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高知東部自動車道に新区間が開通しさらに便利に!やなせたかし先生の出身地で話題の高知東部をめぐる王道トリップ ©やなせたかし ©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年3月21日 [PR]

高知東部自動車道に新区間が開通しさらに便利に!やなせたかし先生の出身地で話題の高知東部をめぐる王道トリップ

朝の連続テレビ小説の主人公として話題になっている、『アンパンマン』の生みの親・やなせたかし先生。
その出身地・高知県の東部エリアには、やなせワールドを体感できる「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」をはじめ、魅力的な見どころが満載。

2025年3月には、高知東部自動車道に新区間が開通し、東部エリアへのアクセスがよりスムーズに!
ドライブ途中に立ち寄りたいスポットも紹介しつつ、今話題の高知をめぐる王道トリップへと案内します。

新たに開通したのは、高知東部自動車道の一部「南国安芸道路」

高知東部自動車道の一部として建設が進められている南国安芸道路は、南国市と安芸市を結ぶ自動車専用道路。2025年3月15日に、高知龍馬空港IC~香南のいちICを結ぶ延長3.5㎞の区間が開通。これにより高知JCT~芸西西ICの約27.5kmが1本につながり、ノンストップでアクセス!一般道だけだった時は約45分かかっていたのが、1本につながったことで所要は約24分に。全線無料区間なので、高知東部の観光スポットにも気軽に立ち寄りやすくなりました。

新区間開通でさらに便利に! やなせたかし先生の出身地・高知県東部エリアで訪れたいスポット5選

香美市立やなせたかし記念館

アンパンマンの作者である・やなせたかし先生の出身地・香美市香北町に建つミュージアム。この施設のために描いたアンパンマンの大型タブロー画をはじめ、ここでしか見ることのできない貴重な絵本原画、アンパンマンたちが暮らす街を再現したジオラマなどを展示しています。屋外には仲間たちの像が並び、運がよければ、建物屋上からパトロールのために出動するアンパンマンを見られることも!

香美市立やなせたかし記念館

白い建物のミュージアム。屋上には、ときどきアンパンマンが現れるので見逃さないで

香美市立やなせたかし記念館

敷地内には「詩とメルヘン絵本館」も併設。やなせ先生が手がけた雑誌『詩とメルヘン』にまつわる作品などが鑑賞できる

香美市立やなせたかし記念館
(かみしりつやなせたかしきねんかん)
住所/高知県香美市香北町美良布1224-2
電話/0887-59-2300
時間/9:30~16:30最終入館
定休日/火曜(祝日の場合は翌日休)
入館料/一般1200円
駐車場/無料
※要事前予約。詳細はHPを確認

道の駅 美良布

山菜やニラなどの香美市の農産物が集まる道の駅。「香美市立やなせたかし記念館」の目の前に建ち、レストランではミュージアムの屋外オブジェを眺めながら食事も楽しめます。やなせ先生が作詞を手がけた童謡『手のひらを太陽に』をの一節を名前にして誕生したお菓子なども販売しています。

道の駅 美良布

ガラス張りのレストランからミュージアムの外観を一望できる

道の駅 美良布

木をふんだんに使った心地よい雰囲気

道の駅 美良布
(みちのえきびらふ)
住所/高知県香美市香北町美良布1211
電話/0887-59-3156(韮生の里美良布直販店)
時間/7:00~17:30(12~翌2月は7:30~17:00)、レストランは9:00~16:00
定休日/無休
駐車場/無料

海洋堂Space Factoryなんこく

フィギュア製作のパイオニア「海洋堂」と南国市のモノづくりの魅力を発信する施設。巨大ジオラマや歴代フィギュアの展示、製作風景の見学、フィギュアの色塗り体験などが楽しめます。幼少期を南国市後免町で育ったやなせ先生にまつわる展示コーナーのほか、朝ドラに関連した特別展(2025年4月末~2026年2月上旬開催予定)もぜひチェックして。

