二本松市街
二本松市街のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した二本松市街のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。自然あふれる市民の憩いの場「福島県立霞ヶ城公園」、鈴なりの紅提灯が夜空を照らす「二本松の提灯祭り」、二本松を愛した智恵子を知る「智恵子の生家・智恵子記念館」など情報満載。
二本松市街の魅力・見どころ
桜の名所や菊人形、ちょうちん祭りの舞台になる城が見どころ
丹羽氏の城下町として栄えた二本松市内には歴史をしのばせるスポットが点在する。二本松城(霞ヶ城)は寛永20(1643)年陸奥白河から移封された丹羽光重が10年の歳月をかけて修築したもの。のちに戊辰戦争で落城し、二本松少年隊が戦死した悲劇がよく知られている。復元された天守閣跡の立派な石垣や箕輪門は見ごたえ十分だ。春には桜の名所となり、秋には名物の「二本松の菊人形」や「二本松のちょうちん祭り」の舞台にもなっている。
- スポット:20 件
- 記事:2 件
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二本松市街のおすすめスポット
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福島県立霞ヶ城公園
自然あふれる市民の憩いの場
遊歩道や安達太良山を望める見晴台、復元された二本松城の石垣などがあり、散策を楽しむのにおすすめ。四季を通してさまざまな花が咲き、とくに桜や紅葉の名所として人気がある。
二本松の提灯祭り
鈴なりの紅提灯が夜空を照らす
1番の見どころは初日の「宵祭り」。二本松神社のかがり火を紅提灯に移し、7台の太鼓台が街を練り歩く。幾千もの鈴なりの提灯が揺れる様子は必見の美しさだ。
二本松の提灯祭り
- 住所
- 福島県二本松市中心市街地
- 交通
- JR東北本線二本松駅からすぐ(駅前広場)
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 10月の第1土・日・月曜
- 営業時間
- 宵祭りは17:50~23:30、本祭りは8:35~14:50、後祭りは17:00~20:30
智恵子の生家・智恵子記念館
二本松を愛した智恵子を知る
高村光太郎の詩集『智恵子抄』で知られる光太郎の妻・智恵子の生家。明治時代初期に建てられた商家は当時の面影を残す。裏庭に建つ記念館には、智恵子の紙絵や油絵などの作品を展示する。
智恵子の生家・智恵子記念館
- 住所
- 福島県二本松市油井漆原町36
- 交通
- JR東北本線安達駅から徒歩25分
- 料金
- 大人410円、小・中学生210円、特別展は別料金の場合あり (障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館16:30)
玉嶋屋
江戸時代から続く老舗の名菓
江戸時代から製法を変えず、手作りの味にこだわる老舗和菓子店。徳川将軍家にも献上していたという由緒ある羊羹など、ていねいに仕上げた様子が伝わってくる伝統的な名菓が並ぶ。
二本松城跡
城全体が霞に包まれたような景色から「霞ヶ城」とも呼ばれている
二本松城跡は県立自然公園として整備されており、城全体が霞に包まれたような景色を見せることから「霞ヶ城」とも呼ばれている。公園内には2500本もの桜が咲き、天守台からの景色は絶景。
杉乃家
なみえ焼そばの名店
ソースの香りが食欲をそそる名物の「なみえ焼そば」は、通常の約3倍もある極太の麺と濃厚なソースが特徴的。具はモヤシと豚肉のみとシンプルだが、味わいは深い。
杉乃家
- 住所
- 福島県二本松市本町2丁目3-1二本松市市民交流センター 1階
- 交通
- JR東北本線二本松駅からすぐ
- 料金
- なみえ焼そば=700円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(閉店15:00)、17:00~19:30(閉店20:00)
