新宮
新宮のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した新宮のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。縁結びの神として名高い全国熊野神社の総本宮「熊野速玉大社」、熊野三神降臨の地、熊野速玉大社の元宮「神倉神社」、熊野の発祥の地とされる「阿須賀神社」など情報満載。
新宮の魅力・見どころ
熊野三山のひとつ、熊野速玉神社が鎮座し、徐福伝説が残る街
熊野三山のひとつで、鮮やかな丹塗りの社殿をもつ「熊野速玉大社」が鎮座する街。神代に神倉山の神々をこの地に迎えたことから、新しい宮で新宮と呼ばれ、これが地名の由来となった。神倉山には崖からせり出している巨大なコトビキ岩をご神体とする「神倉神社」がある。また秦の始皇帝の命により、不老不死の妙薬を求める徐福が渡来したという伝説が残り、「徐福公園」には紀伊藩主・徳川頼宣が書いた墓碑がある。
- スポット:46 件
- 記事:13 件
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新宮のおすすめスポット
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熊野速玉大社
縁結びの神として名高い全国熊野神社の総本宮
神倉神社のある神倉山に降臨した熊野の神々が、景行天皇の時代に現在地に初めて社を建て祀られたことから、新宮の地名の由来となっている。主祭神は権現信仰として薬師如来ともいわれる、力強く輝く御霊の象徴、速玉大神(はやたまのおおかみ<別称いざなぎのみこと>)と産霊の神・夫須美大神(ふすみのおおかみ<別称いざなみのみこと>)の夫婦神であることから、縁結びの神社としても知られている。
熊野速玉大社
- 住所
- 和歌山県新宮市新宮1
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩20分
- 料金
- 入館料(神宝館)=大人500円、高校生以下無料/なぎ人形=2000円/八咫烏絵馬=600円/熊野牛王符=800円/御神木梛の苗木=400円(春・秋限定要問合せ)/『熊野観心十界曼荼羅』の神職解説(30分)=500円(要問合せ)/ (30名以上の団体は1割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 夜明け~日没まで(神宝館は9:00~16:00)
神倉神社
熊野三神降臨の地、熊野速玉大社の元宮
熊野の神々が最初に降臨した神聖な場所といわれている。御神体は崖にせり出すような巨大なゴトビキ岩で、周辺からは銅鐸片なども多数発見されている。社殿のない自然信仰の神倉山の神に対して、ふもとに社殿を建てて神々を祀ったことから、熊野速玉大社を新宮社と呼ぶ。
阿須賀神社
熊野の発祥の地とされる
主神事解男命(ことさかしのおのみこと)と熊野三所権現を祀る社殿は鮮やかな丹塗り。中世の熊野詣はこの神社に詣でるのがつねだったとされ、『平家物語』にも平維盛が参詣したとの記載がある。平成28(2016)年に世界遺産として登録された。
焼肉ひげ
県内唯一の熊野牛指定焼肉店
和歌山県熊野牛ブランド化推進協議会認定店。肉は脂が溶けやすいのでしつこさがなく、それでいて甘みのある味が絶妙。鶏がらスープをベースに作られた、特製「焼肉のたれ」の味わいと肉の相性は抜群。
茶房 花風月
手作りケーキや郷土料理を
熊野速玉大社の大鳥居のすぐ近く。ご年配の女性がのんびりと営む和風建築の店。熊野の郷土料理やオーガニック食材のケーキが味わえる。
茶房 花風月
- 住所
- 和歌山県新宮市上本町1丁目2-2
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩15分
- 料金
- 日替わり定食=1100~1300円/めはりずし定食=1300円/紀州備長炭長入り手作り豆腐ケーキセット=1000円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉店)
仲氷店
名水で作った純氷のかき氷
古座川の水を72時間かけてゆっくり凍らせた純氷を使ったかき氷は、口の中でふわりと溶ける。シロップや小豆もすべて自家製。
仲氷店
- 住所
- 和歌山県新宮市新宮551-12
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩10分
- 料金