海洋堂Space Factoryなんこく

年表や写真で後免町とやなせ先生の関係を紹介。やなせ先生が自らをキャラクター化した「やなせうさぎ」のモニュメントは、海洋堂が手がけたもの

海洋堂Space Factoryなんこく

フィギュアの製作風景を窓越しに見学できる

海洋堂Space Factoryなんこく
(かいようどうスペースファクトリーなんこく)
住所/高知県南国市大そね甲1623-3
電話/088-864-6777
時間/10:00~18:00
定休日/火曜
入館料/入館無料、体験・一部特別展は有料
駐車場/無料

土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線

南国市と奈半利町の42.7㎞を21駅で結ぶローカル線。駅名とその土地の特産品をモチーフにしたやなせ先生デザインのキャラクターが、各駅で出迎えてくれます。あかおか駅の高架下広場では、全駅のキャラクターが勢ぞろい!キャラクターが描かれたオープンデッキ車両やてのひらを太陽に号など、個性豊かな車両にも注目を。

土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線

太平洋沿いを走る土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線

土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線

あかおか駅の高架下にキャラクターがお出迎え

土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線
(とさくろしおてつどう ごめん・なはりせん)
電話/0887-34-8805(土佐くろしお鉄道総合事務所)

北川村「モネの庭」マルモッタン

世界で唯一、「モネの庭」の名を本家・フランスから許された庭園。約3万㎡の園内に10万本の草花や樹木が植えられ、モネの名作『睡蓮』さながらの光景が広がります。2025年3月には、ごめん・なはり線のためにやなせ先生が書き下ろし未発表だった「きたがわモネさん」が、25周年を迎える同庭のキャラクターとして登場。キャラクターのモニュメントは、絶好の撮影スポットとして、人気を呼びそうです。

北川村「モネの庭」マルモッタン

色とりどりのスイレンが咲き誇る『水の庭』。スイレンは4月下旬から10月下旬まで見られる

北川村「モネの庭」マルモッタン

ギャラリー&ショップの入口に設置された「きたがわモネさん」

北川村「モネの庭」マルモッタン
(きたがわむらモネのにわマルモッタン)
住所/高知県北川村野友甲1100
電話/0887-32-1233
時間/3~11月の9:00~16:30
定休日/6月~10月の第1水曜日、12~2月は冬期休園
入園料/1000円
駐車場/無料

北川道路「和田トンネル区間」も開通! さらに高知の東を目指して立ち寄りたいスポット3選

北川道路 和田トンネル区間って?

北川道路は、北川村に整備される国道493号のバイパスです。落石などによる道の寸断、狭い道幅や連続するカーブの運転しづらさを解消するために整備が進められています。2025年2月には、延長13㎞のうち和田トンネルを含む延長2.7㎞が開通。これにより約8分の短縮につながりました。

道の駅 田野駅屋

四国一小さな町にある道の駅。名物は、田舎寿司の玉子巻きや地元鮮魚店で作るすり身など。周辺の情報を案内する情報発信コーナーもあるので、観光の拠点にもピッタリ。

道の駅 田野駅屋

土佐くろしお鉄道の田野駅に隣接した道の駅

道の駅 田野駅屋

田野屋塩二郎の天日塩を使った塩アイス350円

道の駅 田野駅屋
(みちのえきたのえきや)
住所/高知県田野町1431-1
電話/0887-32-1077
時間/7:30~17:30
定休日/無休
駐車場/無料

中岡慎太郎館

盟友・坂本龍馬とともに激動の幕末を生きた中岡慎太郎。その出身地・北川村にある資料館では、慎太郎の生涯を慎太郎の書状・遺品・パネルなどで紹介。幕末の志士たちの遺墨や書画も見学できます。

中岡慎太郎館

正義と志を貫いた慎太郎の生涯を紹介

中岡慎太郎館

資料館の近くに建つ中岡慎太郎生家(見学無料)も一緒に見学を

中岡慎太郎館
(なかおかしんたろうかん)
住所/高知県北川村柏木140
電話/0887-38-8600
時間/9:00~16:00
料金/入館料500円
定休日/火曜(祝日の場合は翌日休)
駐車場/無料