二本松の菊人形
菊と紅葉が調和する伝統ある菊の祭典
昭和30(1955)年から続く伝統の菊の祭典。色とりどりの菊の花と紅葉が、会場の霞ヶ城公園を美しく彩る。菊花品評会も開催。
二本松の菊人形
- 住所
- 福島県二本松市郭内3福島県立霞ヶ城公園
- 交通
- JR東北本線二本松駅から徒歩20分
- 料金
- 入場料=大人800円、中学生以下無料/
- 営業期間
- 10月上旬~11月中旬
- 営業時間
- 9:00~16:00
鈴石屋
のどごしがいい箱そばを堪能
昭和から続くそば屋。そば粉は石臼で自家製粉した岩手産のものをベースに手打ちする。名物は大きな箱に入ってくる「箱そば」。ボリューム満点で、そば好きも大満足できる。
鈴石屋
- 住所
- 福島県二本松市亀谷2丁目230
- 交通
- JR東北本線二本松駅から徒歩10分
- 料金
- 箱天ざる=1850円/ざる=650円/箱そば=1030円/天ざる=1450円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~13:30(閉店)
霞ヶ城公園の桜
四季折々に美しい花が咲く城跡公園
満開の桜が山を覆い、まるで霞に包まれたように見えることから「霞ヶ城」と呼ばれるようになったともいわれている。「さくら名所100選」に選定された名所で、城跡の公園は桜以外にも四季折々の花が美しく、見どころたっぷり。江戸時代の茶室、遊歩道、広場などもあり、子どもから大人まで楽しめる。
蔵カフェ 千の花
江戸末期から続く醸造蔵のカフェ
8代続く「国田屋醸造」の老舗カフェ。落ち着ける雰囲気の店内では、蔵で造られた味噌や醤油を使った郷土料理がいただける。1階と別棟では自家製の醤油や味噌、甘酒なども販売している。
蔵カフェ 千の花
- 住所
- 福島県二本松市竹田2丁目30
- 交通
- JR東北本線二本松駅からタクシーで6分
- 料金
- おにぎりセット=1540円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(閉店)、15:00~17:30(閉店18:00)、日曜は~16:30(閉店17:00)
大山忠作美術館
現代日本画壇の重鎮、大山忠作画伯初期から晩年までの作品を展示
二本松市出身で、現代日本画壇の重鎮として活躍した、故大山忠作画伯の作品を展示する美術館。初期から晩年までの幅広い作品が展示され、幽玄・華麗な大山美術の全貌を感じられる。
大山忠作美術館
- 住所
- 福島県二本松市本町2丁目3-1二本松市市民交流センター 3階
- 交通
- JR東北本線二本松駅から徒歩3分
- 料金
- 大人410円、高校生以下200円 (団体割引あり、障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00)
大隣寺
二本松市を約225年もの間統治していた、丹羽氏の菩提寺
寛永20(1643)年以降、約225年間二本松藩を統治していた丹羽氏の菩提寺。境内には戊辰戦争の際、明治政府軍と戦って命を落とした二本松少年隊16名の供養塔がある。
奥州二本松藩御用蔵大内家天明・天保蔵尚古館
天明時代と天保時代の美術品を蔵の中でそれぞれ展示
二本松藩の御用商人の蔵を展示用に使用している。天明時代に建てられた「蔵品館」、天保時代の「茶舗伝承館」がありそれぞれ当時の美術品などを展示している。
奥州二本松藩御用蔵大内家天明・天保蔵尚古館
- 住所
- 福島県二本松市竹田1丁目44
- 交通
- JR東北本線二本松駅から徒歩15分
- 料金
- 大人500円、小人300円 (団体20名以上は100円引)
- 営業期間
- 4~11月下旬
- 営業時間
- 9:30~16:00(閉館17:00)
大壇口古戦場
二本松少年隊も戦った激戦地
慶応4(1868)年7月29日、板垣退助率いる新政府軍と、二本松軍が繰り広げた攻防戦のひとつ。砲術師範の木村銃太郎率いる少年隊士が奮戦するも、多くの戦死者を出す。