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【夏の瀬戸内旅:1日目】朱色の本堂が尾道の景観に映える【千光寺】

【夏の瀬戸内旅:1日目】朱色の本堂が尾道の景観に映える【千光寺】
本堂からの眺めは抜群

≪広島県尾道市≫

1200年以上前に創建したと伝わる真言宗の名刹で、千光寺山の中腹に建つ鮮やかな朱塗りの本堂は尾道のシンボル的存在。奇岩、奇勝など四季を通じて自然の神秘を探賞できるのも魅力で、断崖絶壁に建つ朱塗りの鐘楼は「日本の音風景百選」の一つに選ばれています。
また縁結びのパワースポットとしても有名で、ペアで授かるお守りの一つは自分で持ち、もう一つは離れた場所に置いておくと縁を結んでくれるそうです。

■千光寺(せんこうじ)
住所:広島県尾道市東土堂町15-1
電話:0848-23−2310
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km(千光寺山ロープウェイ山麓駅)、千光寺山ロープウェイ山頂駅から徒歩10分
料金:拝観志納
時間:9:00〜17:00
休日:無休
駐車場:千光寺公園駐車場1日600円(70台)
【夏の瀬戸内旅:1日目】朱色の本堂が尾道の景観に映える【千光寺】

”除夜の鐘”として広く人々に親しまれている鐘楼

【夏の瀬戸内旅:1日目】朱色の本堂が尾道の景観に映える【千光寺】

縁結び御守1000円

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道のナイスビューをひとり占め【尾道ゲストハウスみはらし亭】

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道のナイスビューをひとり占め【尾道ゲストハウスみはらし亭】
大きな窓があるカウンター席が特等席

≪広島県尾道市≫

大正10(1921)年に豪商が建てた趣ある別荘をゲストハウス兼カフェバーに再生。尾道の焙煎所の豆を使うコーヒーや県産レモンを使ったドリンクで休憩しましょう。

■尾道ゲストハウスみはらし亭
(おのみちげすとはうすみはらしてい)
住所:広島県尾道市東土堂町15-7
電話:0848-23−3864
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
時間:8:30〜9:30、15:00〜21:30(土・日曜、祝日は11:00〜21:30)
休日:不定休
駐車場:なし
【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道のナイスビューをひとり占め【尾道ゲストハウスみはらし亭】

特製シロップソーダ 真っ赤ないちごのシロップ550円など

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道本通り商店街でおみやげ探し

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道本通り商店街でおみやげ探し
レトロな雰囲気が漂う商店街

≪広島県尾道市≫

尾道駅近くの東西に約1㎞にわたって延びるアーケード街。昔ながらの商店と新しいショップが混在して建ち並んでいます。

丈夫で自然な風合いの尾道帆布【工房尾道帆布】

丈夫で自然な風合いの尾道帆布【工房尾道帆布】
ショルダートート1万6500円(右)、トートバッグ1万3200円(左)

尾道産の帆布を使ったバッグや小物が豊富にそろうショップ。工房を併設する店内では生地なども展示し、オーダーも可能です。お気に入りを探してみましょう。

■工房尾道帆布(こうぼうおのみちはんぷ)
住所:広島県尾道市土堂2-1-16
電話:0848-24-0807
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
時間:10:00〜17:45
休日:不定休
駐車場:なし
丈夫で自然な風合いの尾道帆布【工房尾道帆布】

白を基調としたおしゃれな店内

地元の「ええもん」が勢ぞろい【尾道ええもんや】

地元の「ええもん」が勢ぞろい【尾道ええもんや】
尾道モチーフの図柄が印象的な尾道手拭各770円

尾道ラーメンやしまなみの柑橘類、地元で獲れた海産物の加工品など約500種類が並ぶ尾道市内最大のみやげもの店。明治期の町家を再生した建物も趣があります。

■尾道ええもんや(おのみちええもんや)
住所:広島県尾道市十四日元町4−2
電話:0848-20-8081
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
時間:10:00〜18:00
休日:不定休
駐車場:なし
地元の「ええもん」が勢ぞろい【尾道ええもんや】

尾道名物の「いいたこ」をプレスした尾道ぐるめ焼648円(5枚入り)

潮風を感じながら尾道の海岸沿いを散策【ONOMICHI U2】

潮風を感じながら尾道の海岸沿いを散策【ONOMICHI  U2】
約2000㎡の巨大な海運倉庫をリノーべート

尾道駅の南側に位置する海岸沿いの道は、ラーメン店やカフェが点在し地元の人や観光客の憩いの場となっています。

この好立地に建つ「ONOMICHI U2」は約2000㎡の巨大な海運倉庫1棟をリノベートした複合施設。“まちの中のちいさなまち” をテーマに、サイクルフレンドリーなホテルをはじめ、瀬戸内の旬を味わえるレストラン、ベーカリーやカフェなど6店舗が集まっています。尾道水道や向島を眺めながら夕暮れ時の遊歩道を散策しましょう。