道の駅 東洋町

白浜海岸が目の前に広がる道の駅。直売所で購入した魚をその場で調理してもらえ、レストランで味わうことも。地元名産のポンカンの果汁をたっぷり使ったソフトクリームも人気。

道の駅 東洋町

沖合で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、野菜や果物が並ぶ

道の駅 東洋町

2024年10月に道の駅としてリニューアルオープンした

道の駅 東洋町
(みちのえきとうようちょう)
住所/高知県東洋町白浜88-1
電話/0887-23-9955
時間/9:00~17:00
定休日/無休
駐車場/無料

四国ドライブ旅がスムーズに!四国8の字ネットワーク

「四国8の字ネットワーク」とは、高知東部自動車道をはじめ四国縦貫自動車道、四国横断自動車道、阿南安芸自動車道によって構成される全長約800kmの高速道路ネットワーク。これらが四国4県を8の字に循環することで、周遊しやすい道路整備を目指しています。2025年2月にはネットワークを構成する北川道路、3月には南国安芸道路の開通が続き、高知県東部の渋滞緩和や通行止めリスクの低減を叶えています。さらに快適に進化し続ける四国で、ドライブ旅に出発してみませんか。

ドライブでめぐる!高知東部エリアの立ち寄りスポット

高知県立のいち動物公園

19.9haの敷地で、約100種類1200点の動物を飼育。柵や檻は最小限にとどめ、国内最大級の熱帯雨林館「ジャングルミュージアム」ではスコールや霧を発生させるなど、生息地に近い環境を再現した園内で動物たちを観察できます。

高知県立のいち動物公園

アミメキリンの「お食事タイム」が楽しめる(土・日曜、祝日のみ)

高知県立のいち動物公園
(こうちけんりつのいちどうぶつこうえん)
住所/高知県香南市野市町大谷738
電話/0887-56-3500
時間/9:30~17:00(入園16:00まで)
定休日/月曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始(12/29~1/1)
料金/大人470円、18歳未満/高校生以下 無料
駐車場/無料

絵金蔵・弁天座

「絵金蔵」では江戸時代の絵師・金蔵、通称絵金が残した極彩色の芝居絵屏風を展示。明治から昭和にかけて親しまれた芝居小屋「弁天座」は、貸館利用がない場合は見学ができます。

絵金蔵・弁天座

絵金が描いた23点の屏風絵を展示する「絵金蔵」

絵金蔵
(えきんぐら)
住所/高知県香南市赤岡町538
電話/0887-57-7117
時間/9:00~17:00(最終入館16:30)
定休日/月曜(祝日の場合は翌平日休)
料金/入館料520円
駐車場/無料
弁天座
(べんてんざ)
住所/高知県香南市赤岡町795
電話/0887-57-3060
時間/9:00~16:30
定休日/ 月曜(祝日の場合は翌日休、貸館中は見学不可)
料金/館内見学 大人550円、小中学生330円、未就学児無料
駐車場/無料

むろと廃校水族館

旧椎名小学校を改修した水族館。サメやウミガメが泳ぐ25mの屋外プール、魚の骨格標本が並ぶ理科室などユニークな展示方法で、100種類2000匹以上の海の生き物を見学できます。

むろと廃校水族館

ウミガメが悠々と泳ぐ屋外プール

むろと廃校水族館
(むろとはいこうすいぞくかん)
住所/高知県室戸市室戸岬町533-2
電話/0887-22-0815
時間/9:00~18:00(10~3月は~17:00)
定休日/無休
料金/入館料600円
駐車場/無料

西島園芸団地

約200種類もの草花を栽培・販売する観光農園。フルーツ券を購入すれば、スイカとメロンの試食が1年中楽しめます。併設するカフェで味わえる、果物をぜいたくに使ったスイーツも人気です。

西島園芸団地

天井一面にブーゲンビリアが咲く

西島園芸団地
(にしじまえんげいだんち)
住所/高知県南国市廿枝600
電話/088-863-3167
時間/9:00~17:00
定休日/無休
料金/入園無料、フルーツ券880円
駐車場/無料

