三島村
三島村のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した三島村のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。大海原を望む名物の露天風呂「東温泉」、俊寛の居住地跡に建つ庵「俊寛堂」、島のシンボル硫黄岳を望む公園「恋人岬公園」など情報満載。
三島村の魅力・見どころ
薩摩半島の南に浮かび、活火山や平家ゆかりの名所がある
三島村は、薩摩半島の南方約40キロメートルに位置する竹島・硫黄島(鬼界ヶ島)・黒島の3島で主に形成される。中心の硫黄島は噴煙がたなびく活火山の硫黄岳があり、麓には大海原を望む秘湯「東温泉」など、温泉が大量に湧出している。平家落人伝説が残り、安徳天皇や僧・俊寛にまつわる史跡や旧跡が多い。竹島はその名の通り、竹に覆われた起伏の少ない平坦な島で、竹の子が島の特産品。黒島は櫓岳を最高峰に500メートル級の山々がそびえる三島最大の島で、椎茸が特産品。
- スポット:11 件
三島村のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 11 件
東温泉
大海原を望む名物の露天風呂
硫黄岳を背景に、隠すものもなく大海原を眼前に露天の温泉に入ることができる。温泉は日帰りで入浴できるが、硫黄島に来島するには1泊しなくてはならない秘境の温泉。PHが1.6と国内でも有数の酸性を誇り、長時間入浴すると肌がヒリヒリしてくる。
恋人岬公園
島のシンボル硫黄岳を望む公園
訪れたカップルは結ばれるといわれる岬先端の公園。島内最高峰の硫黄岳が望め、噴煙を上げる姿が確認できる。天候に恵まれれば、海の向こうに屋久島や種子島の島影が見える。
熊野神社
俊寛らが京を思って創建
平家討伐の陰謀がもれ、京を追放された俊寛、藤原成経、平康頼らが都に思いをはせ、紀州の熊野三所権現を模して建てたのがはじまりといわれる。「八朔踊り」は有名。旧暦8月1日から2日間、熊野神社に奉納される「硫黄島八朔太鼓踊り」に登場する仮面神「メンドン」は国の重要無形民俗文化財。
竹島
美しく豊かな海が釣りやダイビングに人気
三島村の3つの島のなかで九州本土にもっとも近く、九州本土最南端の佐多岬から南西28kmに浮かぶ島。その名の通り島全体がリュウキュウチク(大名竹)で被われている。
坂本温泉
海水浴気分で楽しむ海辺の湯
硫黄島の北側にある海を仕切って造られた露天風呂。仕切りの一部が開いていて、満潮時には海水が流入し、干潮時とは温度が変わる。湯加減をみはからって入浴したい。
坂本温泉
- 住所
- 鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
- 交通
- 硫黄島港から車で20分(島内バス、タクシーなし)
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 干潮時の4時間程度(時期により異なる)
俊寛像
島に残された俊寛の姿
赦免で迎えにきた船に乗れず、島に残された俊寛の絶望を体現した像。建立は平成7(1995)年。除幕式に招かれた中村勘九郎(当時)が、のちに目前の砂浜で歌舞伎「俊寛」を上演した。
黒島
緑深い森林と豊かな漁場を持つ自然に恵まれた島
三島村ではもっとも大きく、九州本土からいちばん遠い場所に浮かぶ島。山深く険しい山々が黒く見えることからこの名が付いた。大里と片泊の2つの集落がある。宿は4軒ある。
みしまジャンベスクール
ジャンベのリズムがこだまする
西アフリカの伝統打楽器ジャンベを本格的に習える施設。面の叩き方によって異なる音色を操りながらリズムを奏でていく。夏にはワークショップも開催される。
みしまジャンベスクール
- 住所
- 鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島218
- 交通
- 硫黄島港から徒歩5分
- 料金
- 体験料=1000円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館)