南東北 x その他史跡・建造物
南東北のおすすめのその他史跡・建造物スポット
南東北のおすすめのその他史跡・建造物ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。最上川舟運の拠点「山居倉庫」、幕府直轄の銀坑跡「延沢銀坑洞」、国の産業遺産、国登録有形文化財「三津谷集落 レンガ蔵群」など情報満載。
- スポット:21 件
- 記事:6 件
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南東北のおすすめのその他史跡・建造物スポット
1~20 件を表示 / 全 21 件
山居倉庫
最上川舟運の拠点
明治26(1893)年に建てられた米保管用の倉庫で、今も農業倉庫として活躍中。全12棟のうち3棟が資料館やレストラン、みやげなどを販売する売店として利用されている。
山居倉庫
- 住所
- 山形県酒田市山居町1丁目1-8
- 交通
- JR羽越本線酒田駅から庄内交通湯野浜温泉行きバスで10分、山居倉庫前下車すぐ
- 料金
- 見学料=山居倉庫散策は無料/庄内米歴史資料館入館料=大人300円、中・高校生200円、小学生150円/ (資料館の入館料は団体割引あり、20名以上は大人250円、中・高校生150円、小学生100円)
- 営業期間
- 庄内米歴史資料館は3~12月28日、山居倉庫散策は年中無休
- 営業時間
- 庄内米歴史資料館は9:00~17:00(閉館)、12月は~16:30(閉館)
延沢銀坑洞
幕府直轄の銀坑跡
江戸初期には大銀山として名をはせた国指定史跡の大銀坑洞。涼風がわたる坑洞内は照明設備が整い、黒い岩肌を眺めながら往復約20分で洞窟探検ができる。
延沢銀坑洞
- 住所
- 山形県尾花沢市銀山新畑
- 交通
- JR山形新幹線大石田駅からはながさバス銀山温泉行きで40分、終点下車、徒歩25分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 5月上旬~11月
- 営業時間
- 見学自由
三津谷集落 レンガ蔵群
国の産業遺産、国登録有形文化財
わずか5軒の小さな集落に、アーチ形の入口や窓が付いた洋風のレンガ蔵が建つ。一般公開されているのは、若菜家の4棟。座敷蔵、農作業蔵など異国情緒あふれる建物を見学しよう。
三津谷集落 レンガ蔵群
- 住所
- 福島県喜多方市岩月町宮津勝耕作三津谷
- 交通
- JR磐越西線喜多方駅からタクシーで15分
- 料金
- 入場料=無料/入館料(若菜家)=大人200円、高校生以下無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ、若菜家は8:00~17:00<閉邸>)
稲荷山古戦場
戊辰戦争「白河口の戦い」の最大の激戦地
稲荷山は、奥州街道から白河城下に入る関門にあたり、白河口の戦いにおいて東軍が最も重要視した陣地。現在、稲荷山頂上付近は、西郷頼母の碑、麓には会津藩戦死者の慰霊碑がある。
母成峠古戦場
会津に突入しようとする新政府軍を迎え撃ち、戦いを繰り広げた地
郡山市と猪苗代町を結ぶ母成グリーンラインの最高部にあたる母成峠。慶応4(1868)年8月、会津に突入しようとする新政府軍を迎え撃ち、激しい戦いを繰り広げた。
叶津番所跡
曲家で長い歴史を振り返り、商人たちの往時をしのぶ
会津と越後の交易路にあった番所跡。寛政10(1798)年築のものと伝えられている。江戸時代、商人たちがここでしばしの休憩をとったことがうかがえる。
叶津番所跡
- 住所
- 福島県南会津郡只見町叶津居平456
- 交通
- JR只見線只見駅からタクシーで5分
- 料金
- 大人500円、小人300円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉館)
日新館 天文台跡
会津藩校日新館の施設の一部。戊辰戦争後、日新館で唯一現存
会津藩の子弟が学んだ藩校日新館の施設のひとつで、当時天体観測をしていた場所。小高い石垣の上に静かにたたずんでいる。戊辰戦争の戦禍の中、日新館で唯一残った。
日新館 天文台跡
- 住所
- 福島県会津若松市米代1丁目1
- 交通
- JR磐越西線会津若松駅から会津バス神明・千石線で7分、三の丁下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
西郷頼母邸跡
戊辰戦争の悲劇を象徴するスポット