龍河洞

約1億7500万年かけて造られた鍾乳洞で、総延長4kmのうち約1kmを公開。通常の観光コースのほか、約200mの起伏に富んだ冒険コース、水の中を進む西本洞/水の洞窟コースなども好評。

龍河洞

石筍が乱立する「奥の千本」

龍河洞
(りゅうがどう)
住所/高知香美市土佐山田町逆川1424
電話/0887-53-2144(龍河洞保存会)
時間/8:30~17:00(12~2月は~16:30)
定休日/無休
料金/入場料1200円(冒険コース、西本洞/水の洞窟コースは予約制で別途料金)
駐車場/無料

道の駅南国風良里

売店、アイスクリンの店、産直市、レストランからなる道の駅。南国市の特産品・生姜をモチーフに、やなせ先生が描いたキャラクターのパッケージが印象的な「しょうがちゃんのごめんしょうがパイ」は道の駅オリジナルみやげです。

道の駅南国風良里

オリジナルみやげの特設コーナーも新たに誕生

道の駅 南国風良里
(みちのえきなんこくふらり)
住所/高知県南国市左右山102-1
電話/088-880-8112(ショップ&レストラン)、088-880-8011(直売所)
時間/ショップは9:00~18:00、直売所は8:30~17:00、レストランは要問い合わせ
定休日/ショップは奇数月の火曜1回、レストランは毎週火曜、直売所は無休
駐車場/無料

道の駅キラメッセ室戸

豊富な鯨料理を味わえるレストランをはじめ、室戸と鯨の歴史を紹介する資料館や売店などで構成。おみやげには、室戸の海洋深層水で作られた塩アイテムがおすすめ。

道の駅キラメッセ室戸

鯨の生態を学べる資料館「鯨館」

道の駅キラメッセ室戸
(みちのえきキラメッセむろと)
住所/高知県室戸市吉良川町丙890-11
電話/0887-25-3500
時間/食遊10:30~19:30(鯨館は9:00~17:00、楽市は8:15~17:00)
定休日/ 月曜(祝日の場合は翌平日休)
料金/鯨館入館料500円
駐車場/無料

高知東部で味わいたい!名物グルメ3選

田舎寿司

「山のお寿司」と呼ばれる高知県の郷土料理。ゆず果汁100%の搾り汁「柚子酢」でシャリを味付けし、甘く煮たコンニャクやしいたけをはじめ、ミョウガやリュウキュウ(はすいもの茎)、たけのこなど、高知ならではの山の幸がネタになっています。直売所やスーパーマーケットで購入でき、飲食店で味わうこともできます。

田舎寿司

馬路村にある「うまじ温泉」の食堂で味わえる田舎寿司

室戸キンメ丼

室戸市内の3軒の食事処と3軒の宿で提供するご当地丼。室戸沖で獲れたキンメダイを使用し、ご飯のうえにその照り焼きと地魚の刺身をのせること、各店独自の「キンメダイの出汁」を付けること、具材は高知県産にこだわることが「室戸キンメ丼」のルール。口のなかでとろけるキンメダイは絶品で、最後はダシ茶漬けで味わうのがご当地流の食べ方。

室戸キンメ丼

室戸にある「料亭花月」の室戸キンメ丼

しらす丼

土佐弁で「ドロメ」と呼ばれるシラスは安芸市の特産品。釜揚げやちりめんじゃこに加工し、ご飯にのっけてどんぶりで味わうのがご当地スタイル。鮮度が命のため、朝獲れのシラスはすぐに加工。しっとり&ふわふわの食感で、旨みが引き立ちます。

しらす丼

安芸しらす食堂の釜揚げちりめん丼セット

いかがでしたか? 2025年2月には北川道路の和田トンネル区間、同年3月には南国安芸道路の新区間が開通したことで、ますます観光しやすくなりました。やなせ先生のふるさと・高知東部エリアをめぐる、ドライブ旅へと出かけてみましょう!

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