る大本堂から大塔へ進むと、眼下に成田山公園が広がる。3つの池の上流にある雄飛の滝はパワースポットとしても見逃せない。
- 所在地
- 千葉県成田市成田1
- 例年の人出
- 約300万人
- 行事
- 2025年1月1日 0:00~ 元朝特別大護摩供、2025年1月1日~28日 新春不動明王御印紋
関東厄除け三不動・千葉厄除け不動尊
「願いがかなう力の不動」として信仰を集める厄除け不動
厄よけ、厄払い、方位除け、交通安全、祝祷等の祈願、人形供養等、祈願と供養の寺として知られている。炎を焚く護摩祈願は年間を通して行われており、“力強い祈願”として千葉県内はもとより、関東近県からの参拝者も多い。境内には、恋の願かけ巡りの「縁結び大社」、名僧、七福神を巡る「ご利益めぐり」、とげぬき地蔵などもある。
- 所在地
- 千葉県東金市山田1210
- 例年の人出
- 約60万人
- 行事
- 2025年1月1日~31日 新年祈願大祭、2025年1月1日~2月28日 合格祈願祭、2025年2月1日~2月28日 星祭方位除け祈願祭
誕生寺
漁師の家に生まれた日蓮大聖人の生地に建つ
建治2(1276)年に直弟子の日家上人と日保上人が日蓮大聖人生誕の地を記念して建立したのが始まり。ただし、本来の場所は地震で海中に沈んでしまい、明応7(1498)年以降この地に再建された。祖師堂の屋根に乗った鬼瓦は重さ2.8tを超え、世界有数の大きさといわれる。そして、左右の端には大聖人の化身という鯛が跳ねている。昭和から平成にかけて諸堂を復興。現在では日蓮宗の大本山として全国から参拝者が訪れる。三が日の人出は約15万人。
- 所在地
- 千葉県鴨川市小湊183
- 例年の人出
- 約15万人
- 行事
- 2024年12月31日 22:30 水行式、除夜の鐘(500円・整理券配布)、2025年1月1日~7日および1月の土日祝 特別加持祈祷(家内安全・除厄得幸・商売繁盛等)
香取神宮
関東を中心に約400社ある香取神社の総本社
日本書紀の「国譲り」にて荒ぶる神々を平定し大事業を成し遂げた経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祀る。明治以前に「神宮」と名乗ることができた3社(伊勢・香取・鹿島)のうちの1社であった。黒漆塗りの重厚な本殿は、元禄時代に徳川綱吉によって造営されたもので重要文化財。また宝物館には、国宝「海獣葡萄鏡」や、陶器の「古瀬戸黄釉狛犬」など数多くの文化財を収蔵。ご利益は勝運・家内安全・心願成就・縁結び・安産・厄除けと幅広く、正月三が日で約50万人が初詣に訪れる。
- 所在地
- 千葉県香取市香取1697
- 例年の人出
- 約50万人
- 行事
- 2025年1月16日 星鎮祭