■ONOMICHI U2(おのみちゆーつー)
住所:広島県尾道市西御所町5-11
電話:0848-21-0550
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
時間:店舗により異なる
休日:ホームページを確認
駐車場:なし
潮風を感じながら尾道の海岸沿いを散策【ONOMICHI  U2】

The RESTAURANTで味わえる豪快魚介のペスカトーラフェットチーネ

潮風を感じながら尾道の海岸沿いを散策【ONOMICHI  U2】

海を眺めながらくつろげるスペースがある

昔ながらの手作りアイスモナカ【からさわ】

昔ながらの手作りアイスモナカ【からさわ】
アイスモナカ1個180円

地元で昔から親しまれている名店。自家製たまごアイスをはじめ、抹茶など季節限定アイスも登場。店内ではアイスモナカのほか、クリームぜんざいなども味わえます。

■からさわ
住所:広島県尾道市土堂1-15-19
電話:0848-23-6804
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
時間:10:00〜17:00(季節と曜日で異なる)
休日:火曜(祝日の場合は翌日休、10〜3月は第2水曜も休)
駐車場:小田原ビルパーキング、パーキング向栄を利用(1000円以上で1時間無料)
昔ながらの手作りアイスモナカ【からさわ】

海岸通りに建つレトロなカフェ

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道の風景に溶け込む邸宅宿に泊まる【せとうち 湊のやど】

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道の風景に溶け込む邸宅宿に泊まる【せとうち 湊のやど】
邸洋館の一棟貸しで利用できる「島居邸 洋館」の居間には、備後絣のクッションが用意されている

≪広島県尾道市≫

千光寺へと続く石段途中に建ち、擬洋風建築「島居邸洋館(しまずいていようかん)」と、江戸期に出雲国松江藩の役人が交易の拠点としていた「出雲屋敷」の2棟からなり、坂の町に暮らすように泊まる「せとうち 湊のやど」。宿泊者限定の食事や体験メニューのオプション食事も用意されています。どちらも1日1組限定で1棟貸切か半棟貸しで利用できます。

■せとうち 湊のやど(せとうちみなとのやど)
住所:広島県尾道市東土堂町11-12
電話:0848-24-6669 (LOGレセプションデスク)
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km
料金:1泊素泊まり半棟5万5000円〜
時間:IN15:00/OUT11:00
駐車場:無料(2台、事前予約制)
【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道の風景に溶け込む邸宅宿に泊まる【せとうち 湊のやど】

尾道の景観を楽しむバルコニーが設けられた島居邸洋館

【夏の瀬戸内旅:1日目】尾道の風景に溶け込む邸宅宿に泊まる【せとうち 湊のやど】

漆喰の白い土壁に囲まれた出雲屋敷

夏の瀬戸内旅:モデルプラン2日目

夏の瀬戸内旅:モデルプラン2日目

2日目は広島県竹原市へ。プチ船旅気分を楽しみながら瀬戸内海に浮かぶうさぎ島を訪ねます。そのあとは安芸の小京都と呼ばれる町並み保存地区の散策を楽しみましょう。

<モデルコース>

●大久野島

↓船で15分(忠海港)、車で20分

●たけはら町並み保存地区(旧松阪家住宅〜西方寺・普明閣〜歴史民俗資料館〜竹鶴酒造)

↓徒歩すぐ

●NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町

↓徒歩すぐ

●まちなみ竹工房

↓徒歩すぐ

●藤井酒造-酒蔵交流館

↓徒歩すぐ

●茶寮一会-ICHIE-

【夏の瀬戸内旅:2日目】世界が注目する”ラビットアイランド”でかわいいうさぎに癒やされる【大久野島】

【夏の瀬戸内旅:2日目】世界が注目する”ラビットアイランド”でかわいいうさぎに癒やされる【大久野島】
うさぎは弱い動物のためルールを守って、優しく見守ろう

≪広島県竹原市≫

竹原市忠海港から沖合3km、周囲4.3kmの小さな島に400羽以上のうさぎが生息する大久野島。近年は動画サイトなどで“ラビットアイランド”として紹介されるなど、世界中から注目を集めています。もふもふのうさぎに癒やされながら小さな島をまわりましょう。
また大久野島はかつて「毒ガス島」と呼ばれ機密保持のため、“地図から消された島”でした。毒ガス製造の惨状を伝える史跡が島内各所に残っています。

■大久野島(おおくのじま)
住所:広島県竹原市忠海町大久野島
アクセス:山陽自動車道本郷ICから車で14kmの忠海港から大久野島桟橋まで休暇村客船または大三島フェリーで約15分
【夏の瀬戸内旅:2日目】世界が注目する”ラビットアイランド”でかわいいうさぎに癒やされる【大久野島】

