更新日: 2024年9月6日 [PR]
【島根・広島】壮大な自然と文化があふれる山陰~備北エリアへ爽快ドライブ旅♪
初秋のさわやかな空気のなかで訪れたい山陰~備北エリアは、歴史と文化に触れながら自然豊かなスポットをめぐるドライブ旅がおすすめです。
島根県松江市の松江城や城下町の雰囲気が残る塩見縄手をはじめ、大自然に包まれた大田市の国立公園三瓶山、浜田市の石見畳ヶ浦や島根県立しまね海洋館アクアス、広島県庄原市の国営備北丘陵公園など、見どころや遊び場スポットが盛りだくさん!
このエリアならではの新鮮な魚介や名物グルメもぜひ味わいましょう。
目次
- 山陰~備北ってどんなエリア?
- 【山陰~備北ドライブ旅】モデルプラン1日目のコース
- 【山陰~備北ドライブ旅:1日目】歴史ある天守と松江城山公園を訪ねる【松江城】
- 【山陰~備北ドライブ旅:1日目】風情ある塩見縄手をぶらり散歩【塩見縄手】
- 【山陰~備北ドライブ旅:1日目】国立公園 三瓶山を散策【三瓶山】
- 【山陰~備北ドライブ旅:1日目】三瓶山の星空を楽しむ宿にチェックイン【国民宿舎さんべ荘】
- 【山陰~備北ドライブ旅】モデルプラン2日目のコース
- 【山陰~備北ドライブ旅:2日目】空中散歩で秋の景色を楽しむ【三瓶観光リフト】
- 【山陰~備北ドライブ旅:2日目】石見地方に伝わる伝統芸能【石見神楽】
- 【山陰~備北ドライブ旅:2日目】国営備北丘陵公園を遊び尽くす【国営備北丘陵公園】
- 豊かな歴史と文化、自然に触れる山陰~備北エリアへでかけよう
山陰~備北ってどんなエリア?
島根県の日本海側~中国地方の中腹は、美しい自然美だけでなく歴史と文化がしっかりと残るエリア。
日本海に面し、自然豊かな島根県。県庁所在地の松江はかつての城下町で、街の中心部に国宝松江城や塩見縄手などの歴史的見どころが集まります。
島根県のほぼ中央に位置する三瓶山は大田市のシンボル的存在で、壮大な自然を体感できる島根を代表する山。麓には豊富な湯量を誇る三瓶温泉が湧いています。
風光明媚な海岸線が続く浜田市では石見畳ヶ浦が美しい姿を見せ、夕日の名所として知られています。
中国地方の中心部に位置する広島県庄原市では、ブランド牛をはじめ豊かな自然に育まれたおいしい食材が並び、ついつい食べ過ぎてしまうかも。
今回のコースでは暑さが残る早秋から立冬まで楽しめるドライブルートをご紹介します。冬期は積雪情報をチェックしてからでかけましょう。
【山陰~備北ドライブ旅】モデルプラン1日目のコース
松江城周辺では松江の歴史と文化に触れながら、城下町を散策。明治の文豪・小泉八雲の旧居や記念館にも足を運んでみましょう。
旅の宿は、美しい星空で有名な三瓶山の麓に建つ国民宿舎さんべ荘へ。ゆっくりと露天風呂に浸かりながら満天の星を眺めれば、心も体も癒やされます。
<モデルコース1日目>
●国宝松江城(松江市)
↓
↓徒歩5分
↓
●塩見縄手(松江市)(武家屋敷~塩見茶屋)
↓
↓車で1時間15分
↓
●国立公園 三瓶山(大田市)
↓
↓車ですぐ
↓
●国民宿舎さんべ荘(大田市)
【山陰~備北ドライブ旅:1日目】歴史ある天守と松江城山公園を訪ねる【松江城】
≪島根県松江市≫
国内に現存する12天守のひとつで、関ヶ原の戦の功績により出雲・隠岐の領守となった堀尾(ほりお)氏が慶長16(1611)年、築城。今日まで400年以上にわたり、雄々しい姿で松江城下町の中心にそびえ立っています。
別名「千鳥城」とも呼ばれ、4重5階に地下1階が付く造りで、最上階からは松江の街や宍道湖が一望できます。
■国宝松江城(こくほうまつえじょう)
住所:島根県松江市殿町1-5
電話:0852-21-4030(松江城山公園管理事務所)
アクセス:山陰自動車道松江西ICから6km
料金:天守入場料680円、小・中学生290円
時間:8:30〜18:00(10月~翌3月は~16:30)
休日:無休
駐車場:市営大手前駐車場利用(有料)
松江城周辺を船でのんびり観光する「堀川めぐり」
松江城の周りに広がる自然あふれる松江城山公園は、城の歴史を感じるさまざまなスポットが点在。遊覧船で城の周囲をのんびりと観光する「堀川めぐり」がおすすめです。
全長3.7kmを約50分かけてめぐり、ガイドの説明を聞きながら城下町の風景を満喫。1日乗り放題なので途中下船でき、街歩きの移動手段としても便利です。
■ぐるっと松江 堀川めぐり(ぐるっとまつえほりかわめぐり)
