尾鷲・熊野
尾鷲・熊野のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した尾鷲・熊野のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。熊野灘の荒波と鬼退治伝説が残る名勝「鬼ヶ城」、神々が眠る日本最古の神社「花の窟神社」、海に吠える巨大獅子「獅子岩」など情報満載。
尾鷲・熊野の魅力・見どころ
九鬼水軍発祥の地を海上から眺め、神話の舞台を訪ねる
尾鷲は熊野灘に面した港町で、新鮮な魚介が味わえるのが魅力。戦国時代に名を馳せた九鬼水軍発祥の地でもあり、市の南部には九鬼集落がある。江戸時代から林業が栄えた街として、また、降水量が全国1位ということで有名。尾鷲から熊野市にかけての海岸線は複雑に入り組み、楯ヶ崎、獅子岩、花の窟(いわや)などの奇岩怪石が続いている。これらの風景は、遊覧船で海から眺めるのが一番だ。熊野は、神話や伝説の世界が今も息づく場所。『日本書紀』に登場する国生み、神生み神話の舞台である花の窟神社など歴史ある社寺が点在する。
- スポット:124 件
- 記事:7 件
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尾鷲・熊野のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 124 件
鬼ヶ城
熊野灘の荒波と鬼退治伝説が残る名勝
隆起と風化、波の浸食によってできた無数の洞窟、奇岩が約1kmにわたり連なる。岩や洞窟には「千畳敷」「犬戻り」などの名前がつけられ、それらを縫うように遊歩道が設けられている。名勝、天然記念物に指定されている。
花の窟神社
神々が眠る日本最古の神社
『日本書紀』に登場する伊弉冉尊(いざなみのみこと)の墓所で、国生・神生み神話の舞台。ご神体は高さ45mの巨岩で、境内には子供の軻遇突智尊(かぐつちののみこと)の墓所もある。古代から続く「お綱かけ神事」は古式ゆかしい祭り。
獅子岩
海に吠える巨大獅子
井戸川の上流に位置する大馬神社の狛犬に見立てられ、国道42号の七里御浜沿いにそそり立つ、獅子の形をした巨大な岩。高さ25m、周囲210mという天然記念物の大岩は、地盤の隆起と熊野灘の荒波、強風が生み出した芸術だ。
七里御浜
小石と砂からなる平坦な「海の参詣道」
熊野市から紀宝町まで続く海岸。その長さは「七里」の名のとおり20数kmにわたる。熊野川の上流から流れ着いた丸くて美しい「御浜小石」が浜に敷きつめられ、独特の景観を生み出している。
熊野古道伊勢路
伊勢と熊野三山を結ぶ街道
熊野三山、そして西国三十三カ所巡礼第一礼所の青岸渡寺を詣でる全国からの参詣者に重要な役割を果たした。東紀州の峠道は、馬越峠や松本峠など昔の面影を色濃く残した場所が多い。
熊野古道伊勢路
- 住所
- 三重県熊野市ほか
- 交通
- 情報なし
- 料金
- 無料 (熊野古道伊勢路語り部を依頼する場合は、語り部1人につき1峠5000円(八鬼山越えは1万円))
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
馬越峠
熊野古道らしい風情
馬越峠には江戸末期の俳人・可涼園桃乙(かりょうえんとういつ)の句碑が立つ。「夜は花の上に音あり山の水」という美しい句が刻まれている。峠からは尾鷲市街の一部が見渡せるが、ここから天狗倉山への分岐道があり、さらなる絶景を楽しみに行く人も多い。
馬越峠
- 住所
- 三重県尾鷲市馬越町~紀北町相賀
- 交通
- JR紀勢本線尾鷲駅から三重交通長島駅前、島勝松阪行きバスで13分、鷲毛下車すぐ(馬越峠登り口まで)
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
道の駅 海山
熊野古道へ徒歩5分と散策に好立地な駅で休憩を
地元特産のヒノキを使ったスマートな建物。交流ホールにはレストランと特産品の販売所が設けられている。徒歩数分のところに世界遺産熊野古道(馬越峠)への登山口がある。
道の駅 海山
- 住所
- 三重県北牟婁郡紀北町相賀1439-3
- 交通
- 紀勢自動車道海山ICから国道42号を新宮方面へ車で約3km
- 料金
- さんまドッグ=320円(1個)/魚つみれカツ定食=680円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(8月は~19:00)、レストランは9:00~17:40(閉店18:00、8月は~18:40<閉店19:00>)
魚処 豆狸
その日揚がった新鮮な魚介を提供
尾鷲中心街の細い路地に暖簾を掲げる。尾鷲の新鮮な美味しい魚介類を食せるのはここ。
魚処 豆狸
- 住所
- 三重県尾鷲市栄町5-37
- 交通
- JR紀勢本線尾鷲駅から徒歩5分
- 料金