- すいか氷=200円/抹茶ミルク金時=600円/抹茶蜜かけあずき金時=500円/かき氷=200円(中カップ)/純氷(かち割りまたはブロック氷)=500円(1袋)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 時期により変更あり、かき氷は9:00~17:00
神内神社
昔からの信仰形態が色濃く残る
神殿ではなく背後の岩窟を御神体とする神社。樹叢は県の天記然念物に指定されている。スギやヒノキ、ケヤキなどが生い茂り巨岩な岩が厳かな雰囲気を漂わせる。安産の神様としても有名。
尾崎酒造
熊野地方で唯一の酒蔵
創業140年余の老舗醸造元。酒蔵のすぐ北側を流れる世界遺産・熊野川の伏流水を汲み上げ、手造り醸造を守って造られる酒はキレの良いすっきりとした味わい。
尾崎酒造
- 住所
- 和歌山県新宮市船町3丁目2-3
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩15分
- 料金
- 純米酒「太平洋」=2530円(1.8リットル)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00
佐藤春夫記念館
さまざまな展覧会も開催
新宮市出身の詩人・小説家の佐藤春夫(1892~1964)が東京で暮らした旧邸を移築復元した記念館。サンルームや書斎など、随所に昭和初期のモダニズムが薫る。
佐藤春夫記念館
- 住所
- 和歌山県新宮市新宮1熊野速玉大社境内
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩15分
- 料金
- 330円 (10名以上の団体は2割引、障がい者手帳持参で無料、高校生以下は土・日曜無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
徐福公園
瑠璃瓦を配した華やかな楼門
紀元前3世紀、秦の始皇帝の命により、不老長寿の妙薬を求めて日本に渡来したという徐福。園内では徐福由来の茶なども販売する。
徐福公園
- 住所
- 和歌山県新宮市徐福1丁目4-24
- 交通
- JRきのくに線新宮駅からすぐ
- 料金
- 入園料=無料/徐福茶=540円(12袋)/チャイナドレスのレンタル=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00
熊野徐福万燈祭(新宮花火大会)
祭の2日目に花火大会が行われる。水上スターマインなど迫力満点
祭の2日目に偉人を偲び花火大会が行われる。同時早打ちや仕掛け花火など趣向を凝らした数々の花火のほか、水上スターマイン、ナイアガラなどが打上げられ迫力満点だ。
熊野徐福万燈祭(新宮花火大会)
- 住所
- 和歌山県新宮市熊野川河川敷、徐福公園
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩15分(熊野川河川敷)
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 8月12~13日
- 営業時間
- 徐福供養式典(12日)は14:00~、花火大会(13日)は19:30~
雲取温泉
熊野川支流の緑の谷間にある温泉
家族旅行から学校・団体まで幅広く受け入れている「高田グリーンランド」内の温泉。開湯は平成4(1992)年と新しいが、とくに関西エリアでは稀な青みを帯びた乳白色の湯で、緑のシャワーを浴びながらの露天風呂入浴が爽快。
熊野速玉大社例大祭
熊野路の秋を彩る
神職や氏子の行列がお旅所を巡る「神馬渡御」や、早舟が御船島を3周する速さを競う「御船祭」が行われる。若者たちが互いの意地をかけて突き進む様子は迫力満点。
熊野速玉大社例大祭
- 住所
- 和歌山県新宮市新宮1熊野速玉大社周辺
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩15分
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 10月15~16日
- 営業時間
- 15日例大祭本殿大前の儀は11:00~、神馬渡御式は14:00~、お旅所神事は16:30~、16日神輿渡御式は14:00~、御船祭は16:30~、お旅所神事は17:30~
佐藤春夫記念の句碑
郷土が生んだ大作家の句業を記す
小説『田園の憂鬱』や詩集『殉情詩集』で知られる佐藤春夫(1892~1964)は新宮市生まれ。熊野速玉大社境内には記念館が立つが、参道正面の鳥居そばには句碑も立っている。