関西 x 歴史街道
関西のおすすめの歴史街道スポット
関西のおすすめの歴史街道ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。高野参詣の表参道「高野山町石道」、山間と古座川沿いを通る街道「古座街道」、独自の雰囲気を醸し出す旧街道「五條新町」など情報満載。
- スポット:29 件
- 記事:5 件
関西のおすすめエリア
関西の新着記事
関西のおすすめの歴史街道スポット
1~20 件を表示 / 全 29 件
高野山町石道
高野参詣の表参道
弘法大師・空海が開いた高野参詣の表参道で、慈尊院から高野山壇上伽藍までの約20kmの道中に1町(109m)ごとに石の道標が立てられていることから、町石道と呼ばれる。慈尊院から壇上伽藍まで180基、壇上伽藍から奥之院まで36基が現存している。
葛城古道
古寺、神社、遺跡が数多く残る葛城王朝の幹道
金剛、葛城、二上山の麓を南北に延びる古道。大和朝廷よりも前に栄えた、葛城王朝の幹道であったこの道沿いには、葛城一族や鴨一族にまつわる遺跡が多く残る。
葛城古道
- 住所
- 奈良県御所市葛城古道一帯
- 交通
- 近鉄御所線近鉄御所駅から奈良交通葛城ロープウェイ前行きバスで10分、猿目橋下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
熊野古道小辺路(果無峠)
遺跡や手付かずの森が残される参詣道
高野山から熊野本宮大社に至る全長72kmの参詣道。熊野は1000年以上も前から人々が祈りを捧げてきた聖地だ。時が止まったような雄大な森に足を踏み入れてみよう。
熊野古道小辺路(果無峠)
- 住所
- 奈良県吉野郡十津川村桑畑
- 交通
- 近鉄大和八木駅から奈良交通バス・新宮駅行きで4時間、十津川温泉下車、徒歩約3時間※本格的な登山の装備が必要
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
塩津海道
湖北から京都への物資運搬路だった。繁栄を色濃く残す町並み
敦賀から深坂峠を経て湖北の塩津浜を結ぶ街道。湖北から京都への物資運搬路だった。街道筋に残る常夜灯や商家の風格あるたたずまいが港町の繁栄を物語っている。
安居の渡し
復活した大辺路唯一の渡し
富田坂を越えた大辺路は日置川に差し掛かる。安居の渡しは短い距離だが、水中を泳ぐ魚もはっきりと見えるほど澄んだ清流を眺めながら渡ることができる。
安居の渡し
- 住所
- 和歌山県西牟婁郡白浜町安居
- 交通
- JRきのくに線紀伊日置駅から白浜町コミュニティバス(予約制)久木・城行きで12分、安居下車、徒歩3分
- 料金
- 乗船料(保存会手作り通行手形付)=一般500円、乳幼児無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~18:00(要予約)
山中越
かつて京と近江を結ぶ最短路として重宝された街道
昔は京の荒神口から比叡山を越えて坂本に至る重要な街道だった。京と近江を結ぶ最短路として重宝され、志賀越、白川越とも呼ばれた。現在は舗装されたカーブの多い山道。
栗東 間の宿
通りに残る古い商家や町家が往時の宿場の面影を残す
草津と石部の間の宿。万能薬「和中散」を製造販売していた「旧和中散本舗」の屋敷をはじめ、通りに残る古い商家や町家が、旅人でにぎわった往時の宿場の面影を残している。
高瀬川~五条楽園後
京都のレトロな雰囲気を楽しもう
河原町から鴨川に向かう途中、高瀬川沿いにかつてのお茶屋さん跡が建ち並ぶ。歌舞練場、レトロなタイル張りの壁、ステンドグラスのある建物など、地元民の暮らしが垣間見える一帯。
鹿ヶ瀬峠
熊野古道に現存する最長の石畳道
熊野古道に現存する石畳道の最長のものが残るのが、日高町と広川町の境にある鹿ヶ瀬峠石畳道。熊野路の難所の一つといわれたところだが今は整備された散策路になっている。
鹿ヶ瀬峠
- 住所
- 和歌山県日高郡日高町原谷
- 交通
- JRきのくに線紀伊内原駅から熊野古道入口までタクシーで15分、峠まで徒歩40分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
巨勢の道
古墳や社寺が点在する巨勢一族ゆかりの地
金剛・葛城・二上山の麓の南東、巨勢山の麓をたどる道。大和朝廷の前に栄えたと言われる葛城王朝の流れをくむ巨勢一族ゆかりの地。古墳や社寺が点在する風情ある古道。
大峯奥駈道
世界遺産の修行の道
奈良・和歌山・三重にまたがる山々を結ぶ信仰の道。道は険しく、標高1500m級の山々が連なっている。
大峯奥駈道
- 住所
- 奈良県吉野郡天川村吉野郡吉野町吉野山~和歌山県田辺市本宮町本宮
- 交通
- 京奈和自動車道五條北ICから国道24号・370号・309号を天川方面へ車で47km(行者還トンネル西口登山口まで)
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
藤白坂
有間皇子の悲劇を秘めた熊野古道
藤白坂は、後鳥羽上皇の熊野御幸に随行した藤原定家が「よじ登った」と『後鳥羽院熊野御幸記』に表現する険しい道だが、山道を上りつめた「御所の芝」からは和歌浦湾が一望できる。
高野街道
江戸時代の里道標石が残る高野山に続く道
大阪の堺から橋本の紀見峠を越えて高野山までの道には、里道標石13基が今もすべて残っている。江戸時代に、河内の農民が堺を起点に高野山の神谷まで、1里ごとに立てたもの。
北国街道
中山道から北陸路への交通路。紅殻格子や虫籠窓が面影を伝える
彦根市鳥居本と新潟県上越市高田とを結んでいた街道筋といわれ、かつて中山道から北陸路へと続く重要な交通路として栄えた。紅殻格子や虫籠窓などが往時の面影を伝えている。
辻子谷
急勾配の音川に沿って登るこの道は、ハイキングコースでも有名
昔の庄屋の屋敷や蔵などが数軒並ぶ。急勾配の音川に沿って登るこの道は、生駒山宝山寺に続く重要な交通路。興法寺までの道沿いには「辻子谷の石仏」が並ぶ。
竹内街道
飛鳥と難波を結ぶ日本最古の官道
日本で最初の官道として、飛鳥と難波を結ぶよう設けられた道で、国道166号とほぼ重なる。古墳群や古社寺、旧跡も多く、竹内集落には白壁が美しい大和棟の民家が並ぶ。