- 海鮮ユッケ丼=1320円/コース料理=3850円~/定食(各種あり)=1595円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)、16:00~21:00(閉店22:00)
すし処 一重
寿司一筋の店主が腕をふるう
尾鷲港に揚がる豊富な地の魚が食べられる寿司店。木の国ならではの木材をふんだんに使った店内は居心地がよく、店主との会話も楽しい。デザート類をメインとしたオンラインストアも行っている。
すし処 一重
- 住所
- 三重県尾鷲市南陽町9-3
- 交通
- JR紀勢本線尾鷲駅から徒歩10分
- 料金
- 地物(魚)コース=3300円/腹八分にぎり=3630円/鉄火丼=1210円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(閉店)、16:30~21:00(閉店)
楯ヶ崎
海に突き立つ巨大な楯
海に突き立てた巨大な楯のような、高さ約70m、周囲約550mの柱状節理の大岩壁。日本神話の初代天皇・神武天皇が東征した際の上陸地とも伝わる。国道沿いの駐車場からは遊歩道を散策しながら40分ほど。鬼ヶ城近くの港から遊覧船を利用して海上からの観光もおすすめ。
楯ヶ崎
- 住所
- 三重県熊野市甫母町
- 交通
- 紀勢自動車道尾鷲北ICから国道42号、熊野尾鷲道路、県道70号、国道311号を尾鷲市方面へ車で26km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
花の窟 御縄掛け神事
神代の昔のロマンを感じる
7本の縄をより合わせた長さ約170mの“お綱”を季節の花で飾り、氏子たちによって高さ約45mのご神体の頂上から綱を境内に張り巡らす。
花の窟 御縄掛け神事
- 住所
- 三重県熊野市有馬町130花の窟神社
- 交通
- JR紀勢本線熊野市駅から徒歩15分
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 2月2日、10月2日
- 営業時間
- 10:00~(要確認)
お綱茶屋
花の窟横の茶屋
熊野みやげにぴったりの特産品や、ごちそうが揃う茶屋が、花の窟神社のすぐ隣で営業。地元産の古代米を使うオリジナルのうどんは、みやげ用に販売もしている。
お綱茶屋
- 住所
- 三重県熊野市有馬町137
- 交通
- JR紀勢本線熊野市駅から徒歩15分
- 料金
- お綱もち=110円/みたらしだんご=100円(1本)/熊野地鶏親子丼=800円/古代米うどん=400円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00、食堂は~15:00(閉店)
道の駅 紀伊長島マンボウ
干物からミカンまで多彩な特産品をおみやげにしたい
熊野灘臨海公園レクリエーション都市の公園内にある。干物やミカン、さんま寿司など、東紀州の特産品がそろう。「焼きたてパン工房」や「お食事処マンボウ」もある。
道の駅 紀伊長島マンボウ
- 住所
- 三重県北牟婁郡紀北町東長島2410-73
- 交通
- 紀勢自動車道紀伊長島ICから国道422号・42号を松阪方面へ車で2km
- 料金
- マンボウの串焼き=400円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:15~19:00、レストランは8:30~18:30
うぶた堂 中の茶屋店
原料にこだわる和菓屋
小豆はもちろん小麦粉も国内産のみを使用している和菓子屋。無農薬甘夏を丁寧にあく抜きし、じっくりコトコトと時間を掛けて蜜漬けし洋酒でアクセントを付けた「甘夏オランジェット」は人気だ。
うぶた堂 中の茶屋店
- 住所
- 三重県熊野市有馬町5821-40
- 交通
- JR紀勢本線熊野市駅から三重交通新宮駅前行きバスで10分、中茶屋下車すぐ
- 料金
- 甘夏オランジェット=910円(1箱)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:30
三重県立熊野古道センター
熊野古道伊勢路について知る
尾鷲湾を望む高台に立つ熊野古道伊勢路のビジターセンター。尾鷲檜6549本を使ったモダンな建物は、展示棟、交流棟、研究収蔵棟から成り、熊野を体感できる各種イベントも行う。
三重県立熊野古道センター
- 住所
- 三重県尾鷲市向井12-4
- 交通
- JR紀勢本線尾鷲駅からふれあいバス紀伊松本行きで12分、熊野古道センター前下車すぐ(大曽根浦駅から徒歩15分)
- 料金
- 無料、各種体験は有料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
産田神社
火の神、カグツチノミコトが産まれた場所
イザナミノミコトがカグツチノカミを産んだとされる古社。安産、子授けの神として崇敬を集め、毎年1月10日の大祭には安産と子育てを願ってホウハンという骨付きサンマが供される。