五島 x 寺社仏閣・史跡
五島のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
五島のおすすめの寺社仏閣・史跡ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。禁教時代の資料が並ぶ海辺に建つ五島最古の教会「堂崎天主堂」、ステンドグラスを透してキラキラ輝く光に心奪われる「青砂ヶ浦天主堂」、ゴシック、和風が融合した白亜の協会「カトリック水ノ浦教会」など情報満載。
- スポット:20 件
- 記事:3 件
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五島のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
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堂崎天主堂
禁教時代の資料が並ぶ海辺に建つ五島最古の教会
波静かな奥浦湾に映える赤レンガのゴシック様式教会。明治41(1908)年に建てられた五島最古の洋風建造物は、長崎で殉教した二十六聖人の一人、ヨハネ五島を祈念した祈りの家で、設計はパリ外国宣教会のペルー神父、施工は野原与吉、鉄川与助の作。教会内はキリシタン関連の資料館になっている。
堂崎天主堂
- 住所
- 長崎県五島市奥浦町2019
- 交通
- 福江港から五島バス戸岐・観音平行きで21分、堂崎天主堂入口下車、徒歩10分
- 料金
- 大人300円、中・高校生150円、小学生100円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:45(閉館17:00)、夏休み期間中は~17:45(閉館18:00)、11月11日~翌3月20日は~15:45(閉館16:00)
青砂ヶ浦天主堂
ステンドグラスを透してキラキラ輝く光に心奪われる
東シナ海を望む高台に建つ。明治43(1910)年に三代目の聖堂として建てられた現在の建物は、上五島出身の建築家鉄川与助が設計、施工したもので、国の重要文化財。色彩豊かなステンドグラスの美しさが際立つ。
青砂ヶ浦天主堂
- 住所
- 長崎県新上五島町長崎県新上五島町奈摩郷1241
- 交通
- 有川港から車で15分、青方港から車で10分
- 料金
- 寸志
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00/ミサ=18:00~(ミサ・冠婚葬祭時には見学不可の場合あり、閉場している場合あり)
カトリック水ノ浦教会
ゴシック、和風が融合した白亜の協会
水之浦地区は江戸時代に移住してきたキリスト教徒が開拓した地。現在の教会は昭和13(1938)年に建て直したものでゴシック、和風の建築様式を取り入れている。堂内は終日撮影不可となっている。
カトリック水ノ浦教会
- 住所
- 長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1
- 交通
- 福江港から五島バス三井楽行きで23分、水之浦下車すぐ
- 料金
- 見学自由
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館)
楠原教会
信者が物心両面で支え、築いた赤レンガの教会
禁教令が撤廃されてのち、弾圧を耐え抜いた信徒たちが費用を積み立て、レンガ運びや整地作業などの奉仕によって築いた赤レンガの教会。建築は教会建築の名工鉄川与助によるもので、完成は明治13(1880)年。洋式教会としては五島で3番目に古い歴史をもつ。
頭ヶ島天主堂
五島の花椿の装飾が華やいだ雰囲気
鉄川与助が設計、施工に携わった大正8(1919)年築の教会。教会堂としては西日本唯一、全国でもめずらしい石造り。外観は堅牢なものの、堂内は一転して、いくつもの椿の意匠が華やいだ雰囲気を印象づける。教会のすぐ近く、海を望む地にカトリック墓地があり、5月下旬にはマツバギクの花が満開を迎える。内部見学は事前連絡が必要。平成30(2018)年に、周辺集落を含めて世界文化遺産に登録された。
頭ヶ島天主堂
- 住所
- 長崎県新上五島町長崎県新上五島町友住郷638
- 交通
- 有川港から車で約20分、青方港から車で約30分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(見学は要予約)
福江城跡(石田城跡)
福江の歴史を語るスポット
黒船の来航にそなえ、文久3(1863)年に15年の歳月をかけて築城した江戸時代の城郭跡。黒船の大砲の目標になるという理由から天守閣がなく、本丸の館も平屋。わずか5年後に明治維新が起こり、9年後には本丸が解体されて石垣と堀を残す。現在は二の丸跡に天守閣を模した五島観光歴史資料館がある。館内では遣唐使、キリシタン信仰、五島藩などについての資料を展示。