会津武家屋敷内に復元されている会津藩の家老・西郷頼母の邸宅跡。戊辰戦争の際、邸宅では妻や子供、一族21名が辞世の句を残して自決した。
西郷頼母邸跡
- 住所
- 福島県会津若松市追手町
- 交通
- JR磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で19分、北出丸大通り下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
仙台藩花山村寒湯番所跡
往時の面影を色濃く残す
秋田県の湯沢市皆瀬に通じる花山峠越えの秋田口の関所跡。慶長年間から約200年間、検問を行っていた。表門は総檜造りのクサビ留めの工法で、歴史的価値が高い。
仙台藩花山村寒湯番所跡
- 住所
- 宮城県栗原市花山本沢温湯
- 交通
- JR東北新幹線くりこま高原駅からタクシーで50分
- 料金
- 大人200円、小・中・高校生100円 (20名以上の団体は2割引)
- 営業期間
- 4~11月
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)
和泉式部庵跡と化粧の井
この地に留まった際に鏡の代わりに使った井戸
和泉式部は石川町の生まれと伝えられ、父の病を見舞うため帰郷する途中、騒乱のため道を通行できず、この地に草庵を作り留まったという。化粧の井は彼女が鏡代わりに使った井戸と伝えられる。
大山祗神社の鳥居
湖にぽつんと残る大噴火の名残
桧原湖の湖面に立つ古い鳥居は、明治21(1888)年の大噴火で埋没した桧原村にあった神社のもの。湖の水位が下がると、かつての参道も顔を出す。
大山祗神社の鳥居
- 住所
- 福島県耶麻郡北塩原村桧原
- 交通
- JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス休暇村・桧原行きで1時間、桧原歴史館前下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
阿津賀志山防塁
源頼朝と藤原氏の戦の激戦地。藤原方が当時築いた土塁などが残る
文治5(1189)年に源頼朝と奥州藤原氏が対決した、奥州合戦最大の激戦地。藤原方が、阿津賀志山中腹から阿武隅川旧河道までの3200mにわたり築いた土塁と堀の防塁が残る。国道4号北側地区には岩盤を削って造られた堀もあり、合わせると遺跡全体が確認できる。
猪苗代城跡(亀ヶ城公園)
会津の鶴ヶ城に対して亀ヶ城
鎌倉期に猪苗代経連が築城した猪苗代氏代々の居城。江戸期には城代が置かれ、一国一城令も乗り越えた会津の要所。幕末期の戊辰戦争で焼失したが、今も亀ヶ城の雅号で親しまれている。
猪苗代城跡(亀ヶ城公園)
- 住所
- 福島県耶麻郡猪苗代町古城町
- 交通
- JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス裏磐梯高原駅・桧原方面行きで8分、バスセンター下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
春雨庵
上山城主土岐山城守頼行が、禅師に贈った草庵
沢庵禅師の徳を慕った上山城主土岐山城守頼行が、禅師に贈った草庵。沢庵禅師は、寛永6(1629)年からの3年間をここで過ごした。現存する建物は昭和28(1953)年に再建されたもの。
春雨庵
- 住所
- 山形県上山市松山2丁目10-12
- 交通
- JR山形新幹線かみのやま温泉駅から徒歩15分
- 料金
- 入場料=無料/抹茶(要予約)=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉館)
近世念珠関址
江戸時代に整備された近世の関所跡
1000年以上前に設けられた鼠ヶ関は白河、勿来と並ぶ奥羽三関のひとつであった。この関所址は、庄内に酒井氏が入部した1622年以後に古代鼠ヶ関より移転整備されたことから近世念珠関址とされている。
末の松山
多くの歌人を魅了した歌枕の地
多賀城市指定の文化財で、樹齢450年以上ともいわれる黒松の老木がある。多賀城に赴任してきた都人がその美しい風景を歌に詠み、小倉百人一首や新古今和歌集などに多くの和歌が残されている。
姥の手かけ石
平安時代の鬼退治伝説を今に伝える
平安時代中期、源頼光に仕える四天王の筆頭、渡辺綱は京で悪鬼の腕を切り落とす。姥に化けた鬼が綱から腕を取り戻すが、逃げる際に川辺で転び手をついた跡が石に残ったという。