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魅力いっぱいの瀬戸内旅へ〜歴史と文化に触れ、瀬戸内の島でうさぎに癒やされる

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年8月9日 [PR]

魅力いっぱいの瀬戸内旅へ〜歴史と文化に触れ、瀬戸内の島でうさぎに癒やされる

瀬戸内エリアでぜひ訪ねたい岡山市・尾道市、竹原市。岡山市の岡山城や岡山後楽園をはじめ、尾道市の千光寺公園周辺、竹原市の大久野島や町並み保存地区など見どころは豊富です。眺望自慢のカフェや、おみやげ探しにぴったりのショップに立ち寄りながら1泊2日の旅を楽しみましょう。

目次

瀬戸内ってどんなエリア?

本州西部、瀬戸内海沿岸に位置する岡山県岡山市、広島県尾道市・竹原市
温暖少雨の気候に恵まれ、歴史ある建造物や情緒豊かな町並みなど見どころ豊富なエリアです。

岡山・広島空港を利用した空路や岡山駅、新尾道駅、三原駅などを起点としたJR、山陽自動車道を利用した車での移動などアクセス便利な立地も魅力のひとつ。

庭園、城、町並み、ラビットアイランドなどをめぐりながら、おしゃれなカフェやグルメも満喫しよう。

【夏の瀬戸内旅】モデルプラン1日目のコース

1日目の旅のおめあては、岡山市随一の観光スポット、岡山城と岡山後楽園。歴史と文化を堪能したあとは、山陽道をドライブしながら尾道市へ。千光寺公園や尾道本通り商店街、海岸通り周辺をめぐります。

<モデルコース1日目>
●岡山城(岡山市)

↓徒歩すぐ

●岡山後楽園

↓徒歩5分

●岡山城・岡山後楽園周辺(出石町の町並み〜夢二郷土美術館(本館)

↓車で1時間15分

●千光寺頂上展望台PEAK・千光寺公園(尾道市)

↓徒歩5分

●尾道ゲストハウスみはらし亭

↓徒歩すぐ

●尾道本通り商店街(工房尾道帆布〜尾道ええもんや)

↓徒歩5分

●尾道海岸通り周辺(ONOMICHI U2〜からさわ)

↓徒歩すぐ
●せとうち 湊のやど

【夏の瀬戸内旅:1日目】涼しい城内で岡山城を満喫しよう【岡山城】

【夏の瀬戸内旅:1日目】涼しい城内で岡山城を満喫しよう【岡山城】
真っ黒な外観から烏城(うじょう)とも呼ばれる岡山城

≪岡山県岡山市≫

旭川の対岸にそびえる岡山城。宇喜多秀家が慶長2(1597)年頃に築城、三層六階の天守の外壁に黒塗りの下見板を張っているため「烏城(うじょう)」と呼ばれています。令和4年に令和の大改修を終え、さらなる魅力を発信する岡山城をご紹介します。気温や天候に左右されない城内は夏のおでかけスポットとして最適です。

■岡山城(おかやまじょう)
住所:岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
電話:086-225-2096
アクセス:山陽自動車道岡山ICから8km
料金:入場料15歳以上400円、小・中学生100円
時間:9:00〜17:00
休日:12月28〜31日
駐車場:烏城公園駐車場利用(150円引)

岡山城天守の内部に挿入!

岡山城天守の内部に挿入!
関ヶ原の戦いでの宇喜多、小早川、池田家について展示や映像で説明

約1年半にわたる令和の大改修を終えた令和4年11月以降、多くの人々が訪れ話題になっている岡山城。誰にでもわかりやすい展示に加え、大名駕籠に乗ったり、火縄銃や日本刀を実際に触り持ち上げたり、着物の着付けをしたりといろいろな楽しみ方ができます。
1階のカフェでは岡山城限定パフェが好評です。

岡山城天守の内部に挿入!

1階の体験型の展示で日本刀に触れる

岡山城天守の内部に挿入!

岡山の歴史を知る宇喜多秀家親子の物語と城下町の始まり

岡山城天守の内部に挿入!