電話:0852-27-0417(堀川遊覧船管理事務所)
料金:1日乗船券1600円、中・高校生1300円、小学生800円
時間:9:00〜17:00(10月~翌2月は~16:00)
休日:無休(天候や水位により運休またはコース変更の場合あり)
【山陰~備北ドライブ旅:1日目】風情ある塩見縄手をぶらり散歩【塩見縄手】
《島根県松江市》
塩見縄手は松江城の北側、堀川沿いにある閑静なエリア。かつては上・中級武士の屋敷が建ち並び、500mほどの通りの中ほどに塩見小兵衛の屋敷があったことから、この辺りを「塩見縄手」と呼ぶようになりました。
武家屋敷や松並木が続き、しっとりとした城下町の雰囲気が漂います。明治の文豪・小泉八雲ゆかりの地、小泉八雲記念館や小泉八雲旧居もあります。
■塩見縄手(しおみなわて)
住所:島根県松江市北堀町
電話:0852-27-5843(松江観光協会)
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
上・中級武士の暮らしぶりを伝える【武家屋敷】
《島根県松江市》
江戸中期に建てられた上・中級武士の屋敷。保存修理工事により、古い時代の間取りが復元され、主屋の内部も間近に見学できるようになっています。
来客用の表側と私生活用の裏側の建物の造りや生活用品などから、公私を厳しく分けた当時の武士の暮らしぶりがうかがえます。
■武家屋敷(ぶけやしき)
住所:島根県松江市北堀町305
電話:0852-22-2243
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
料金:入館料310円、小・中学生150円
時間:8:30~18:30、10月~翌3月は8:30~17:00(受付は閉館30分前まで)
休日:無休
駐車場:なし
明治の文豪・小泉八雲の生涯を紹介【小泉八雲記念館】
《島根県松江市》
『怪談』の著者として知られる小泉八雲の生涯や事績、思考の特色をわかりやすいグラフィックと映像で紹介。直筆原稿や書簡のほか机、椅子、望遠鏡など、貴重な愛用品も見ることができるほか、八雲が再話した山陰にまつわる怪談を聴くことができるコーナーもあります。2階のライブラリーでは八雲の著書や関連書が多数そろっています。
■小泉八雲記念館(こいずみやくもきねんかん)
住所:島根県松江市奥谷町322
電話:0852-21-2147
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
料金:入館料410円、小・中学生200円
時間:8:30~18:30、10月~翌3月は~17:00(受付は閉館20分前まで)
休日:無休(メンテナンス休館あり)
駐車場:なし
美しき日本庭園を持つ文豪の住まい【小泉八雲旧居(ヘルン旧居)】
《島根県松江市》
明治24(1891)年の約5か月間、八雲がセツ夫人と新婚生活を送った武家屋敷。母屋の三方には日本庭園があり、八雲は中央の部屋から3つの庭を眺めるのが好きだったといわれ、著書には、この庭や屋敷が登場しています。
2025年秋にはセツ夫人が主人公のテレビドラマが始まるため、話題の観光スポットとなっています。
■小泉八雲旧居(ヘルン旧居)(こいずみやくもきゅうきょへるんきゅうきょ)
住所:島根県松江市北堀町315
電話:0852-23-0714
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
料金:入館料310円、小・中学生150円
時間:8:30~18:30、10月~翌3月は~17:00(受付は閉館20分前まで)
休日:無休(メンテナンス休館あり)
駐車場:なし
武家屋敷を改装したそば処【八雲庵】
《島根県松江市》
樹齢数百年の古松や錦鯉が泳ぐ池を眺めながら、ゆっくり食事ができる店。手打ちそばは色が黒く風味豊かで、コシがしっかりしているのが特徴です。
香りの強いそばを辛口のだしで食べる出雲地方独特の割子そばはもちろん、そばに新鮮な鴨肉とネギ、琥珀色でコクのあるだし汁が絶妙なバランスの鴨なんばんがおすすめです。そばによく合う地酒もそろっています。
■八雲庵(やくもあん)
住所:島根県松江市北堀町308
電話:0852-22-2400
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
時間:11:00~13:30(L.O.)
