那智山
那智山のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した那智山のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。何度見ても感動を覚える、那智山信仰の原点「那智の滝(飛瀧神社)」、那智の滝への信仰を起源にする「熊野那智大社」、西国三十三所第一番札所には参拝客が絶えない「那智山青岸渡寺」など情報満載。
那智山の魅力・見どころ
世界遺産・熊野三山のひとつ、熊野那智大社が鎮座
日本三名瀑のひとつ、那智の滝がある那智山。太古の昔から滝は神としてあがめられてきたが、1700年ほど前に熊野夫須美神(=イザナミノミコト)と国造りに縁の深い十二柱の神々を祀る「熊野那智大社」が建てられ、『熊野三山』のひとつとされた。一帯には那智の滝や那智原始林など手付かずの自然が残り、紅葉の頃はとくに美しい。明治の神仏分離令により熊野那智大社より分かれた「那智山青岸渡寺」は、神仏習合の修験道場として栄えたところ。朱塗りの美しい三重塔が立つ。
- スポット:16 件
- 記事:5 件
那智山の新着記事
那智山のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 16 件
那智の滝(飛瀧神社)
何度見ても感動を覚える、那智山信仰の原点
飛瀧神社の杉木立の参道を下ると、あたりを圧するような滝の音が聞こえてくる。那智原始林の水を集め、133mの高さからしぶきを上げて滝つぼへと落ちる滝の姿は、何度見ても神々しい。できればお滝拝所舞台に立ち、滝の霊気を身近に感じてみたい。
那智の滝(飛瀧神社)
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行きで25分、那智の滝前下車、徒歩5分
- 料金
- 見学料(お滝拝所舞台)=大人300円、小人(小・中学生)200円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:30~16:00
熊野那智大社
那智の滝への信仰を起源にする
那智の滝近くにあった社殿が現在地に遷ってからでも1700年を数えると伝わる。6棟の本殿には、森羅万象の根源に力を与える神とされる主神熊野夫須美大神のほか十二柱の神々が祀られている。熊野修験の修行の地として、また観音霊場としても繁栄した。
熊野那智大社
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行きで25分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 見学料(宝物殿)=大人300円、小人200円/八咫烏おみくじ=600円/八咫烏御守=800円/烏牛王神符=800円/御朱印帳=2000円~/結宮えん結びの糸=500円/那智山宮曼荼羅(室町時代)の縮小複製=3000円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~16:30(閉門)、宝物殿は8:30~16:00
那智山青岸渡寺
西国三十三所第一番札所には参拝客が絶えない
仁徳天皇の頃、インドから漂着してきた裸形上人が那智の滝の滝つぼで見つけた観音菩薩像を安置したことに始まると伝わる。明治の神仏分離令までは熊野那智大社と一体で、神仏習合の修験道場として栄えた。
那智山青岸渡寺
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで25分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 見学料(三重塔)=大人300円/干支守=500円/家内安全・諸災消除のお札=1000円/納経帳(捺印込)=1500円/ (30名以上の団体は見学料大人150円、小人50円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(本堂は5:00~16:30<閉堂>、三重塔は8:00~16:00<閉堂>)
大門坂
熊野古道で最も美しい苔むした石畳道
杉木立を縫う石畳道は熊野古道の雰囲気満点。この名はかつて坂を上りきった場所に大門があったためだ。那智参詣曼荼羅にも描かれた堂々とした大門は、那智山青岸渡寺の仁王門として再現されている。坂の途中にある多富気王子は、熊野九十九王子の最終王子。
大門坂
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで19分、大門坂駐車場前下車、徒歩7分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00
瀧泉閣清涼亭
美しい庭を見ながらゆったり
熊野那智大社の表参道にある、人気のスポット。那智の滝を眺めながら、甘さ控えめのメニューで疲れを癒やすのは最高だ。なかでも自家製梅ジュースはおすすめ。
瀧泉閣清涼亭
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山166
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで30分、終点下車、徒歩10分
- 料金
- チーズケーキ=300円/自家製梅ジュース=300円/冷やしあめ=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:00(閉店16:30)
山口光峯堂
那智黒石製品の店
独特の光沢が古くから珍重されてきた那智黒石を硯や置物などに加工、販売している。八咫烏の置物がいちばんの人気。
山口光峯堂
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山167
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで25分、終点下車、徒歩3分
- 料金
- 那智黒石の八咫烏(小)=2200円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00
那智の扇祭り
那智の滝を舞台に繰り広げられる火の祭典
大松明の炎で扇御輿を祓い清める。白装束に烏帽子姿の氏子が掛け声も高らかに練り歩く様子は圧巻。その後、12基の扇御輿が到着し、クライマックスを迎える。
那智の扇祭り
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山熊野那智大社
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで30分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 7月14日
- 営業時間
- 10:00~
茶房珍重庵 那智山店
熊野三山名物「もうで餅」
那智山青岸渡寺三重塔と那智の滝が見える見晴らし台の真下にある。熊野三山でしか食べられない名物「もうで餅」は、毎朝ついて作る餅の中にこしあんが入り、麦こがしをまぶした素朴な風味だ。
茶房珍重庵 那智山店
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山39
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで30分、終点下車、徒歩10分
- 料金
- もうで餅(抹茶付き)=350円/そば=750円~/うどん=750円~/めはり寿し(2個)=650円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~15:45(閉店16:00)
妙法山 阿弥陀寺
女人高野と呼ばれた真言宗の古刹
海抜750mの妙法山にある真言宗の寺。平安時代の初めに空海が開山したと伝えられ、女人禁制の高野山のかわりに女性たちが参詣したので、女人高野ともいわれる。
妙法山 阿弥陀寺
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町南平野2270-1
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅からタクシーで30分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00
御滝注連縄張替式
日本一の那智の大滝と滝口の注連縄の張替え行事。年2回行われる
日本一の大滝、那智の滝と滝口の注連縄を張り替える行事。高さ133mの滝の上で神職たちが注連縄を張り替える作業は息を呑む風景だ。毎年、12月と7月に行われる。
御滝注連縄張替式
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで27分、那智の滝前下車、徒歩3分
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 7月9日、12月27日
- 営業時間
- 9:00~
那智の瀧(飛瀧神社)
日本一の落差と豊富な水量を誇る名瀑は、飛瀧神社の御神体
原始林の緑の中を、毎秒1トンの水が高さ133mから1本の滝になって落下する姿は、神々しさがある。秋になれば周辺の木々が紅葉し、この名瀑と美の競演をくりひろげる。
那智の瀧(飛瀧神社)
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで27分、那智の滝前下車、徒歩3分
- 料金
- 御瀧拝所舞台=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~16:30