「UJO cafe」では宇喜多家の家紋を掲げた宇喜多パフェ1100円を

【夏の瀬戸内旅:1日目】日本三名園のひとつ、岡山後楽園でお庭めぐり【岡山後楽園】

【夏の瀬戸内旅:1日目】日本三名園のひとつ、岡山後楽園でお庭めぐり【岡山後楽園】
岡山城の後方に造られた大名庭園

≪岡山県岡山市≫

岡山後楽園は岡山藩2代目藩主池田綱政(いけだつなまさ)が藩主のやすらぎの場として造らせた庭園。水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに日本三名園のひとつと称されています。芝生や池、築山などが園路や水路で結ばれ、歩きながら景観を鑑賞するように工夫された回遊式の庭園です。

園内をぐるっと散策してみよう

園内をぐるっと散策してみよう
園内一の景観が見渡せる藩主の居間「延養亭」

総面積約14万4000㎡の園内をくまなく見学するならボランティアガイドとめぐるのがおすすめです。後楽園の魅力に精通したガイドが来園者の好みに合わせて、歴史ストーリーや季節の花、撮影スポットなどを案内してくれます。

まずは江戸時代、藩主の居間として使われた岡山後楽園の中心的建物、延養亭を外観から眺めます。戦災で焼失しましたが、昭和35(1960)年に復元されました。通常は非公開ですが5月下旬と10月下旬に特別公開されます。6月下旬から7月下旬に大輪の蓮の花が池一面を覆う「花葉の池」や園内で最も高い「唯心山」、8羽のタンチョウを飼育する鶴舎、四季折々の花木など見どころ豊富です。

園内をぐるっと散策してみよう

夏の時期はとくに涼やかな印象の沢の池

園内をぐるっと散策してみよう

総面積の約6分の1を占める芝生や、園内にめぐらせた全長640mの水路、木・石・土などで造られた橋など随所に匠の技が光る

園内をぐるっと散策してみよう

園内売店限定販売の「お庭育ちシリーズ」。甘さ控えめでキレのある味わいの梅酒(300㎖)720円

優美な光に包まれる幻想庭園をチェック

優美な光に包まれる幻想庭園をチェック
園内に優しい光が灯る。岡山城でも夜間特別開館 烏城桃源郷を開催

岡山後楽園では毎年、春、夏、秋に特別に夜間開園し、園内を一斉にライトアップ。優美な光に包まれ、まるで夏の幻のような異空間が広がります。多彩なイベントも開催していますので、開催期間に合わせてでかけるのもおすすめです。

夏の幻想庭園 〜令和6年8月31日
秋の幻想庭園 令和6年11月15日〜11月24日

■岡山後楽園
(おかやまこうらくえん)
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
電話:086-272-1148
アクセス:山陽自動車道岡山ICから6km
料金:入園料大人500円、高校生以下無料
時間:7:30〜18:00(最終入園17:45)、10月1日〜3月19日は8:00〜17:00(最終入園16:45)
休日:無休
駐車場:40分100円(570台)

【夏の瀬戸内旅:1日目】岡山城を眺めながらいただくランチ&パフェ【Café & Restaurant & Boating 碧水園】

【夏の瀬戸内旅:1日目】岡山城を眺めながらいただくランチ&パフェ【Café & Restaurant & Boating 碧水園】
岡山城を望む最高のローケーション

≪岡山県岡山市≫

その昔、岡山後楽園と岡山城の間を往来した渡瀬船の船着き場に建つカフェレストランで、川越しにそびえる岡山城を眺めながらランチタイム。
食後は目の前を流れる旭川を桃ボートで漕ぎ出すのはいかが?岡山らしい桃のフォルムのボートをはじめ、スワンボートや手漕ぎボートがスタンバイしています。

■Café & Restaurant & Boating 碧水園
(かふぇあんどれすとらんあんどぼーてぃんぐへきすいえん)
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-6
電話:086-272-1605
アクセス:山陽自動車道岡山ICから6km
時間:レストラン11:00〜17:00、カフェ・ボート9:00〜17:00
休日:不定休
駐車場:岡山後楽園駐車場を利用40分100円
【夏の瀬戸内旅:1日目】岡山城を眺めながらいただくランチ&パフェ【Café & Restaurant & Boating 碧水園】