海岸沿いにあるいろいろなサイズのうさ耳オブジェ。頭を入れると風音や海の波音が聴こえるうさぎの集音器

【夏の瀬戸内旅:2日目】世界が注目する”ラビットアイランド”でかわいいうさぎに癒やされる【大久野島】

大久野島毒ガス資料館

レンタサイクルやレストランがある島の観光拠点【休暇村 大久野島】

レンタサイクルやレストランがある島の観光拠点【休暇村 大久野島】
大久野島の自然を満喫できる休暇村

館内に日帰り入浴もできる天然ラジウム温泉浴場やレストランを備える島内唯一の宿泊施設。サイクリングや釣りなどで、のんびり過ごすことができます。売店のオリジナルうさんちゅグッズは見逃せません。

■休暇村 大久野島
(きゅうかむらおおくのしま)
住所:広島県竹原市忠海町大久野島
電話:0846-26-0321
アクセス:忠海港から船で15分(大久野島桟橋)
料金:レンタサイクル(電動自転車)日帰り2時間900円、日帰り入浴550円
時間:日帰り入浴は11:30〜16:30(土・日曜、祝日は〜14:30)、喫茶は10:00〜18:00
駐車場:忠海港の駐車場を利用

【夏の瀬戸内旅:2日目】町並み保存地区でレトロさんぽを楽しむ【たけはら町並み保存地区】

【夏の瀬戸内旅:2日目】町並み保存地区でレトロさんぽを楽しむ【たけはら町並み保存地区】
塩田で栄えた往時をしのぶ商家が軒を連ねる

≪広島県竹原市≫

平安時代に京都の下鴨神社の荘園として発展、安芸の小京都とも呼ばれる竹原。約500mの通りに棒瓦と格子の建物が続き、風情あるレトロな町歩きが楽しめます。一帯は重要伝統的建物群保存地区に指定されています。

■たけはら町並み保存地区
住所:広島県竹原市本町
アクセス:山陽自動車道河内ICから13km
【夏の瀬戸内旅:2日目】町並み保存地区でレトロさんぽを楽しむ【たけはら町並み保存地区】

修景広場(まちなみ竹工房裏)に飾られたハートの風車

竹原を代表する華やかな豪商屋敷【旧松阪家住宅】

町並み保存地区に建つ旧松阪家住宅。唐破風の屋根や菱格子の出窓などの豪華な造りが特徴です。

■旧松阪家住宅(きゅうまつさかけじゅうたく)
住所:広島県竹原市本町3-9-22
電話:0846-22-5474
アクセス:山陽自動車道河内ICから13km
料金:入館料300円、18歳以下無料
時間:10:00〜16:00(最終入館15:30)
休日:水曜
駐車場:なし
竹原を代表する華やかな豪商屋敷【旧松阪家住宅】

座敷から眺める庭の美しさも見どころ

竹原の町並みを一望する【西方寺・普明閣】

竹原の町並みを一望する【西方寺・普明閣】
京都の清水寺を模して建立された

西方寺は、慶長7(1602)年の火事で焼失、翌年妙法寺のあったこの地に移り、本堂は元禄15(1702)年に再建されました。境内南側の一段高いところに建つ普明閣は明和2(1765)年建設の宝形造り二重屋根を持つ舞台造り風の建物で、竹原の町並みを望む絶好の場所です。

■西方寺・普明閣(さいほうじふめいかく)
住所:広島県竹原市本町3-10-44
電話:0846-22-7745(竹原市産業振興課)
料金:境内自由
駐車場:なし

塩の町の歴史を紹介【竹原市歴史民俗資料館】

塩の町の歴史を紹介【竹原市歴史民俗資料館】
かつて竹原書院図書館だったレトロな建物

昭和初期に建てられた洋風建築の建物を利用した資料館。館内には町に繁栄をもたらせた製塩業や酒造業の歴史、学問に関する興味深い資料を展示しています。

■竹原市歴史民俗資料館
(たけはらしれきしみんぞくしりょうかん)
住所:広島県竹原市本町3-11-16
電話:0846-22-5186
アクセス:山陽自動車道河内ICから13km
料金:入館料大人200円、18歳以下無料
時間:9:00〜16:00(最終入館15:30)
休日:火曜(祝日の場合は開館)
駐車場:なし

伝統的な製法で食を豊かにする日本酒を造る【竹鶴酒造】

伝統的な製法で食を豊かにする日本酒を造る【竹鶴酒造】
小笹屋竹鶴 大和雄町 純米原酒(720㎖)1925 円(左)、清酒竹鶴 合鴨農法米(720㎖)1925 円(右)

古くから酒造りを営み「小笹屋」の屋号で知られる竹鶴酒造。“風土と歴史が醸す食中酒”という背景の下、“食をおいしくする”をモットーに酒造りを続けています。日本酒竹鶴の製造元で、ニッカウヰスキーの創始者・竹鶴政孝氏の生家です。

■竹鶴酒造(たけつるしゅぞう)
住所:広島県竹原市本町3-10-29
電話:0846-22-2021
アクセス:山陽自動車道河内ICから13km
時間:8:00〜17:00
休日:土・日曜、祝日
駐車場:なし
伝統的な製法で食を豊かにする日本酒を造る【竹鶴酒造】

400年の歴史を感じるたたずまい

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