貝津教会
ステンドグラスが美しい
大正13(1924)年に、40世帯の信者によって建てられた木造の教会。ステンドグラスの光が差し込む内部は季節の花を飾っていて、素朴であたたかみのある雰囲気。
貝津教会
- 住所
- 長崎県五島市三井楽町貝津458
- 交通
- 福江港から五島バス三井楽行きで50分、終点下車、タクシーで15分
- 料金
- 自由見学
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(要問合せ)
冷水教会
教会建築の第一人者の鉄川与助が初めて設計、施工した教会
明治40(1907)年完成の木造建築の教会堂。教会建築の第一人者といわれる鉄川与助が棟梁として初めて設計、施工した教会として知られている。奈摩湾を見下ろす小高い丘の上に建つ。
大曽教会
煉瓦の凸凹による装飾が特徴で3年の歳月をかけて建てられた教会
煉瓦造りの教会で3年の歳月をかけて大正5(1916)年に建てられた。ステンドグラスは西ドイツ製で、八角形のドームを有する鐘塔。煉瓦の凸凹による装飾などが特徴。
大曽教会
- 住所
- 長崎県南松浦郡新上五島町青方郷2151-2
- 交通
- 青方港から西肥バス有川桟橋行きで2分、青方で西肥バス船崎行きに乗り換えて5分、大曽下車、徒歩5分
- 料金
- 寸志
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(ミサ時、冠婚葬祭時は拝観不可)
江上天主堂
信徒の献身がしのばれる「手作り」教会
信者たちが山を切り崩し、キビナゴ漁で資金を集めて造った小さな教会。鉄川与助によるロマネスク様式教会で、建設には信徒も積極的に参加した。窓にはステンドグラスのかわりに花模様を描いた手描きガラスをはめ込み、柱には高級感が出るよう丹念に刷毛目を入れている。内部見学は事前連絡が必要。周辺集落を含めて、平成30(2018)年に世界文化遺産に登録された。
江上天主堂
- 住所
- 長崎県五島市奈留町大串1131-2
- 交通
- 奈留島港から奈留島バス皺ノ浦行きで22分、江上下車すぐ
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(要問合せ)
キリシタン洞窟
信仰を守りぬいた先人の思いを感じる
明治時代のキリシタン迫害の際に、付近の信者が弾圧を逃れ、船でしか行けない険しい断崖の洞窟に隠れた。信仰を守りぬいた先人をしのび、昭和42(1967)年に入り口の断崖に高さ4mの十字架と、高さ3.6mのキリスト像が立てられた。
旧五輪教会堂
外は民家で、中は厳粛な雰囲気の聖堂
明治期に浜脇教会として建てられるが、昭和6(1931)年に現在地に移築。外観は木造瓦葺きの民家風ながら、内部はリブ・ヴォールト天井にゴシック風祭壇を設けた本格的な洋風教会建築。禁教令の高札撤去以降に建築された教会のなかでは、現存最古。平成30(2018)年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として久賀島全体が世界文化遺産に登録された。
旧五輪教会堂
- 住所
- 長崎県五島市蕨町993-11
- 交通
- 田ノ浦港からタクシーで30分、車道終点から徒歩10分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(要連絡、火~日曜の8:30~12:00、13:00~16:00は教会守駐在)
野首天主堂
野崎島と自然学塾のシンボルとして整備。赤レンガで建造される
明治41(1908)年築、名工鉄川与助がはじめて手がけたレンガ造りの教会。島内を見下ろす小高い丘の上に建つ。堂内の見学はおぢかアイランドツーリズムへの事前予約が必要。
野崎島の野首・舟森集落跡
節約生活を厭わない一途な信徒
五島列島北部にある野崎島の2つのキリシタン集落で、両集落ともに、禁教時代の様相をとどめている。野首地区に今も建つ旧野首教会は、信者たちが一日2食の節約生活で資金を蓄え、建てたもので、鉄川与助による最初のレンガ造教会。野崎島への上陸および旧野首教会の見学は、おぢかアイランドツーリズムへの事前連絡が必要。平成30(2018)年に世界文化遺産に登録。
野崎島の野首・舟森集落跡
- 住所
- 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷野首
- 交通
- 小値賀港から徒歩5分の町営船乗り場から町営渡船で35分、野崎港下船、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 要確認