岡山城をイメージした碧水園エビフライカレーセット(サラダ付き)1400円

【夏の瀬戸内旅:1日目】岡山城を眺めながらいただくランチ&パフェ【Café & Restaurant & Boating 碧水園】

揚げたてきびだんご、バニラアイス、黒ごまジェラート、餡などが入った烏城パフェ900円

【夏の瀬戸内旅:1日目】岡山城を眺めながらいただくランチ&パフェ【Café & Restaurant & Boating 碧水園】

桃ボート(3名まで)20分1600円

【夏の瀬戸内旅:1日目】鶴見橋を渡って岡山城、岡山後楽園周辺を散策しよう

【夏の瀬戸内旅:1日目】鶴見橋を渡って岡山城、岡山後楽園周辺を散策しよう
岡山後楽園と出石町を結ぶ鶴見橋

≪岡山県岡山市≫

岡山後楽園から徒歩5分で行ける出石町(いずしちょう)へ。明治から大正時代の建物やレトロな看板、寺院、トマソン階段などを探して路地めぐりをしてみましょう。

■出石町の町並み
住所:岡山県岡山市北区出石町
アクセス:山陽自動車道岡山ICから6km
駐車場:なし
【夏の瀬戸内旅:1日目】鶴見橋を渡って岡山城、岡山後楽園周辺を散策しよう

戦争で焼失を免れた建物を利用したカフェやギャラリーなどが点在する

岡山が誇る詩人画家、夢二の世界に浸る【夢二郷土美術館(本館)】

岡山が誇る詩人画家、夢二の世界に浸る【夢二郷土美術館(本館)】
岡山後楽園の外苑に建つ

≪岡山県岡山市≫

岡山出身の竹久夢二の代表作『立田姫』など、肉筆作品をはじめとした随一のコレクションを収集展示。企画展では画家、詩人、デザイナーとして活躍したマルチアーティストとしての幅広い夢二作品が楽しめます。館内のカフェやミュージアムショップにも立ち寄ってみましょう。

■夢二郷土美術館(本館)(ゆめじきょうどびじゅつかんほんかん)
住所:岡山県岡山市中区浜2-1-32
電話:086-271-1000
アクセス:山陽自動車道岡山ICから7km
料金:入館料大人800円、中・高校・大学生400円・小学生300円(特別展を除く)
時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
休日:月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は翌日休)、12月28日〜1月1日)
駐車場:無料(10台)
岡山が誇る詩人画家、夢二の世界に浸る【夢二郷土美術館(本館)】

『立田姫』1931年  紙本着色

【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】

【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】
千光寺頂上展望台PEAKから市街地や尾道水道を望む

≪広島県尾道市≫

まずはロープウェイで山頂をめざし、令和4年にリニューアルした千光寺頂上展望台PEAKへ。全長約63mの渡り廊下状の展望デッキからは尾道水道や町並みを大パノラマで楽しむことができます。
そのあとは趣ある石畳の坂道や迷路のように入り組んだ路地、点在する古刹を気ままに散策しましょう。あちらこちらをのんびり歩く猫との出会いも楽しみです。

■千光寺頂上展望台PEAK
(せんこうじちょうじょうてんぼうだいぴーく)
住所:広島県尾道市東土堂町20-1
電話:0848-38-9184(尾道市産業部観光課)
アクセス:山陽自動車道尾道ICから9km(千光寺山ロープウェイ山麓駅)、千光寺山ロープウェイ山頂駅からすぐ
時間:見学自由
駐車場:千光寺公園駐車場 1日600円(70台)
【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】

斬新なデザインの展望台

【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】

標高144.2mの千光寺山頂と山麓(長江口)を結ぶ千光寺山ロープウェイ

【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】

千光寺山ロープウェイ山頂駅から中腹まで続く遊歩道、文学のこみち。尾道ゆかりの文学碑が点々と続く

【夏の瀬戸内旅:1日目】千光寺公園を散策、千光寺頂上展望台PEAKで尾道市街を一望【千光寺頂上展望台PEAK】

猫の町としても有名

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