休日:木曜、1月1~4日
駐車場:無料(6台)
かつて門外不出の献上和菓子をおみやげに【一力堂】
《島根県松江市》
創業270年の和菓子の老舗。看板商品の「姫小袖(ひめこそで)」は江戸時代、殿様にのみ献上されていた高級和菓子で、和三盆糖と皮むき餡の上品な甘さが魅力です。
■一力堂(いちりきどう)
住所:島根県松江市末次本町53
電話:0852-28-5300
アクセス:山陰自動車道松江西ICから5km
時間:10:30~17:30
休日:日・木曜
駐車場:なし
塩見縄手散策の途中に立ち寄りたい【塩見茶屋】
《島根県松江市》
和菓子「若草」や「姫小袖」、島根の特産品のほか、茶の湯文化で知られる松江らしい急須や抹茶碗、湯飲みなどが並びます。堀川に面したガーデンコーナーでは松江名物ぼてぼて茶、しじみ汁、割子そばなどが味わえます。
■塩見茶屋(しおみちゃや)
住所:島根県松江市北堀町319
電話:0852-25-4031
アクセス:山陰自動車道松江西ICから7km
時間:9:30~16:30
休日:無休
駐車場:なし
【山陰~備北ドライブ旅:1日目】国立公園 三瓶山を散策【三瓶山】
《島根県大田市》
島根県のほぼ中央に位置する三瓶山。火山活動によって形成された三瓶山は、室の内と呼ばれる低地を囲むように、男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶など6つの峰が環状に連なっています。男三瓶山北麓から室の内にかけて天然記念物の三瓶山自然林が広がり、周辺ではキャンプや山登り、ウオーキング、サイクリング、観光リフトなどのアウトドアレジャーが楽しめます。
歴史と大自然を体感できる施設が点在し、麓には三瓶温泉が湧いています。
■国立公園 三瓶山(こくりつこうえんさんべさん)
住所:島根県大田市三瓶町
電話:0854-88-9950(大田市観光協会)
アクセス:松江自動車道吉田掛合ICから36㎞、または山陰自動車道大田中央・三瓶山ICから17㎞(いずれも三瓶山西の原)
駐車場:無料(300台)
【山陰~備北ドライブ旅:1日目】三瓶山の星空を楽しむ宿にチェックイン【国民宿舎さんべ荘】
中国地方最大級の湧出量を誇る三瓶温泉が、毎日入れ替わる男湯女湯合わせて16種類の露天風呂で楽しめる国民宿舎。高い標高、澄んだ空気、人工光の少なさから、晴れた夜空には満天の星が輝きます。
「星空温泉」と呼ばれる露天風呂には酒樽風呂、五右衛門風呂などユニークな浴槽があり、鉄分を多く含む泉質で空気に触れると湯が茶色く濁るのが特徴。21時20分頃になると野天部が足元照明になり、露天風呂に浸かりながらゆっくりと星空を眺めることができます。
天文学から歴史文化まで幅広い知識を持つ「星空案内人」の地元ガイドが、夜空の話をわかりやすく教えてくれる星空解説会(予約制)も好評。4~11月の月に2回、三瓶山山頂で開催。ぜひ参加してみましょう。
レストランでは「大田の大あなご」がのる穴子丼や、地元で収穫したそばの実を使い、毎日手打ちする三瓶そばが味わえます。
■国民宿舎 さんべ荘(こくみんしゅくしゃさんべそう)
住所:島根県大田市三瓶町志学2072-1
電話:0854-83-2011
アクセス:松江自動車道吉田掛合ICから34㎞、または山陰自動車道大田中央・三瓶山ICから20㎞
料金:1泊2食付1万3350円~、外来入浴650円、小人400円、3歳以上200円
時間:IN15:00/OUT10:00、外来入浴10:30~21:00(受付は~20:00)、レストラン11:30~14:30(14:00L.O.)
駐車場:無料(70台)
【山陰~備北ドライブ旅】モデルプラン2日目のコース
三瓶観光リフトに乗って三瓶山の壮大な自然を感じ、1600万年の時間をかけて波に浸食された岩盤と断崖が織り成す石見畳ヶ浦の絶景を満喫。島根県立しまね海洋館アクアスもはずせない観光スポットです。
そして、旅の最後は道の駅や魚市場、チーズ工房に立ち寄って、地元グルメを味わったり、おみやげ探しを楽しみましょう。
<モデルコース2日目>
●三瓶観光リフト(大田市)
↓
↓車で1時間15分
↓
●三宮神社(浜田市)(道の駅 ゆうひパーク浜田~はまだお魚市場)
↓
↓車で1時間20分
↓
●国営備北丘陵公園(庄原市)(道の駅 遊YOUさろん東城~乳ぃーずの物語。)
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