目次
- 「Re(アール・イー)」とは?
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- ダントツブランド【越前がに】は厳しい冬の日本海からの贈り物
- やまに水産(福井県 三国)
- お食事処 うおいち(福井県 越前)
- うみの宿 さへい(福井県 南越前)
- 氷見に揚がる【ひみ寒ぶり】の旨さは、日本海の荒波と栄養豊富な富山湾が育む
- 濃厚で小ぶりながらも肉厚【能登かき】旨みがギュッと凝縮
- Coast table(石川県 穴水)
- まさに日本海からの直行便 ロケーションごとに味わう【漁港めし】
- 【金沢港】プロの料理人も通う市場の活気を体感
- 【新湊漁港】「昼セリ」「寒ブリ解体」が見どころ
- 【小浜港】10軒の魚屋に地元の海産物がズラリ
- そば処・福井の【越前おろしそば】は年中冷たい
- そば蔵 谷川(福井県 越前市)
- けんぞう蕎麦(福井県 永平寺町)
- そば処 どうぐや(福井県 三国町)
- 生そば 新保屋 三国店(福井県 三国町)
- 旅は右手に【カップ酒】
- 金谷酒造店[かなやしゅぞうてん](石川県)
- 松波酒造[まつなみしゅぞう](石川県)
- 玉旭酒造[たまあさひしゅぞう](富山県)
- 皇国晴酒造[みくにはれしゅぞう](富山県)
- 丹生酒造[にゅうしゅぞう](福井県)
- 田嶋酒造[たじましゅぞう](福井県)
そば処・福井の【越前おろしそば】は年中冷たい
福井に根付くそば文化を代表するメニューは、何とも質素な「越前おろしそば」。
風味豊かなそばを大根おろし入りのだし(おろしとだしが別々になっている場合もある)で食べる。これにカツオ節とネギというのが基本。
食べ方にも特徴がある。そばとだしは別々に出されるが、ざるそばのようにだしにつけて食べるのではなく、だしをそばにぶっかけて食べる。そして冷たい。温かい・冷たいを選ぶのではなく、おろしそばは冷たいものだけ。福井では寒い冬でも、冷たいおろしそばが好まれて食べられている。
そんな独特でシンプルなそばでも、店によって味は大きく異なる。食べ歩いて違いを比べるのも楽しい。
そば蔵 谷川(福井県 越前市)
「鮮度が命」の太打ちそば味わえるのは昼の2時間
福井県丸岡産の玄そばを石臼で粗く挽き、冷水のみで手打ちした十割そばは風味と香りが抜群。カツオ節は本節を注文のたびに削り、大根は自家栽培のもの3種類を提供する直前におろして合わせている。全国のそばを食べ歩いた主人が手間を惜しまずに作る、こだわりの一杯だ。
TEL:0778-23-5001
営業時間:11:30〜14:00(なくなり次第終了)
定休日:月・火曜、第1・3日曜
席数:24席
住所:越前市深草2-9-28
駐車場:15台
けんぞう蕎麦(福井県 永平寺町)
大根のツンとした辛さが後をひく
メニューは、たっぷりの大根おろしで食べる「おろしそば」と辛み大根汁で食べる「けんぞうそば」の2種類のみ。そば粉十割の手打ち細麺はコシがあって旨い。
TEL:0776-61-1481
営業時間:11:30〜14:00(土・日曜、祝日は〜17:00)※金曜は16:00〜18:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日休)
席数:40席
住所:永平寺町松岡春日3-26
駐車場:35台
そば処 どうぐや(福井県 三国町)
地元の大きな揚げを豪快にトッピング
器からはみ出るぐらいのボリュームが目を引く、名物のあげおろしそば950円。香ばしく焼き上げた大きな中揚げとそば、そして大根おろしのしぼり汁を使った辛みのあるだしの相性がバッチリだ。
TEL:0776-82-5659
営業時間:11:00〜18:30(そばがなくなり次第終了)
定休日:金曜
席数:34席
住所:坂井市三国町山王4-5-6
駐車場:5台
生そば 新保屋 三国店(福井県 三国町)
人気の理由は汗が出るほどの辛みだし
現在の主人で5代目という老舗。三国で主流の大根おろしのしぼり汁を使う、地元で随一の辛みそば。汗がにじみ出るほどの辛い一杯は、先代から受け継いだ通りにというシンプルなこだわりが生み出している。
TEL:0776-81-2563
営業時間:11:00〜16:45(閉店は17:00)※なくなり次第終了
定休日:月曜、第3日曜
席数:29席
住所:坂井市三国町山王2-9-39
駐車場:7台
旅は右手に【カップ酒】
日本酒のパッケージにはどこか表情がある。
それぞれの地元で歴史を積み重ね、愛され続けてきたからか、何気に醸し出されるご当地の色が、そのように見えるのかもしれない。特にカップ酒は手のひらに収まるサイズでありながら、中身はもちろん、デザインなども個性的。
ラベルで言うなら、観光名所、なぜか愛くるしいキャラもの、おしとやかな花などさまざま。ジャケ買いならぬ、ラベル買いしてみるのもよさそうだ。飲む前にはぐるりと回転させてそのデザインも味わう、こんな楽しみ方もカップ酒ならでは。
一つひとつの違いは実際に手に取って飲んでみないとわからない。旅の道中で一杯、おみやげとしてもいくつか…。飲み比べるための理由はいくらでもある。
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【筆者】Re(アール・イー)
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